3月12日、2018年度特別実習Ⅱで台湾研修に参加した学生15名の帰国後の成果報告会が学内で開催されました。既に本ブログで滞在中の活動記録は報告されていますが、今回の報告会では主に9日間に訪問した8種類の図書館の中から、特に印象的だった図書館について、その機能やサービス、日本の図書館との違いなどについてグループごとに発表を行いました。

 しかし、参加学生は全員1、2年生なので、実は日本の図書館についてもまだまだ勉強中の身です。彼の国の図書館の姿を見て、あらためて日本ではどうなっているのか、自分の知識と経験の不足に気づいた人も多かったことでしょう。異文化に身を置くことの価値はまさにそういうとところにあるのかもしれません。 

 図書館訪問以外でも、今回研修を受け入れてくださった台湾世新大学の学生さんとの交流、教職員のみなさんのご指導とご支援、街中で触れ合った台湾の方々の心の温かさや親日的な態度を印象的に受けとめた学生も多かったように思います。また、たまたま目にした台湾のゴミ収集の仕組みに関心を持って調べてみたり、図書館施設・デザインについての自分なりの気づきや発見を得たりと、それぞれにとって、視野を拡げ、これからの大学生活の中でさらに学ぶべき針路を定める機会となったのではないかと思います。

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みなさん,こんにちは.世新大学での研修も6日目,つまり,あと1日を残すだけとなりました.

参加している学生の皆さんは,週末は,グループ毎に世新大学の学生といろいろなところに出かけて楽しんでいました.

今日午前中は,明日のプレゼンテーションの準備です.世新大学の学生とビデオを作成します.ドキュメンテーション学科の学生は,主に材料を提供する役回りで,特に,Virtual Studio で,カメラの前に立って研修の紹介をする,というのが大きな仕事です.その原稿書きが週末の宿題として出されていました.グループ毎にいろいろ工夫をして,収録に臨んでいました.(こちらも忙しくて写真を取り損ねてしまいました.)

午後は,新北市立図書館の見学に行きました.

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ここは4年ほど前にできた新しい図書館で,9階建ての広いフロア,自習室は24時間オープン,これまた24時間稼働の自動貸出機など,意欲的な取組みを行っています.

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さて,明日は最終日.ちょっと朝が早いです.今夜は帰国の支度もしなくてはいけません.みなさん早く休むことができるでしょうか.

こんにちは.情報学コースの田辺です.元木先生と今回の台湾での実習の引率をしています.今日3/1は,その5日目となります.

昨日に引き続いて台湾は休日です.とうことで,今日も世新大学の学生が自主的に案内を買って出てくれました.

台北市立図書館の北投(べいとう)支所を見学しました.北投は,台北市の中にある温泉地で,駅を降りると目の前に「温泉会館」といった建物がたくさんあります.

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3フロアすべてにテラスがあり,椅子にすわって本を読むことができます.台北の2月~3月は雨が多いのですが,今日は良い天気で,気持ちよく過ごすことができました.

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見学後は,グループに分かれて,引き続き世新大学の案内で市内を散策しました.明日・明後日の週末の予定も,いろいろたてているようです.

こんにちは。旅の疲れが少し出ている元木です。

本日(2月28日)は、台湾の祝日です。にも関わらず、世新大学の学生の皆さんによるアテンドが続きます。感謝の念が絶えません。本当に、ありがとうございます。

少しゆったりしたスケジュール(と言いつつ、連日、電車と徒歩移動なのです)です。午前中は、國立故宮博物院へまいります。翠玉白菜と肉形石は、それぞれ、台中とオーストラリアで展示されているそうで、拝見することが出来ませんでした。また、台湾に来る宿題ができました。:)Dsc02663_compressed

鶴見大学の学生たちの中にも、少し疲れの色が出てきておりましたので、一部の学生とホテルへ戻りました。残りの学生は、世新大学の学生たちと淡水へ夕日を見に行きました。残念ながら曇り空で夕日には出会えなかったそうですが、英語、中国語、日本語が入り乱れる会話をしながら親睦を深めていたようです。

