本日、5/15鶴見の豊岡商店街主催の駅前のイベントにて熊本地震支援活動のための募金活動を行わせていただきました。募金頂きました方々には商店街のご厚意によりお花もプレゼントさせていただいております。多くのご支援金をお預けいただき誠にありがとうございます。

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皆様よりお寄せいただいたご支援金は43,117円となりました。

すべて熊本地震災害支援のための現地活動のための物品購入費として使わせていただきます。

また使用用途につきましては改めてご報告させていただきます。

このイベントでは第一次、第二次先遣隊活動報告としてポスター展示、気仙沼復興支援物品販売、壇上で歯学部二年の気仙沼での学習支援まなびーば前代表の鈴木なぎ子もお話させていただきました。

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今後とも皆様のご支援ご協力のほどお願い申し上げます。

次回更新は引き続きGWの第二次先遣隊の報告の続きになります。

第二次先遣隊二日目。

蓮華院誕生寺でお泊めいただいております。

発災以来ずっと朝六時のお勤めのかわりに避難所への炊き出し支援の準備が誕生寺の朝です。

7時より誕生寺を拠点とする団体で朝のミーティング。先遣隊として熊本入りではありますが、鶴見大学学生ボランティアとして会議に参加しております。

8時よりまた炊き出し準備、車へ荷積めを行って避難所の場所にもよりますが9時、10時には出発というのが朝の流れになっています。

今日の炊き出しは第一次派遣でも訪れた熊本市東区にある長嶺中学校です。

1)長嶺中学校避難所

避難所の中には避難されている被災者が様々な事情から減っていない、自宅に帰ることが難しい方の多くおられるところもあります。この長嶺中学校は行政が指定した避難所ではなく、指定外の避難所ですが今後どうなっていくかは指定避難所、指定外避難所の拠点避難所への統廃合とも関わってきます。こちらの避難所では避難者は減ってきてはいるようです。炊き出し支援も、配食支援へと切り替えられつつあります。フェーズ毎に必要とされる支援はどんどん変わっていきます。それに対応するだけの柔軟な支援が必要とされます。

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学習支援は中長期における支援活動になりますが、急性期から慢性期への切り替え時期となるこの時期を現地で知っておくことには大きな意味があります。長嶺中学校や小学校の子どもたちともまた話すことができました。子どもたちは誰に言われたわけでもないそうなのですが、率先して先生方のお手伝いや避難所のお手伝いをしているそうです。

長嶺中学校ではSVAの市川常務理事ともお話させていただきました。関事務局長もなのですが阪神・淡路大震災より一貫して被災地支援に携わってきた方々です。今回も地元のNPOや支援団体へのサポートでこられており、我々のような県外からの団体もお世話になっています。

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長嶺中学校での炊き出し支援活動は途中で抜け出し、午後は熊本保健科学大学へと向かいました。

2)熊本保健科学大学
この大学はGWに県外学生ボランティアの無料宿泊所として、大学施設を開放しています。こちらでは事前にご連絡し施設を見せていただくことをお願いしておりました。

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総務部の今村様と面談させていただき、本学学生ボランティアの気仙沼での活動と先遣隊の目的を説明、資料をお渡ししました。同大学の学生は福祉系のため、高齢者や障害者の介助補助ボランティアの要請を受け積極的に活動しておられます。宿泊施設を視察させていただくと、そこは本来は被災障害者のための避難所として想定されていたものの県からの要請により、学生ボランティアのための宿泊所として開放しているとのことでした。

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宿泊所としての開放は、現時点ではGWのみとのことです。

3)益城町立広安西小学校

市内を後にして市東部に隣接する益城町へ向かいました。

布田川(ふたがわ)断層帯と日奈久(ひなぐ)断層帯の交わるところで今回の地震で大きな被害を出した町です。第一次派遣では益城総合体育館の避難所を目的としましたが、今回は近隣の避難所となっている小学校を訪れるのが目的です。

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家屋の倒壊が目立ち、不通になっている道が多く運転にも細心の注意が必要です。

倒壊した家屋などは依然手つかずのままが目立ちます。被害が大きい地域のため多くの支援団体が入っていますが、どの団体も避難所や自宅での避難生活を続けておられる被災者の生活支援に傾注している状況です。その中で中長期の学習支援ニーズがどれだけ把握できるかが眼目です。

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この日むかったのは避難所も設置されている広安西小学校です。

広安西小学校でも避難所の運営は先生方が一挙に引き受けられておられます。「苦しさの中にもユーモアを」と避難所運営と学校再開へと奔走されておられる田中教頭先生とお話する事が叶いました。本学学生ボランティアの気仙沼での活動と先遣隊の目的を説明、資料をお渡しさせていただいています。このような中長期の学習支援の申し出ははじめてであったようです。お忙しい中お時間をいただき広安西小学校のみなさま、ありがとうございます。

「伝言大臣」など避難所内閣 益城町立広安西小(毎日新聞)

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また玉名市にお住まいの歯学部8期卒業生の城井先生に情報提供を依頼したところいただきました。ありがとうございます。先遣隊も本学のつながりに支えられています。

明日もまた益城町の小学校と避難所をまわります。

報告者:石川 達哉、今泉 直也

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