夏季活動『学びーば9in鹿折小学校』初日(8/18)
2014/10/01
初参加である横浜創英大学・東京都市大学のメンバーを交え、いよいよ2班の第1回目学びーばが幕開けとなりました
1週間ぶりの学びーばでしたが、なんと子どもが8:00には登校していて早速ご対面
初参加のメンバーも元気よく「おはよう」と挨拶をします
いよいよ後半学びーばの始まりです~!
リーダー森さんに続いてみんなで学びーばのお約束を唱えました!
8月18日、初日の時間割は午前が学習で午後にイベントの「ビー玉迷路作り」を行いました。
学習の時間は子どもたちが各自もってきた夏休みの宿題や個人の学習教材に取り組み、メンバーも各教室を回って一緒になって考えます
子どもが特に立ち歩く様子はなく、スムーズに学習が進んだので早く宿題が終わる子もちらほらと出はじめます。1班の時に宿題を終わらせた子もいますから、そういった子たちにはこちらで用意した各学年に合わせた学習教材を配りました。
ほかにも宇宙や海の生き物を題材にして作ったわくわく教材も配ったところ、「僕もあれやりたい」「私もわくわく教材やりたい」と人気だったためすぐになくなってしまいました
子供たちから「分からないから教えて!」「早く来て!」とたくさん声を掛けてもくれたので、教える立場の自分自身も学習の時間が楽しかったです
そうして1時間目は終わりました。終わりもしっかり挨拶をします!
そして初日のビー玉迷路イベント、こちらを担当したのはなんと初参加でもありながら頑張ってくれた鶴見大学2年生の山口弘二くんです
ビー玉迷路は、子供たちに一枚の厚紙で迷路の箱を、もう一枚の厚紙で迷路の壁や仕掛けを作ってもらって最後にビー玉を転がして遊ぶという内容です。
材料は、厚紙を切るためのハサミとパーツを貼る木工用ボンドとセロハンテープ、そしてビー玉です。
木工用ボンドを使用すると机が汚れてしまうおそれがあるので、イベント開始直前の休み時間に子ともたちにも協力してもらい新聞紙を机に広げて貼りました。
というよりは、私たちが机に新聞紙を敷いていると「何やってるのー!!手伝おうか!」と自主的に声をかけてくれた子が多数でした
おかげで作業は早く終えることができて、三時間目の頭からスムーズにイベントを始めることができたのです
イベント担当者だけがイベントの説明をするのではなく、メンバー一人一人イがベントの内容を把握し各学年に担当者(説明者)をつけて、一斉に同じペースでイベントを進めることができました。
箱作りは厚紙にあらかじめ切り込み線と谷折り線、軽い切り込みも入れたのでスムーズに完成したと思います。
その後はパーツの作り方、狭い道やジャンプ台など仕掛けの説明をしてから子どもたちに自由に作ってもらったのですが、
そこから子どもたちはもう自分の世界に入ってしまい、ひたすらに迷路のトラップや複雑な道を作ったり、デザイン重視で凝ったものを考えたりで、本当に心から楽しんでいたのだなと感じました。特に男の子への人気が圧倒的だったと思います
「それはなんの仕掛けになるの?」と話しかけても「うーん・・・と・・・・・・。」と返答も忘れて作ることに夢中になる子も
あるいは「これはここでビー玉が落下するようになってて、でもそこにたどり着くにはこの壁を超えて・・・」と熱弁する子もいました笑
夢中になりすぎて、何人か自分の筆箱を机から落としていても気づかず作業をしていたのはとっても微笑ましかったです
午後もイベントは続行し5時間目の学習もイベントがいいと皆言うものだから、この日はほとんどビー玉迷路でした
イベント担当者である山口君は「思っていた以上に子どもたちが工作に打ち込んでくれたので嬉しかったです」とコメントを述べていました。この日までずっと不安で、子どもたちが途中で飽きてしまわないか・・・と悩んでいたそうです。
しかしそんな気持ちとは裏腹に子供たちはとっても食いついてくれました。それは彼が諦めることなく試行錯誤下準備をしたり、周りのボランティアメンバーのサポートあっての結果だと思います。
イベント中は、子供たちが笑顔でおしゃべりをしながら作っている姿をみて嬉しくてワクワクしたし、イベント担当をしてみて良かった、何より物凄く楽しかった。と言ってくれました。
初参加である彼にはとてもプラスになる経験だったと思えます。
目の前で人が成長を実感したり、素直に楽しいと感じていたりしている姿を見るのは、本当に胸が熱くなります。そして見ている側も色々と感じ学ぶこともあります。
もちろん、この活動は子どもたちのためにあります。しかし活動を行うにあたって私たちも成長することができて、自分のためにもなるのです。
これもまた「次回の学びーばも頑張るぞっ!」というモチベーションが上がる1つなのです。
2班の鹿折1日目は幸先の良いスタートで迎えることができました
翌日も学習とイベントがあるので子どもたちと一緒にどんな一日を過ごせるのか楽しみです。
山口弘二
井水