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・西原中学校に再訪

 昨日の段階で、高齢者や足の不自由な方のため、なんらかの支援が必要と判断し、福祉課とボランティアセンターに報告させていただきました。民生委員さんも避難所には来られたことがあるそうですが連絡はとれていないとのことでした。行政もボランティアセンターの方々、民生委員さんも限界以上に働かれておられるのは想像に難くありません。

「そのまま宿泊することもざら」被災地職員減らぬ負担 1人当たりの避難者20.6人、「東日本」超 西日本新聞 5月14日(土)

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はじめに避難所リーダー、トイレ介助が必要な年配男性と面談し、問題を把握に努めました。以下はじめに問題についてお伺いした内容を列挙します。

- 単純にトイレの数を増やしたい。

- マンホールトイレが外にあるが、夜や雨天時は行くのが大変(不審者情報もあり不安)。

- 和式を洋式にできるものはあっても、狭い個室内でスペース・向きが使えない、使いづらい。

- 介助人員の派遣や設備の工夫が欲しい

との事でした。

 

また、足の不自由な方に実際お話をお伺いしたところ最初は固い表情だったのですが、1時間半、話していく内に終始笑顔になっていき、傾聴ボランティアの大切さを実感いたしました。

移転先が決まっていないということと、右足が不自由なので右に手すり、もしくは介助者が必要と言う事をお話しいただき、その後は若い時のお話や息子さんのお話をして頂いた後奥様さんともお話をし、本人を目の前に明言を避けていたものの、やはり毎日の介助でお疲れの様子。

 

その後は区役所に連絡させて頂き、対応するのは現時点では厳しいと言うことでしたので、現地で活動なさってる医療・福祉系NGOのインターナショナル・メディカル・コープス(IMC)という団体が熊本にバリアフリー関連で入っているので、連絡先を調べたうえで支援を要請させて頂き、5/7日5名で実際に避難所を訪問していただく運びとなりました。

つなぐことだけはできたかもしれません。

 

・コンビニなど、周辺での聞き取り

帰路の際、コンビニに来ていた現地の方にお伺いした内容を列挙します。

・あと1ヶ月もすると梅雨、その後台風が来る。

そうなると熊本付近を流れる白川、緑川が氾濫する可能性もあるのではないか

 地震の影響で亀裂の入っているところもあり、梅雨に入る前に治水をしっかりやらないと、水害につながるのではと危惧していらっしゃいました。

 また、他の方でもし地震が1ヶ月早かったら気温が低い、1ヶ月遅かったら梅雨とぶつかるから「不幸中の幸い」と言っている方もいらっしゃいました。

 

最後に

避難者はいまだ一万人超、余震が続く被災地を先遣隊は調査してきました。

ひとりひとりは微力でも団体だからこそできる支援を追求していきます。

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蓮華院誕生寺 奥の院訪問

朝のミーティング後、蓮華院誕生時の副住職の川原光祐さんとお話しさせていただきました。

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川原さんご自身も支援に携わり陣頭指揮をとっておられるお一人ですが、阪神・淡路大震災の頃より活動されておられるそうです。夏季活動の見込みを説明し、それならば一度誕生寺の宿泊施設を見学してはどうかと申し出でてくださいました。

本院から来るまで移動し奥の院へと移動。夏季になるとこちらで泊るボランティアの数はどうなるかわからないものの、子どもむけのイベントらも毎年実施されているところなので早めのご連絡が必要です。

お部屋のほうは・・・

・6畳・8畳・13畳・14畳・20畳の部屋が1部屋ずつ、12畳の部屋が2部屋の計7部屋で、30~40人程度なら宿泊可能。

・風呂場が2つあり、1つの風呂で5、6人は一度に入れます。

・コンロ付き、冷蔵庫付き。

と被災地ボランティアとしては実に恵まれた環境だと言えます。多くの支援団体も入っておられますし情報交換もできる拠点になるかもしれません。

  

熊本市立西原中学校訪問

鶴見大学歯学部第15期生で現地で活躍なさっている斉木先生ご夫妻にと合流し、熊本市立西原中学校で口腔内の悩み相談を行ないました。

また斉木先生にも本団体の活動のご相談をさせていただきました。

ただ斉木先生の歯科医院のある南区は被害が少なく、学校もすでに再開してるところも多いのでニーズがない可能性もあるかもしれないとのことでしたが、先生にも私たちのお話を真摯にお聞き届けいただきました。先生ありがとうございます。

