春季活動『学び―ば8 in 鹿折』1日目(3/25)
2014/04/06
本日からいよいよ学びーばスタートとなりました!
リーダー前田さんは初っ端子供達から大人気です。
この日は謝謝台湾実行委員会からの学生も午前中のみ参加する事になりました。
私、井水は今回鹿折イベント担当として、こいのぼりに着色をして気仙沼の空に掲げようという企画をしていました。
この日は1~3年が行う日です。
25日は1~3年、26日は4~6年と、1日約20~30人でやる形となりましたが、なかなか大変なものでした。
本イベントは「顔料」という特殊な塗料を使用し着色をしていきます。
顔料と言うのは、肌への刺激が少なく塗料の中では安全に取り扱えます。しかし、もちろん食べ物ではないので体内に入らないよう細心の注意を払って子どもたちを見守ります。
且つ、(汚れないために)床一面ブルーシートを張ったためいつもより滑りやすくなっており、体育館に顔料をつけてはなりません。
そのような注意点が他にも多数あったのですが、子供達に全てを理解してもらうことが難しく歴代の方々の苦労を改めて実感しました。
しかし私の不安とは裏腹に子どもたちは元気で楽しくこいのぼりに着色をしていて、その光景がとても嬉しかったのを覚えています。
1つ1つに個性が出ていて、小学生らしい力強さ、可愛さ、想像力も溢れていました。
色は限られており、赤、青、黄、白、黒のみの5色で作ってます。
こいのぼりを塗る過程においてどんなハプニングがあるか、実際に私たち学生のみで実験した日がありました。
その時に塗ったこいのぼりがこちらです。
鮮やかに塗るのが以外と難しく胴体が黒っぽくなってしまいました…。
改めて子供たちの素晴らしさがとても分かると思います。(笑)
顔料も消耗品であり数に限りがあります。
そのため1つのこいのぼりに好き勝手塗れるわけでもなく、決められた量の中での塗布となりました。
案の定白は真っ先に混ざります。
廃料を入れるためのバケツを作っておきましたが最後には沢山溜まり真っ黒でした。
(塗料用固化剤使用後のため固形状になってます。手触りはぶるぶるです。)
汚れても良い服での参加となったのですが、手や足の裏を汚してしまう子もチラホラ…
最後は皆「楽しかった」、「もっと塗りたい」、「時間が足りない」等と言葉にしていて、この日のために頑張ってきて本当に良かったです。
なんと、中にはこんなサプライズを届けてくれた子も!!
こいのぼりキットを提供して頂いた株式会社アーテック様
顔料を提供して頂いた株式会社佐野様
そしてその株式会社佐野様をご紹介して頂いた風工房の齋藤洋様
こちら方々の大変手厚いサポートがあってのイベントでした。
深く御礼を申し上げます。
午前にイベントを終えてそしていつも通りの学習と運動を迎えます。
次の日は4~6年ですが、こちらもまた印象強い一日となりましたのでご覧下さい。
井水