夏季活動『学び―ば7 in 大谷』 6日目(8/19)
2013/08/28
お盆が明けての初日。
ここからの一週間は2班が二校に分かれて活動します。
宿泊させていただいている鹿折小学校から大谷班の活動場所となる大谷小学校へは車で40分。
上の写真はその道すがらにある今は廃線となったJR大船渡線の鹿折唐桑駅前に打ち上げれた大型漁船・第18共徳丸。
港より内陸へ約750メートル瓦礫津波に乗って流されました。
所有者が気仙沼市へ無償で貸し出していたそうですが解体が決まったそうです。
この解体については反対意見も賛成意見も地元の方から聞くことができました。
船の下敷きになっている土地は住宅地であり、生活が営われていた家が建っていたところ。
震災遺構とするか、今を生きる人々の感情を大事とするのか難しい問題だと思います。
2班初日も避難誘導され殉職された駐在さんに黙祷をささげてからはじまります。
今も綺麗な花が手向けられていました。
春に大谷小での活動に参加していた横浜創英大学のメンバーは受付準備もお手の物。
子どもたちは慣れているので、子どもたちに習うこともあります。
ちなみに一班に引き続き大谷小学校ではSVA(シャンティ国際ボランティア会)の方にご協力いただいております
初日のイベントは駄菓子を袋につめて魚の絵を描いてもらうものでした。
この駄菓子が詰まった魚は21日のお祭りで活躍してもらうこととなります
さてここからは活動中の夕食の様子をお伝えします。
上の写真は気仙沼でお世話になっています小野寺一子さんとさかなの駅(URL: http://sakananoeki.com/ )という集合店舗に来ている写真になります。
小野寺一子さんには一班でも気仙沼ホルモンをご馳走になってしまっておりますが、2班では今が旬の鰹をご馳走くださるということでお店にご一緒しました。
流しそーめん企画においても大変にお世話になっております(鹿折班のブログをご参照ください)
今の気仙沼のホヤはすべて天然もの。
というのも震災で養殖ものはすべて流されてしまい、昨年の夏に種付けし(メンバーが漁師さんのお手伝いで種付けをしています。昨年度のブログをご参照ください)、出荷できるまで育つのに3年かかるのだそうです。つまり養殖ホヤがでてくるのは2年後になります。
大谷班・鹿折班のメンバー全員で美味しく頂きました
一子さんご馳走様です<(_ _)>
この活動は地元の様々な方のご支援をいただいております。
感謝の念に堪えません
明日も子どもたちの笑顔のためにがんばります