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蓮華院誕生寺 奥の院訪問

朝のミーティング後、蓮華院誕生時の副住職の川原光祐さんとお話しさせていただきました。

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川原さんご自身も支援に携わり陣頭指揮をとっておられるお一人ですが、阪神・淡路大震災の頃より活動されておられるそうです。夏季活動の見込みを説明し、それならば一度誕生寺の宿泊施設を見学してはどうかと申し出でてくださいました。

本院から来るまで移動し奥の院へと移動。夏季になるとこちらで泊るボランティアの数はどうなるかわからないものの、子どもむけのイベントらも毎年実施されているところなので早めのご連絡が必要です。

お部屋のほうは・・・

・6畳・8畳・13畳・14畳・20畳の部屋が1部屋ずつ、12畳の部屋が2部屋の計7部屋で、30~40人程度なら宿泊可能。

・風呂場が2つあり、1つの風呂で5、6人は一度に入れます。

・コンロ付き、冷蔵庫付き。

と被災地ボランティアとしては実に恵まれた環境だと言えます。多くの支援団体も入っておられますし情報交換もできる拠点になるかもしれません。

  

熊本市立西原中学校訪問

鶴見大学歯学部第15期生で現地で活躍なさっている斉木先生ご夫妻にと合流し、熊本市立西原中学校で口腔内の悩み相談を行ないました。

また斉木先生にも本団体の活動のご相談をさせていただきました。

ただ斉木先生の歯科医院のある南区は被害が少なく、学校もすでに再開してるところも多いのでニーズがない可能性もあるかもしれないとのことでしたが、先生にも私たちのお話を真摯にお聞き届けいただきました。先生ありがとうございます。

この西原中はご自身も被災者のお二人で避難所を運営しており、日中は80~100人くらいなのだが、夜になると300~400人近くになるそうです。

運営される方はご自宅の片付けもまるっきりできていないそうです。様々な問題を抱えながらそれでも避難所の皆さんのことばかり心配されておいででした。私たちにできることを考えずにはいられません。

今の悩みはトイレが足りないこと、屋内は和式しかないので洋式のトイレが欲しいとのことでした。

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また、足が不自由な方もいらっしゃるので行政やボランティアセンターにご連絡のうえ、避難所の福祉支援をする団体に支援要請すると事としました。SVAさんにもご相談してみるつもりです。

その後、嘉島町の小学校と避難所はまわるものの小学校はお休みのため先生方とはお話することは叶いませんでした。

明日は最終日ですがこの西原中のトイレ問題にできるだけ努力して帰路に着きます。

私たちに何もできずともきちんと”つなげる”ことはできるはずです。

報告者:今泉 直也、石川 達哉

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