DIG訓練
2013/06/15
6月12日の水曜日は鶴見区社会福祉協議会の方々が来てくださり、
災害頭上訓練、DIG(ディグ)というものを行いました。
会長の河西英彦さんから防災のこと、訓練の目的、やり方などを教えていただきました。
DIG訓練の前に
ShakeOut訓練というものを行いました。
この訓練は「自らの身は自ら守る」ことを目的とし、世代を超えて、一斉にできるのが特徴です。
基本の行動は
DROP 姿勢を低くして
COVER 体・頭を守って
HOLD ON 揺れが収まるまでじっとして
この行動ができれば”避難・安否確認・情報を集める・命を救う・避難所で生活できる・生活の再建を図る”ことなど次の行動ができます。
今回は笛を鳴らしてもらいその音を地震の合図にして行いました。
音が鳴るとわかっていてもちゃんとこの姿勢ができるのに時間がかかりました。
日頃の訓練は大切です。
そして次はDIG訓練です。
まずDIGとは
Disaster (災害)
Imagination(想像力)
Game(ゲーム)
の頭文字で、また英語で dig とは「掘り起こす、探究する、理解する」という意味があり
「災害意識を掘り起こす」「地域を探求する」「災害を理解する」といった意味が込められています。
地域住民が住んでいる地域の災害危険性を把握し、訓練参加者が地図を囲みながら
災害が起こったときどのように対応するとよいかを議論しつつ、
防災意識を高めることができます。
実施方法は地域の地図を広げて、
マジックで色を塗ったり、シールを貼ったりその地域の特徴を再認識します。
また、危険な場所はどこか、災害が起きたらどうするかなどを楽しく持論することで防災意識を高めます。
今回は3グループに分かれて作業をしました。
そして地図に記入が終わったら、それを踏まえて付箋に考えられる被害や、私たちが備えなければならないことを
グループでまとめて最後に発表しました。
災害からすべての物を守るのは難しいですが、
昔の災害から学んだり、準備することなどをすることで
減災することができます。
私たちは東北で活動して学んだことを地元に活用して”減災”の手助けをしていかなければいけませんね。
来週の水曜日は通常どうり定例会を行います。
夏の活動に少しでも興味のあるかた、お待ちしております◎
日時:2013/06/15 15:17