この西原中はご自身も被災者のお二人で避難所を運営しており、日中は80~100人くらいなのだが、夜になると300~400人近くになるそうです。

運営される方はご自宅の片付けもまるっきりできていないそうです。様々な問題を抱えながらそれでも避難所の皆さんのことばかり心配されておいででした。私たちにできることを考えずにはいられません。

今の悩みはトイレが足りないこと、屋内は和式しかないので洋式のトイレが欲しいとのことでした。

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また、足が不自由な方もいらっしゃるので行政やボランティアセンターにご連絡のうえ、避難所の福祉支援をする団体に支援要請すると事としました。SVAさんにもご相談してみるつもりです。

その後、嘉島町の小学校と避難所はまわるものの小学校はお休みのため先生方とはお話することは叶いませんでした。

明日は最終日ですがこの西原中のトイレ問題にできるだけ努力して帰路に着きます。

私たちに何もできずともきちんと”つなげる”ことはできるはずです。

報告者:今泉 直也、石川 達哉

それでは引き続き活動報告をさせていただきます。

堀川歯科医院訪問

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 丸尾、今泉と合流し鶴見大学第4期OBの堀川先生にお会いさせていただいただきました。堀川先生が校医をされる市内の小学校やお知り合いのおられる小学校で学習支援ニーズが存在するかもしれません。その際はご協力をお願いしてまいりました。

 益城町広安小学校訪問

こちらでも教頭先生と面談させていただき来訪趣旨をご説明させていただきました。

広安西小学校同様に夏までの見通しがいまだまるっきり立っておられない大変な状況です。

校内で聞き取りをしたところ、益城全域の小学校は5/9再開するが、

しかし被災者がまだ校内におり午前10:00~12:00の二時間の授業になるそうです。

教室に泊られている避難者の方々は体育館に移す予定で、教室に寝ているご高齢の方々や子どもたちを見て熊本市内の状況のギャップに衝撃を受け、このブログをお読みになっている方にも写真でお伝えできればと思ったのですが、避難者の方々の気持ちを考慮させて頂き写真は撮りませんでした。

また指定避難所のためか、全体的に支援の手が入っているようではありました。医療系NGOのAMDAや子ども支援をするNGOのSave The Children Japanらが支援に入っており外部ボランティア慣れしている印象の避難所です。

校内で子どもの数は少なく、基本的に居ても子どもたちもボランティア活動を行っており、学習を行う状況はやはり5/9以降のことのようでした。今後少しづつ復旧していく中で子どもの学習の遅れや居場所や心のケアは必ずでてくるだろうとの感想を抱きました。

また校庭の車の台数は100台程で夜にまた増えるそうです。

ここでも車中泊の被災者の方々の心情を思うとなんと言えばよいのかわからなくなりました。

エコノミークラス症候群の話は避難所支援に入っておられる方からよく聞くことです。

益城町立益城中央小学校、津森小学校訪問

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この写真は益城中央小学校近くの橋で、通行止めになっております。

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こちらも益城町内の道路なのですがやはり熊本市内に比べると地割れなども目立ち、震災の爪痕が多く残っていました。

津森小学校も避難所指定ですが、安全面を考慮したのか、閉鎖しており関係者との接触は出来ませんでした。

 益城総合体育館訪問

第一次先遣隊では建っていなったテント村を確認しました。

駐車場は8割方埋まっているおり、時間的制約と駐車スペースを見つけることが困難でありまたご迷惑にもなりかねないことより避難所となっている益城総合体育館には寄りませんでした。体育館内の様子を見ねば分からない状況ではありますが、屋外の車両の数は前回より増えている印象です。後日報道より4月より増え、およそ1500名の被災者が避難されていると知りました。

 益城町立飯野小学校

こちらでは校長先生とお話をすることができました。

学びーばの活動、考え方、東日本の時の状況などお伝えさせていただきました。

飯野小学校は学童に力をいれておられ対象学童は1~6年対象だが被災後希望者が増えることが予想され普段は1クラスで行っているのですが2、3クラス使う必要があるのではとお考えとの事でした。

