シャンティ国際ボランティア会(SVA)の気仙沼事務所の報告会「シャンティ気仙沼 5年の歩み:これまでとこれから」にご招待いただき、四名にて出席させていただきました。

気仙沼事務所は震災直後の2011年3月13日から取り組んでこられた宮城県気仙沼市での支援活動を五月末で終了されたばかりです。

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鶴見大学学生ボランティアは2011年の夏から気仙沼市の大谷小学校で学習支援学びーばを開始しました。先遣隊が入ったのが2011年の4月ですから本当に長いお付き合いになります。

SVA気仙沼事務所は町づくり、漁業支援、子ども支援と現地採用職員の方と一緒に

所長の白鳥さん、プログラムマネージャーの東さんは現地に駐在しずっと気仙沼と寄り添ってこられました。

それだけでなく私たちのような学生団体や数多くの支援団体と現地をつなぐお仕事をされてきました。

東さんは子ども支援担当であったこともあり、大谷小学校ではずっと一緒に活動してくれたお一人です。現地で生活され、日々子どもたちとふれ合ってこられた東さんには様々なアドバイスをいただき、一緒に悩んでくださいました。

今はSVAを離れた武田さんには子どもたちへの支援に本当に必要な事は何なのかと皆で議論を戦わせた記憶が今も残っています。

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3.11と気仙沼と真正面から向き合い、多くの人と一緒に歩んできた白鳥さんのお話は今年にも気仙沼で支援に入る我々にとって大事なものを思い出せてくれました。

困難な状況で誰もが苦しんでいる、

何ができるかなんてわからないけれでも

『傍らに居ること、共に学び、触媒役となること』を大事に

気仙沼事務所という船は進んできたのだと。

順風のときもあれば逆風もあった。

全世界からのボランティアが支援が風となり、

地元の人々と並走し進んでこれた。

お二人がやってこられたことはSVAの活動から生まれたNPOはまわらすhttp://hamawarasu.org/に引き継がれます。

代表の笠原さんは気仙沼・大谷の方です。子どもたちの笑顔が復興だと仰られています。

大げさでもなんでもなく、事実彼ら彼女らの笑顔こそが復興なのではないでしょうか。

みなさんのように気仙沼で、熊本で地元の人たちに受け入れられ、子どもたちに笑顔を届けられるよう私たちもがんばってみます。

                         鶴見大学学生ボランティア 石川

先日の6/11、6/12の熊本・益城町 飯野小学校で最終打合せhttp://blog.tsurumi-u.ac.jp/gakuseisaigai/2016/06/post-5d17.htmlの前の6/8定例会の様子をお知らせします。

最終調整にあたって資料作成を行っています。

昨年度気仙沼で行った資料を紙谷、石川で整理し、またOGで教職にある大井さんが学びーば開催にどんな学習が必要なのか先生方考えをお聞きするため聞き取りシートを用意しています。

もちろん学びーばはサポートが目的です。しっかり先生方が用意してくだっさた夏休みの宿題をやる子どもたちの傍で勉強のお手伝いが第一になります。

教材と合わせて今回再導入したのがすごろくです。これもOGの大井さんが3年ほど前に発案し気仙沼で大好評だったものです。

夏休みの宿題をすすめるとコマをすすめられるそんなすごろくですhappy01

中身をまだまだ見せられませんが、学びーばが大事にしてきた子どもたちの笑顔とリンクしたそんなものを目指していろいろ鈴木かりんさんが進めてくれています。

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すごろくのキャラクターにはお馴染み当団体のキャラクターまなびーばとくまモンも登場してもらおう画策中です。もちろん熊本県に使用許可をいただけるようお願いすることになるので、なかなか大変な作業になります。鈴木さんは結構大変そうです。

すごろくについては気仙沼組ともアイデアを共有していいものとつくりあげられそうです。

イベントについては現在は横浜創英大学の神澤さんが中心に昨年度気仙沼で行ったイルカの骨パズルを進めています。まずは昨年度の資料を読み込んで、日程が決まり次第具体的にやり方をみなで考えていくことになりますね。今回も講師は丸山先生にお願いしたいと交渉中です。

神澤はこども教育を専攻されており被災地の子どもの心理に詳しい先生にもご連絡とっていただいております。こちらもしっかり研修を組む予定です。

現地に赴く石川は開催となれば現地の支援者、協力者とも連携を深めていかねばならないところ。

話し合いと進捗状況の報告はこのところ一時間ではとても終わりません。

延長戦に突入しです。

最後は「信頼関係を築くためには」という議題でディスカッションしチームとして大切にする事項を確認。
次回、熊本・学びーばの目的やチームの目標と合わせて話し合いを継続予定です。

チームが目指す根っこの部分は大事にしていきたいと思っています。

    

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