大谷小学校歯科検診のお手伝いに行ってきました
2012/05/16
本団体は『学びーば』と題して、気仙沼市の大谷小学校で子どもたちに昨年より学習支援をしてきました。
それがこの度、大谷小学校での歯科検診のお手伝いをする機会をいただきました。
この歯科検診は大谷仮設歯科診療所の院長をされておられる芳沢先生のお手伝いなのですが、芳沢先生は『学びーば』の恩人でもあります。
芳沢先生は長らく大谷小学校の校医をされておられ、大谷小学校の前校長先生にお話くださり、それがきっかけとなって『学びーば』がはじまったのです。
この歯科検診のお手伝いはボランティア・アドバイザーの飯田先生、本学歯学部の山口先生、ボランティア・メンバーの大蔵、植木、大房の5名で行われました。
14日(月)の検診に合わせ、土曜から現地に入りましたので震災当初から往診車で被災者の方々の治療を行っておられる本学歯学部同窓生の阿部公喜先生にお会いすることが叶いました。
(写真中央が阿部公喜先生、志津川仮設歯科診療所にて)
阿部先生は海岸近くの歯科医院で診療中に被災され、ご自身も被災者でありながらご夫婦で治療を続けられてきた方です。
本学歯学部の同窓生でもあり、お話、アドバイスも伺うことができました。
こちらが写真は仮設住宅の脇を通り、小学校へ向かうところ。
子どもたちとは3月30日以来、およそ一か月半ぶりの再会になります。
春に会ったときまだ歯学部6年生だったボランティア・メンバーの三人が、歯科医師として白衣を着て登場すると子どもたちもさぞかし驚いたことでしょう。
こうした小学校での歯科検診の経験は病院での治療や検査と違い、メンバー三人にとっては貴重な経験となりました。
芳沢先生が院長をされる大谷仮設診療所では診療見学する機会も。
診療所では山口先生のCO2レーザーについての講義が展開。
いつでも、どこでも機会があれば勉強ですね。
(大谷仮設診療所前にて、後ろの看板は我々の団体で手がけたものです)
芳沢先生、今回も大変お世話になりました
遠からずまたお会いすることになると思いますが、それを楽しみにしております