ボランティアによるその補助を検討する価値ありと思っていただけたかもしれません。

もし活動させていただくことになり、お話が進むようであれば学童保育を担当されている先生ともお話させていただきたいとお話させていただきました。

飯野小学校の全校生徒は111名で、避難所も設置されており、高齢者の方々も多い地区になります。気仙沼でのまなびーばの活動場所の大谷小学校とも似た印象です。

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夏休みが減少する意向で、2週~3週になりそうとのことですし、ボランティアによる支援が入ることが可能かもしれません。子どもたち、先生方、保護者、また被災者の皆様の力になれたら本団体としても本望なのですが。

県外からの突然の来訪にで気さくで笑顔で応じてくださった柴田校長先生。

ほんとうにありがとうございます。

またご連絡をとらせていただき、支援のかたちを一緒に模索させていただければと思っております。

現地学生との交流

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夕方からボランティアセンターの学生をとりまとめている三大学(熊本県立大学・崇城大学・熊本大学)の学生とお食事をしながら現地のお話をお伺い致しました。

三人ともしっかりしており、20歳になったばかりとは思えないほどでした。

今ボランティアセンターは9割がた学生が運営しており、ほとんど行政は機能していないとの事で、大学が5/9に始まってしまうのでその後の運営に非常に危機感を覚えていました。

この三人はさぞかしボランティア経験豊富なのかとおもったらボランティア活動は今回が初めてだそうで、毎日何とかしなければ、何かより良い方法はないかと試行錯誤しながら活動を行ってるとの事で、素直に尊敬し、自分たちも頑張ろうと言う励みをたくさんいただきました。

また、まなびーばについても話し、大変興味を持って頂きました。各大学の事務にも話を通して頂き、出来る限りの協力はして下さるそうです。

ただもし学生の募集をかける際には実際に活動してきた声を伝えて頂きたいとの事なので実際に後日熊本に行き報告会・説明会を行う必要があるかと思います。

東日本大震災でもそうでしたが支援に立ち上がるのは行政や企業、社会福祉協議会NGOやNPOら支援団体だけではありません。学生が熱意と行動力で動き、何かをはじめることがどの時代、どの被災地でも起こっています。そうした個人々の力をひとつの有効な支援のかたちに束ねることがやはり必要だと思います。

報告者:今泉 直也、石川 達哉

第二次先遣隊二日目。

蓮華院誕生寺でお泊めいただいております。

発災以来ずっと朝六時のお勤めのかわりに避難所への炊き出し支援の準備が誕生寺の朝です。

7時より誕生寺を拠点とする団体で朝のミーティング。先遣隊として熊本入りではありますが、鶴見大学学生ボランティアとして会議に参加しております。

8時よりまた炊き出し準備、車へ荷積めを行って避難所の場所にもよりますが9時、10時には出発というのが朝の流れになっています。

今日の炊き出しは第一次派遣でも訪れた熊本市東区にある長嶺中学校です。

1)長嶺中学校避難所

避難所の中には避難されている被災者が様々な事情から減っていない、自宅に帰ることが難しい方の多くおられるところもあります。この長嶺中学校は行政が指定した避難所ではなく、指定外の避難所ですが今後どうなっていくかは指定避難所、指定外避難所の拠点避難所への統廃合とも関わってきます。こちらの避難所では避難者は減ってきてはいるようです。炊き出し支援も、配食支援へと切り替えられつつあります。フェーズ毎に必要とされる支援はどんどん変わっていきます。それに対応するだけの柔軟な支援が必要とされます。

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学習支援は中長期における支援活動になりますが、急性期から慢性期への切り替え時期となるこの時期を現地で知っておくことには大きな意味があります。長嶺中学校や小学校の子どもたちともまた話すことができました。子どもたちは誰に言われたわけでもないそうなのですが、率先して先生方のお手伝いや避難所のお手伝いをしているそうです。

長嶺中学校ではSVAの市川常務理事ともお話させていただきました。関事務局長もなのですが阪神・淡路大震災より一貫して被災地支援に携わってきた方々です。今回も地元のNPOや支援団体へのサポートでこられており、我々のような県外からの団体もお世話になっています。

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長嶺中学校での炊き出し支援活動は途中で抜け出し、午後は熊本保健科学大学へと向かいました。

2)熊本保健科学大学
この大学はGWに県外学生ボランティアの無料宿泊所として、大学施設を開放しています。こちらでは事前にご連絡し施設を見せていただくことをお願いしておりました。

