11/13 HUG訓練

2013/11/17

今日は定例会を行わず、鶴見区社会福祉協議会の方々が来てくださり、避難所運営ゲームHUG(ハグ)を行いましたsign01

HUGとは、hinanzyo(避難所) unei(運営) game(ゲーム)の頭文字を取ったものです。

発災から運営委員会を立ち上げ、地域住民の方々を受け入れつつ様々な避難所のニーズと問題に取り組む図上訓練になります。

訓練に先立ちましてまず社会福祉協議会会長の河西英彦さんからは、DIG訓練の説明と必要性を教えて頂きました。

P1000284このHUGの訓練の全体流れは、避難者の年齢、性別、国籍やそれぞれが抱える事情が書かれたカードを、避難所に見立てた平面図にどれだけ適切に配置できるか、また避難所で起こる様々な出来事にどのような対応していくかを運営者として考え図上に反映します。

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ゲームは3班に分かれて始めました。

ライフラインがすべて止まり、小学校の体育館を避難所にするという条件からスタート。

途中から、救援物資が届いたり、本部を設置するなどいろいろなイベント(課題、問題)がありました。避難してきた方々を体育館に避難させるか、教室に避難させようなど学生が中心となり役割を決めて配置していきます。

たかが図上訓練と侮れません。

避難者の年齢、住んでいる地区、国籍、持病、家族構成とひとりひとり細かく設定されています。特に、判断が難しかったのが病気を抱えている人や妊娠されている方でした。

なかには薬がなくて困っている方、マスコミ取材申し込み、たまたま発災時に旅行者として来られていた外国籍のなど多種多様。それを避難所全体、今後避難されてくる方々のこと、他地区との連携も頭に入れつつ即座に判断を下していかねばなりません。

避難所の運営や体育館や教室の振り分けは地元自治会、自主防災会の役員が中心となって行います。時に災害ボランティアもその運営に参加することも。

私たちも運営する立場に立ってゲーム形式で体験をすることができ実に有益な経験を積むことができました。

鶴見区社会福祉協議会の方々、ご参加くだされた横浜災害ボランティアネットワークの皆様に感謝申し上げますconfident

大島 之佳

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