6/10 定例会
2015/06/13
2015/06/13
2015/06/13
随分と遅れてしまいましたが三月に実施された鹿折小学校での学びーば2日目を紹介させていただきます。
今年の春季活動は鹿折小学校での2日間の活動となりました。
たった2日の活動ですが子どもたちも参加学生たちにとっても大切な2日間です。
写真の彼女はこの春、歯科衛生科を卒業した浅羽さん。
三年前よりこの活動にずっと携わり続けてきてくれました。
代表その人も今年春に文学部を卒業しています。
彼女のがんばりと熱意は子どもたちにも伝わったでしょうか。
初参加の学生もこの2日で見違えるほどに学びーばの空間に慣れていきました。
下の写真は鶴見大学の井出さん。
初日とは子どもたちの距離感が縮まっています。
多くの経験を子どもたちと一緒につんでいけたようです。
今回もまた三陸新報社より記者さんが取材にきてくださっています。
下写真左が記者さん。代表と本団体ボランティアアドバイザー飯田先生が取材を受けさせていただきました。
最終日ののイベントは昨夏より参加した東京都市大学の企画した『万華鏡』
しっかり挨拶してからイベント開始。
学生もまじって一緒につくります。
写真で説明をしているのは東京都市大学の進藤くん。
イベントリーダーとして同大学の山本さんとともに今回の企画を練り上げました。
彼は普段横浜にいるときから子どもたち向けのイベントにスタッフとして参加しており、初参加の今回も子どもたちの前でも堂々たるものでした。
それは彼が来る前から友人たちから学びーばや気仙沼のことを知ろうとしてきたことが大きかったかもしれません。
普段の生活の彼があって、学びーばでの彼があるのだと思わずにいられませんでした。
材料はシンプルで、少なくてもちょっと工程が難しい万華鏡。
でもしっかり説明を聞ける子どもたちはすいすいと作り上げていきます。
中には「一生の宝ものにする!」と言ってくれる子どもたちも。
自分の力で作った作品だからきっとそう思えるんだね
そして学びーば10閉校式。
この閉校式はひとつの節目でもありました。
大谷小学校ではじまったこの活動から、この鹿折小学校での活動までまなびーばを支え、応援してくださった藤村校長先生が今年度で定年退職されるのです。
子どもたちにとって厳しくも、温かいそんな校長先生です。
人にたいする感謝の念をいつも口にされておられ、子どもたちに伝えてこられました。
それはまなびーば参加学生にも伝わっています。
大谷小学校にて前代未聞の学生主体の学習支援活動を受け入れられた先生でもあります。
まなびーば参加学生・社会人は1500名(延べ数)を超え、参加してきた子どもたちはその10倍にはなるでしょう。
大切な藤村校長先生に私たち学びーば参加してきたメンバーが感謝の気持ちをどうお伝えすればいいのか。
震災以来のこれまでの歳月をふりかえりつつ、アルバムには多くのメンバーに先生へのメッセージを書いていただきました。もちろん今回参加した子どもたちにも書いてもらっています。
これからもまなびーばは続きます。
藤村校長先生、長年お疲れさまでした。
これからも学びーばを見守ってください!