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総務部の今村様と面談させていただき、本学学生ボランティアの気仙沼での活動と先遣隊の目的を説明、資料をお渡ししました。同大学の学生は福祉系のため、高齢者や障害者の介助補助ボランティアの要請を受け積極的に活動しておられます。宿泊施設を視察させていただくと、そこは本来は被災障害者のための避難所として想定されていたものの県からの要請により、学生ボランティアのための宿泊所として開放しているとのことでした。

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宿泊所としての開放は、現時点ではGWのみとのことです。

3)益城町立広安西小学校

市内を後にして市東部に隣接する益城町へ向かいました。

布田川(ふたがわ)断層帯と日奈久(ひなぐ)断層帯の交わるところで今回の地震で大きな被害を出した町です。第一次派遣では益城総合体育館の避難所を目的としましたが、今回は近隣の避難所となっている小学校を訪れるのが目的です。

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家屋の倒壊が目立ち、不通になっている道が多く運転にも細心の注意が必要です。

倒壊した家屋などは依然手つかずのままが目立ちます。被害が大きい地域のため多くの支援団体が入っていますが、どの団体も避難所や自宅での避難生活を続けておられる被災者の生活支援に傾注している状況です。その中で中長期の学習支援ニーズがどれだけ把握できるかが眼目です。

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この日むかったのは避難所も設置されている広安西小学校です。

広安西小学校でも避難所の運営は先生方が一挙に引き受けられておられます。「苦しさの中にもユーモアを」と避難所運営と学校再開へと奔走されておられる田中教頭先生とお話する事が叶いました。本学学生ボランティアの気仙沼での活動と先遣隊の目的を説明、資料をお渡しさせていただいています。このような中長期の学習支援の申し出ははじめてであったようです。お忙しい中お時間をいただき広安西小学校のみなさま、ありがとうございます。

「伝言大臣」など避難所内閣 益城町立広安西小(毎日新聞)

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また玉名市にお住まいの歯学部8期卒業生の城井先生に情報提供を依頼したところいただきました。ありがとうございます。先遣隊も本学のつながりに支えられています。

明日もまた益城町の小学校と避難所をまわります。

報告者:石川 達哉、今泉 直也

第二次先遣隊派遣ではゴールデンウィークの5日間の派遣となりました。

H28.5/1~5/5に本団体の石川達哉が、5/3~5/5に丸尾亮太・今泉直也が熊本県へ行き、地震における熊本県熊本市および近隣地域の被害と避難所の状況の把握、子どもたちを対象とした学習支援ボランティアへのニーズ調査を行ってきたのでご報告させて頂きます。

僭越ながら実際に活動した被災地の状況も伝えさせていただきますので宜しくお願い致します。

今回も活動時の写真が少なく分かり辛いところもあると思うのですが現地の方の気持ちを配慮させて頂いておりますのでご理解いただけると幸いです。

また、5/1.5/2に関しましては石川一人での活動になりますので写真が少ないですが出来る限り分かりやすく伝えればと思いますので宜しくお願い致します。

派遣までの経緯に関しましてはひとつ前のブログを一読頂ければと思います。

本学のボランティア対策委員長の早川先生をはじめとして二次派遣でも本学およびOBOGより物心両面から派遣を後押ししていただいております。

第一次派遣では九州自動車道は植木ICまでしか開通しておらず、熊本市中心部は慢性的な渋滞が国道3号を中心に発生しておりました。これにはインフラ復旧のための車両がが入っており交通量が増えていたことが一因とのことでしたが、市内の交通状態は若干余裕を取り戻しつつあるようでした。それでも博多を朝出発し、市内に入ったのは13時頃となりました。

写真は途中玉名PA内のコンビニです。熊本市内の北西にあるのが玉名市ですがここでも物流は復調しているわけではないようです。

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初日の半日ほどの活動をご報告いたします。

1)熊本県歯科医師会館(災害対策本部)訪問

前回の派遣でご一緒させていただいた九州看護福祉大学の淀川先生にお引き合わせいただき熊本県歯科医師会 浦田健二 会長とお話させていただきました。

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本学学生ボランティアの気仙沼での活動と学習支援ニーズの把握と受け入れ先の調査を目的とした先遣隊の趣旨を説明、本団体の資料をお渡しています。会館は入り口から歯科系のものをはじめ、支援物資が所狭しと置かれておりました。お忙しいところお時間をいただき感謝しております。

