SVA気仙沼事務所に感謝を込めて・・・
2016/06/18
シャンティ国際ボランティア会(SVA)の気仙沼事務所の報告会「シャンティ気仙沼 5年の歩み:これまでとこれから」にご招待いただき、四名にて出席させていただきました。
気仙沼事務所は震災直後の2011年3月13日から取り組んでこられた宮城県気仙沼市での支援活動を五月末で終了されたばかりです。
鶴見大学学生ボランティアは2011年の夏から気仙沼市の大谷小学校で学習支援学びーばを開始しました。先遣隊が入ったのが2011年の4月ですから本当に長いお付き合いになります。
SVA気仙沼事務所は町づくり、漁業支援、子ども支援と現地採用職員の方と一緒に
所長の白鳥さん、プログラムマネージャーの東さんは現地に駐在しずっと気仙沼と寄り添ってこられました。
それだけでなく私たちのような学生団体や数多くの支援団体と現地をつなぐお仕事をされてきました。
東さんは子ども支援担当であったこともあり、大谷小学校ではずっと一緒に活動してくれたお一人です。現地で生活され、日々子どもたちとふれ合ってこられた東さんには様々なアドバイスをいただき、一緒に悩んでくださいました。
今はSVAを離れた武田さんには子どもたちへの支援に本当に必要な事は何なのかと皆で議論を戦わせた記憶が今も残っています。
3.11と気仙沼と真正面から向き合い、多くの人と一緒に歩んできた白鳥さんのお話は今年にも気仙沼で支援に入る我々にとって大事なものを思い出せてくれました。
困難な状況で誰もが苦しんでいる、
何ができるかなんてわからないけれでも
『傍らに居ること、共に学び、触媒役となること』を大事に
気仙沼事務所という船は進んできたのだと。
順風のときもあれば逆風もあった。
全世界からのボランティアが支援が風となり、
地元の人々と並走し進んでこれた。
お二人がやってこられたことはSVAの活動から生まれたNPOはまわらすhttp://hamawarasu.org/に引き継がれます。
代表の笠原さんは気仙沼・大谷の方です。子どもたちの笑顔が復興だと仰られています。
大げさでもなんでもなく、事実彼ら彼女らの笑顔こそが復興なのではないでしょうか。
みなさんのように気仙沼で、熊本で地元の人たちに受け入れられ、子どもたちに笑顔を届けられるよう私たちもがんばってみます。
鶴見大学学生ボランティア 石川