本日は東京都市大学で行われる上映会に参加しました。

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「話したくなる毎日に!」という題目で、気軽にボランティアへ参加できたり、被災地の現状を伝えたりして、学生に「ボランティアのきっかけ」を与える企画でした。

その中で陸前高田ドキュメンタリー「あの街に桜が咲けば」を上映するとのことで、我が団体の副代表・前田と事務・井水が参加したのです。

東京都市大学では「TAKE ACTION」(通称TA)という東日本復興支援団体があり、そこで被災地のボランティア活動に励んでいます。

Dsc00157_2 私たちが行っている活動とはまた違ったもので、住宅の瓦礫撤去や水害復旧支援、桜ライン311主催植樹会参加(※後ほど説明します。)、など幅広く様々な支援を行っているそうです。

学内活動にも精を出しており、少しでも学生に興味を持ってもらおうと実行したのが今回の企画ということでした。

「あの街に桜が咲けば」の映画監督である小川光一さんがゲストとしてご出席していて、製作における貴重なお話も聞く事が出来ました。

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映画の内容を簡単にご説明させていただきますと、

東北地方太平洋沖地震によって甚大な被害を受けた岩手県陸前高田市、その出身である者が立ち上がり津波最高到達地点に桜の植樹をしようという一大プロジェクトを立ち上げた未来に紡ぐドキュメンタリー映画です。

津波最高到達地点に桜の木を植えて後世に伝える活動のことを「桜ライン311」と言います。TAに所属している何人かは実際に参加されて桜ライン311活動をしたそうです。

桜を植える場所は必ずは元々誰かの土地にあたります。そして津波の被害があった場所でもあります。そのような辛い思いを経験した方々に桜ラインの趣旨をしっかりと説明し、理解してもらい協力を得ているとのことでした。

震災遺構のことについての考えも述べておりまして、ただ遺すのではなく後世にしっかりと伝えそしてアレンジを施し希望のあるものにする。この活動は桜の木を植えることが目的ではなく、植える意味を皆が知っていてそれを何年も何十年も先まで伝承させていくことが大切。もう同じ過ちを繰り返さないためにも…と気持ちを伝えていました。

Dsc00173 (東京都市大学TA現代表露木拓也さん[手前]と映画監督である小川光一さん[奥]の対談。)

全40分の映画でしたが、非常に濃密な内容で震災についてまた新たな考え方が出来ると思います。

しかし都心の人々に東日本大震災のことを聞いてみたところ、震災に対する意識の低さが大変多く見受けられました。

「私の住んでいる街に大地震は起こらない」という考えの人がとても沢山いるようなのですが、これは「正常化バイアス」と言い、不都合な情報を正当化して自分を安心させる心理効果だそうです。

大丈夫、ここまで来ない、私は平気という思い込みが強く働き、震災時もその正常化バイアスにより命を落としてしまった方は数知れずいたでしょう…。これは被災された方だけでなく、東北地震とは無関係だと思って生活をしていること自体が後々大変危険なことへと繋がります。

ですから、監督である小川光一さんは「自分の頭の中にも桜ラインを持ってほしい」と仰っていました。

大切な人を守るためにも、まず第一に自分の身の安全を。

私は小川監督の思いが込められた映画を一人でも多くの方に見ていただきたいと心から思いました。

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東京都市大学の生徒の方にお誘いをいただき、今回このような機会を得ることが出来ました。

そのことにつきまして大変感謝をしております。

春の学びーばにもご参加いただいておりまして、今後とも私たち鶴見大学学生ボランティアとの交流も何卒よろしくお願いします。

井水






日時:2014/05/11 23:54

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