10月16日(日)に『災害時に私たちにできること~震災後の子どもたちの居場所作りから学んだこと~』と題して講演会を開催いたしました。

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開会に先立ち本学の副学長 早川徹先生よりご挨拶をいただきました。早川先生は本学のボランティア対策委員長を務めておられたこともあり、熊本地震でも現地活動実現にご尽力くだされた先生になります。

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続いて第1回の宮城県気仙沼市での活動から参加し、卒業後も学生とともに活動した丸尾亮太さんが学びーばの概要をお話くださいました。

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基調講演には熊本地震の際に、支援に入りました熊本県益城町立飯野小学校の校長をされておられた柴田敏博先生に基調講演をしていただきました。史上初の二度に渡る震度7を経験し、避難所ともなった小学校がいかに学校再開に向けて努力をしてきたか。首都圏での大災害が心配される今、本学としても得るもの大きなものでした。

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本会では2012年気仙沼での学びーばに参加していた子どもも演者として参加していただきました。只野愛実さんは今は気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館などで修学旅行生や来館者に語り部活動をされている高校生です。彼女は防災を目的としたコミュニティも運営されておられます。今の若者が何を思い、どんな活動をしているか勉強になりました。

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本学の卒業生で大学で勤務する石川達哉さんからは今の大学生やボランティア活動をしたい方へのお話がありました。

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同じく本学の卒業生で医師の植草康浩さんから阪神淡路大震災当時から東日本大震災、熊本地震、そして今後起きる大災害にむけて災害ボランティアの過去と未来のお話をいただきました。大学は災害時の避難所となるだけでなく支援の核となることが地域から求められるだけに今からできることをすべきではないかというご提言をいただきました。

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本会は鶴見区役所や社会福祉協議会の方々にもご協力いただきまして、大学関係者や学生のみならず一般の方もご聴講いただきました。また学生支援課の皆様をはじめ本学関係者の皆様には開催にあたりお力を貸していただき大変に感謝しております。コロナ禍もあり活動が困難ではありますが、こうした取り組みが来る大災害時に力となればと思っております。

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日時:2022/10/22 11:42

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