8/9 熊本で学びーば 7日目 歯みがき教室②と筑波技術大学イベントお手伝い
2016/08/15
7日目の学びーばは前日に引き続き九州看護福祉大学の口腔保健学科のみなさんが企画・実施をする歯みがき教室とブース形式の体験学習です。
1~6年生までを低学年と高学年に分けて、片方が歯みがき教室、もう片方がブース形式体験学習としています。
7日目の今日は歯みがき教室のほうの様子をお届します。
歯みがき教室ではまず鶴見大学のオリジナルの歯みがきセットが子どもたちにプレゼントされました!
これは本団体アドバイザーの飯田良平 先生の研究室のお隣にある保存修復学講座の桃井保子先生との井戸端会議から桃井先生が引き受けてくださり実現することができました。
なんでも桃井先生は熊本ご出身だそうです。やはりこの震災で故郷のことがずっと気にかかっておられたようです。
の皆様に感謝を申し述べさせてください。
歯みがき教室はやはり歯科衛生士さんの卵の多い九州看護福祉大のみなさんの独壇場。
もちろん本団体の歯学部の学生やOBOGの歯科医師もサポートにまわります。
歯垢を染めだして、鏡を片手にしっかり狙いを見定めます。
顕微鏡で見た細菌の動く姿が頭をよぎったかな。
染めだされた歯はデンタルチャートにしっかり記録。
お姉さんたちが優しく教えてくれます。
午後は筑波技術大学からいらした大学生のみなさんのイベントのお手伝いです。
筑波技術大学は視覚・聴覚障害を持っておられる方々の大学になりますが、8/8にイベントの協力を打診され学びーばとして快諾させていただきました。
飯野小学校の音楽室を舞台にして全盲の方から弱視の方まで様々な障害を持つ四人の大学生が視覚障害についての紹介をテーマにした〇☓クイズが実施されました。
学びーばのメンバーの役どころは目の代わりを務めることです。
とはいえ筑波技術大学のみなさまはお話もうまく、〇☓クイズは大盛り上がり!
学びーばのメンバーも一緒に楽しんでしまいました。
彼らは理学療法士や鍼灸師の卵でもあり避難所でマッサージボランティア活動もされておらるそうです。
学びーば終了後、学童に子どもたちにも鶴見大学オリジナルの歯みがきセットを配らせていただきました。こうした支援は珍しいのかこちらでも子どもたちに喜んでいただけました。
なぜかストロベリー風味のフッ化物入り歯磨剤が人気でありました。
夕食後は鹿児島よりかけつけた丸山啓志 先生が合流し翌日のミーティング。
机に並ぶは動物の頭骨になります。
明日はイルカの骨パズルと動物の頭骨スケッチイベント。
これは一年前の気仙沼でも実施したスペシャルイベントになります!
丸山先生とコラボしてイベント実施が次は熊本となるとは当時は夢にも思いませんでした。
今回も快諾してくださった丸山先生には本当に感謝です。
こうして様々方々と協力して作り上げていけることができる学びーばは子どもたちはもちろん、活動に携わるメンバーにとっても楽しいものです。
これは飯野小学校の美風にも通じていることのようです。
日時:2016/08/15 20:432016年度夏季活動『熊本学びーば』in飯野小学校