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2)熊本市中央区 花畑広場(仮称)ボランティアセンター訪問
熊本市社会福祉協議会 中川菜穂子 事務局長と面談させていただきました。

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こちらでも本学学生ボランティアの気仙沼での活動と先遣隊の目的を説明、資料をお渡しさせていただいております。この際、避難所に子どもが姿が少ない理由お聞きしてみました。子どもをもつ家庭は新築が多く、家屋が無事なケースが多いのではないかとのことです。なるほどと思わされるものがありました。そう考えると子どもたちへの震災の影響はまだ表にでてきていないと考えるべきかもしれません。

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ボランティアセンターの運営の9割は地元の大学生が担っているとのことで、運営に携わる熊本大学、熊本県立大学、崇城大学の学生ボランティアリーダーの3名を紹介していただき、情報・意見交換のための食事会を行うこととなりました。中川様、学生ボランティアリーダーの皆様お忙しい中お時間をいただきありがとうございます。

徒歩にて市ボランティアセンターのある花畑広場(仮称)へ移動中短時間ながら熊本城を見る機会がありました。

写真は熊本城に隣接する熊本大神宮です。

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第一次派遣は避難所を中心にまわるのみで時間がなく、熊本城も見る機会がありませんでした。そのため被害の認識もTVらを通してのものだったのですが、実際に目にすると想像以上の被害に唖然としました。街のシンボルだけに県民のみなさんのショックは察するに余りあります。

いかにして意味ある支援へとつなげる調査をするかに力を注いできました。本団体が必要とされ、また力を発揮できる場所を探しニーズ調査をする、そのため様々な方々と会いお話を伺ってきました。

だからかTVらの報道から知っていはいたものの、避難所や小学校のように人がいるわけではない熊本城のような場所は意識的に後回しにしてきたところがあります。ですがこうした被害をきちんと見ておくのも支援に携わろうとする者として大事なことかもしれませんと改めて思いました。熊本の方々の気持ちを少しでも理解するためにも。

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今回も宿泊先として蓮華院誕生寺にお泊めいただき、NPOれんげ国際ボランティア会さんにもご協力いただいております。蓮華院誕生寺に帰還し本日は活動終了致しました。

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明日もまた早朝から調査を続行します。

報告者:石川 達哉

まずはじめに熊本地震にあわれた方々に対し、心からお見舞い申し上げます。

本団体はこの度の熊本地震の被害に対し少しでも被災された方の為に何かできないか考えております。

それに際し現地の状況の調査を行うため、H28.4/23.24日に本団体のコーディネーターの石川達哉(鶴見大学歯学部6年)が熊本県へ派遣となりました。気仙沼での活動でもお世話になった公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(略称SVA)に協力をお願いし、現地ですでに避難所支援を行っておられた熊本県玉名市のNPOれんげ国際ボランティア会の皆様、宿泊先として施設をボランティアに開放し炊き出し支援では中心となっておられる蓮華院誕生寺の皆様にご協力を頂きました。

以下、派遣までの経過、活動内容、搬送支援物品をご報告させて頂きます。

活動時の写真が少なく分かり辛いところもあると思うのですが現地の方の気持ちを考え配慮させて頂いておりますのでご理解いただけると幸いです。

・派遣までの経過

2016年4月14日M6.5の前震が熊本県熊本地方を震源とし発生。震源が浅く範囲の狭い局地的な被害と判断し情報収集に傾注とした。4月16日M7.3の本震が同県同地方に発生する。状況が一変し広域の災害になったと判断し情報収集と共に本学学生ボランティアアドバイザー飯田良平先生、OBの植草康浩先生と先遣隊派遣を検討に入る。4月18日現地に気仙沼でも協力関係にあったNGO・シャンティ国際ボランティア会が職員が派遣されており、先遣隊の受け入れを打診したところ宿泊先として蓮華院誕生寺をご紹介される。同日大学当局、ボランティア対策委員会に発災直後の被災地派遣経験がある石川1名を現地に派遣と報告致しました。

・活動内容:

