正院小学校学びーば初日
2024/08/27
2024年元旦に発生した能登半島地震を受けて本団体では調査と支援先の調整をしてまいりました。今回は津波と揺れによる家屋倒壊で大きな被害のでた珠洲市の正院小学校に入らせていただくこととなりました。受け入れてくださいました子どもたち、保護者の皆様、学校関係者の方々に深く御礼申し上げます。
学校に着くとこんな看板をご用意してくださっておりました。
とても嬉しかってです。
上の写真は子どもたちに名札のことを説明しているところです。
説明している学生さんは武蔵野大学の岩槻さんです。彼女も子どもの頃学びーばに参加して名札を胸から下げていたのです。
午前中は埼玉の地球市民学習の皆さんとのオンライン交流がありメンバーも参加させていただきました。この団体さんとは来校以降、お手紙をやり取りしておられ、そういった関係が今後も継続するよう取組を継続されているそうです。受援力を感じます。
午後は学習の時間でした。夏休みも後半ですのでがんばって宿題を終わらせたいところです。
上の写真は本学の職員の先生も合流して自己紹介をしているところです。
少しづつお互いのことを知り合い、緊張もとけてきたところでしょうか。
これから五日間楽しく過ごしたいですね。
小学校はガスは不通、水道も一部壊れているため一階のトイレは使えません。
校舎の外にはトイレカーがあったりします。
今日のイベントは熊本の飯野小学校でもやった。イルカのお話です。
能登町の真脇というところには縄文遺跡があるのですがそこに住んでいた人々とイルカの関りを研究者でもある植草先生がお話してくださいました。骨は本学歯学部解剖学口座の小寺先生がご用意してくださいました。
見慣れない骨に興味津々の子どもたちでした。
子どもたちはイルカや海獣のお話に興味があるようで、こちらがタジタジとなるような難しい質問がありました。正院小学校の子どもたちはすごい!
熊本の柴田先生もメンバーとして午後に合流してくださいました。
今回は東北出身者や九州からも参加しての開催です。皆様のご尽力に感謝です。
歯学部非常勤講師 石川 達哉
日時:2024/08/27 18:372024年度夏季活動『学びーば1in正院』