この日、いつもお世話になっている菅原さんのご自宅でのお食事に招かれていたため、大谷小学校で活動を終えた後、鹿折メンバーとも合流をしてお食事の準備をみんなで行いました。

なんと、気仙沼の特産品が沢山取り揃えられた豪華なバーベキューですsign03

地元の方々にこんな素晴らしいおもてなしをしていただけるだなんて、本当にありがたい事だと思いますconfident

炭火を焚き起こしたり、ホヤを剥いたり、ご飯の下準備を手伝ったり、みんな大忙しです!

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ホヤは1人1つ剥けるくらい沢山あったので剥かせていただいたのですが、これがまた難しいsign01sweat01色々とコツを教わり剥いていきましたhappy01

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日常生活では絶対味わえない貴重な体験が出来たと思います。

そうして準備がどんどん整って・・・

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この日の晩御飯は、炭火で焼いたホルモン焼き(とキャベツで本場の気仙沼ホルモン!)、みんなで剥いたホヤ、魚の切り身等々・・・とても贅沢なご馳走をたらふくいただくことができて、そしてこんなにも温かいおもてなしをしていただいて、本当に本当に嬉しく楽しいひとときを過ごせました。

人数が多い分準備も大変だったと思います。何から何までお世話になり、そして快く招いて下さりありがとうございました。

心から感謝をしております。

会場の片付けが終わった後に向かった先は、興福寺というお寺です。

興福寺は鹿折小学校から車で約10分走った場所にあるお寺で、震災時には鹿折地区の多くの方々が避難場所として利用されたお寺です。昨年度の夏の活動中に震災当時のお話を聞かせていただいた縁もあり、今回学びーばに初参加のメンバーも多くいたのもあり、今年度も住職の須田玄峰さんの奥さんの祐子さんにお話を伺わせていただくことになりました。

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今回祐子さんがお話してくださったのは震災直後から興福寺へと避難した鹿折地区の方々や子どもたちの避難生活でのことです。

震災直後、祐子さんがお寺の片付けや次の事態への備えをしていたところへ、当時の鹿折小学校の校長先生が興福寺へ「ここを児童約80人の避難場所として受け入れてほしい」と相談をしに訪れ、祐子さんは児童たちを受けいれることを即決。

興福寺は小学校の児童や先生方の他にも地域の多くの方々を受け入れ、一時は百数十人もの方々が避難生活を送る場になったそうです。

家をなくされた方々も多くおられたため、避難時に使えるものはどんなものでも集めました。

本来興福寺は避難場所とされていなかったので、寒さを凌ぐために欠かせない灯油や水、そして食料も人数分を用意できるほどにはなかったため、必死な思いで集められたそうです。

しかし興福寺での避難生活は、辛く厳しいものだけではなく明るい気持ちになれる出来事も多かったと話されていました。

祐子さんがお話の合間に、お寺で避難生活を送っている方々の当時のお写真を見せてくださったのですが、みんな笑顔で掃除している姿や、中学校に進学して制服を着ている子どもの写真、祐子さんと家族の写真などがあり、そこにはとても温かい絆を感じるようなものばかりでした。

興福寺で生活をしている間の掃除や洗濯は強制ではなかったけれど、ひとりひとりが積極的に取り組んで行ってくれたようです。とても心温まるエピソードを聞いて私は胸が熱くなりました。

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夜分遅くの訪問ではありましたが快く迎えて下さり、そして震災時のご貴重なお話をしていただきましてありがとうございました。

今日のことはみなそれぞれ気持ちを抱えて、今後の活動に強く励んでいきたいと思います。

そして、地元の方々との交流がとても大切なことだと改めて実感しました。こうした地元の方の温かさを糧に、明日も元気に学びーばを行います!

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