 1)熊本市立長嶺小学校・中学校に設置された避難所

  避難者、教職員への聞き取り、支援物品搬送、周辺状況の視察、物流の状況の確認、小学校教頭に学習支援まなびーば活動内容・活動歴の説明。

校内では子どもたちも支援物資の集配所のお仕事を笑顔で行っているのが印象的でした。

避難所の運営は学校の先生方が中心になっておられるとのことで、困難な状況下で多忙を極めておられたと思いますが、ご連絡の上教頭先生にお会いすることが叶いました。長嶺小学校・中学校の皆様ありがとうございます。

付近のコンビニを視察、店員さんにお話を伺ったところ物流は戻りつつあるものの、いまだに入ってこない物品も多々あるとのことでした。

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2)上益城群 益城町総合体育館に設置された避難所

 避難者への聞き取り、炊き出しに参加、支援物品搬送、周辺状況の視察、施設管理責任者(熊本YMCA)との面談、学習支援まなびーば活動内容・活動歴の説明を致しました。

 ※鶴見区地域ケアプラザに設置されている横浜北YMCAが運営するつるみ未来塾担当者に協力を依頼し、現地熊本YMCAと連絡をとり訪問致しました。その際、現地で必要とされる物品の情報をご提供いただいております。

県内でも被害の大きい益城町の避難者が1,200名以上避難されており、自衛隊、赤十字をはじめ多くの支援団体が入っておられました。被災者の皆様はもちろん大変な状況下であり、熊本YMCAの避難所運営に携わるスタッフの皆様も不眠不休に近い状態で働かれておられました。

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一般のボランティアの方を目にすることは少なく、支援団体中心による避難所支援となっていました。避難所となっている体育館では炊き出しらのお手伝いを呼び掛けるときにボランティアという言葉は使っていないとのことでした。ボランティアというと被災していない、県外からやってきた人というふうに受け取られるからでしょうか。避難所におられる被災者の方や子どもたちも一緒になって運営しておられました。石川もこの日の夕方の炊き出し支援担当されていた九州農政局の皆様と炊き出しのお手伝いをさせていただいております。

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  3)玉名市 蓮華院誕生寺 シャンティ国際ボランティア会拠点

 蓮華院誕生寺 宿泊および拠点候補の視察、5避難所の支援団体とのミーティングに参加。九州看護福祉大学の教職員と学生はNPOれんげ国際ボランティ会、蓮華院誕生時と協同し避難所支援を当初より行っておられました。今まさに必要とされている指定外避難所への炊き出し支援を手掛けておられる方々です。

 

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4)熊本市 熊本学園大学に設置された避難所の調査

 避難者への聞き取り、炊き出しに参加、周辺状況の視察、九州看護福祉大学および熊本学園大学の教職員、ボランティア参加学生と面談、学習支援まなびーば活動内容・活動歴の説明を行いました。

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・搬送支援物品リスト

・SVAおよびれんげ国際ボランティア会による避難所炊き出し支援: 

発砲どんぶり 25杯パック×10点

・益城総合体育館:

ウェットシート20枚×5点、ポリ袋70L 10枚×6点、布テープ×6点、トイレ消臭スプレー 4点、ホワイトボードセット 1点、泡ハンドソープ 5点、ロールマット 3点 

・長嶺小学校・中学校:

軽ブルーシート10枚×2点、おむつ(小児用) 2点、トイレ消臭スプレー 4点、ポリ袋70L 10枚×5点、布テープ×5点、トイレ消臭スプレー 4点、ホワイトボードセット 1点

・所感

県内ではライフラインの復旧に伴い徐々に自宅に戻る方が増え避難者は減少傾向にあるが、住宅損壊は5万棟にのぼる。県は仮設住宅建設とみなし仮設住宅を合わせ4200戸建設することが決定されているが住宅被害の全容把握は難しく更に多くの仮設住宅が必要な可能性がある。避難生活、仮設住宅での生活は年単位の長期化はほぼ間違いなく、子どもたちへの影響もあると考えられる。そのため本団体の中長期の学習支援のニーズは存在すると考えられ、また復興に寄与できるのではないか。また熊本県内には大学も多く連携により学習支援を実施できる可能性もある。今後、本学歯学部同窓生や現地支援団体、現地大学関係者・大学生と連絡をとり、ニーズが存在し受け入れ先となる学校を選定するため継続的に現地入りし調査が必要と考えられる。 

以上でH28熊本地震先遣隊第1陣の報告を終えたいと思います。

報告者:今泉 直也、石川 達哉

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