文学部国際交流委員会の交流事業の一環として,ドキュメンテーション学科では毎年海外から第一線の研究者をお招きしています.その際,公開授業の実施をお願いしています.主な対象は当学科の学生です.

今年は,ハワイ大学コンピュータ情報科学部図書館情報学科から,安里のり子先生とアンドリュー・ウェルトハイマー先生をお呼びしました.(公式には安里先生をお呼びしたのですが,両先生のご厚意で,たまたま同時期に海外出張をするご予定だったウェルトハイマー先生も同行して授業をしてくださることになりました.安里先生,ウェルトハイマー先生,どうもありがとうございます.)

今日は,5限の時間に,安里先生に「図書館員と知的自由」というタイトルで授業をしていただきました.主に聴講したのは当学科1年生のみなさんです.

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授業では,アメリカで,図書館における知的自由という概念がどのように発展し,根付いてきたか.また,この美しい概念が,現実からどのような挑戦を受け,図書館員達がどのように対処してきたか,をお話しいただきました.ある概念の発展を,理解し易く説明していくのは簡単ではないと思うのですが,安里先生のお話は論点が整理され,しかも印象に残る出来事をキーとして話が展開していきました.図書館学が専門ではなく,不案内な筆者にもわかりやすく,とてもおもしろく聞かせてもらいました.

明後日11/22(水) 5限には,ウェルトハイマー先生による「図書館と偽情報」の授業が予定されています.こちらも楽しみです.

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