5月30日 定例会
2012/05/31
五月最後の定例会となりました。
六月は夏活動の企画を現場で実現可能なものとするため、具体的な様々な障害、課題と向き合う期間となります。
企画をしぼりこみ、具体化していく前段階として、本団体の活動の目的を明確とし、意思統一をはかるのが前回の定例会に引き続き、今回の主題です。
夏季活動の日程もおおまかにですが決まっており、冬や春より長期活動になることが考えられ、今の時期に目的意識をはっきりとすることには意義があります。
幸いにも阪神・淡路大震災より一貫して災害ボランティア活動に携わっておられる植草 康浩 先生が今定例会に参加されておられたので、先生の経験談、アドバイスがとても助けとなりました。
「ボランティア活動において参加メンバーが根底の部分で同じ方向を向いていないと良い仕事できない」、とは植草先生のお言葉です。
震災発生より二度目の夏、ボランティア活動が必要なのか、そうではないのか。
根本的な問からはじまり、話し合いが続きました。
次どこで、いつ起こるともしれない災害に備えるため”伝える”、そして私たちの住む地元にも還元可能なものとすること。
活動させていただいている地域の様々な方々、コミュニティを見据えた、今、必要とされる活動。
活動の必要性は現実に存在しますが、地元の方々に相談し、それをメンバー間で考えることで”自ら”の動機となっていくのではないでしょうか。
来週からは地元のニーズをふまえ、企画の詳細へと進みます。
来週の定例会も水曜に大学三号館二階セミナー室で行います。
現地活動の参加、不参加は問わず、今夏の活動に興味ある方はいつでも歓迎です
広報・石川 達哉