こんにちは。障害者サービスに、とても興味を持っている図書館長 book の元木です。

学生たちは、最終日(2019/03/05)の Final Presentation に向けて、世新大学の学生たちとチームを組んでいます。初日、2日目と短い時間ですがオフラインでの打ち合わせをしつつ、LINEグループで連絡を取っています。

今日(2019/02/27)は、午前も午後も図書館三昧のプログラムです。Final Presentation に向けた取材も兼ねている場合がありますので、気が抜けない時間が過ぎていくのでした。

午前は、國家圖書館(National Central Library) book の訪問です。館内の写真は、お見せできませんので、入館シーンをどうぞ。

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ここでは、貴重書を中心に、ご説明いただきました。加えて、國家圖書館は日本の国立国会図書館と同様、納本制度に基づき、国内の図書が集まって来るそうです。

午後は、國立臺灣大學へ向かいます。Gallery of NTU Historyで、臺北帝國大學からの歴史を含めた話を頂戴しました。そして、ここで出会ったカード目録ですが、多くの学生の興味を惹いたようです。

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続いて、杉並木ならぬヤシの木並木の椰林大通(Royal Palm Boulevard)を抜けた突き当りにあるのが、國立臺灣大學圖書館です。臺北帝國大學のシンボルの一つとして作られ、その位置付けは今でも変わりません。建物は別でしたが、自動化書庫の出納手続きや閉架書庫への入庫も叶いました。

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どちらの図書館も、ご案内のキーワードは「デジタル」と「古典籍」でした。まるで我々の学科の説明の一部を聞いているような気分になりました。

そろそろ、旅にも慣れてきて、疲れが出始める頃です。気を付けましょう。

こんにちは。点字図書館 book が好きな鶴見大学図書館長 book の元木です。

さて、台湾にやってきて最初の朝を迎えました。朝食を済ませて出発です。台湾メトロの松山新店線で、世新大学最寄り駅の景美(G05)に向かいます。

午前中は、Chihfeng Lin先生による講義 “Introduction to the Library in Taiwan” です。話題は台湾内に留まらず、世界を視野に入れた図書館の立ち位置について考察します。

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午後は、世新大学の Radio Station と、Studio への訪問から始まりました。オーディションを突破した学生だけが、実際に放送されるラジオ番組を制作することができるそうで、説明してくれた学生さんの熱の入り方に圧倒されました。

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Studioはいわゆるスタジオなのですが、クロマキー合成が可能な設備が整っています。

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続きまして、本命の?世新大学図書館です。わくわくしながら図書館までまいりましたところ、入口の電光掲示板にメッセージが!

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早速、館内を図書館のスタッフにご案内いただいた訳ですが・・・Lin先生が講義でおっしゃっていたGLAMRの一つである “Gallery” 的要素が現われました。台湾の歴史や建造物の情報についてVRを使って紹介いただきました。ヘッドマウントディスプレイで体験しているシーンです。

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学生数が約1万人という世新大学ですので、図書館の蔵書も潤沢でありました。

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このあとは、最終プレゼンテーションに向けて、世新大学鶴見大学の学生同士が、打ち合わせをしました。グループ毎に話し合いが行われていましたが、一旦始まると止めるのが大変なくらい盛り上がっていたのが印象的でした。

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実は、このあと、世新大学の別の授業にお邪魔して、そこでピザパーティーがありました。なかなか、移動も含めてハードな1日でしたが、へこたれている学生は見当たりません。頼もしい限りです。

こんにちは。情報学コースで、図書館長の元木です。

ドキュメンテーション学科では、世界の様々な大学と姉妹校協定を結んでいます。その中の一つである、台湾にある世新大学に、今回は、やってまいりました。学生15名(2年生:10名、1年生:5名)と田辺先生と私・元木がメンバーです。

朝、羽田国際空港に集合しました。初めて海外に行く学生が何人もおりましたので、手荷物を預けるもっと手前でも、良い意味でバタバタしました。日本円から新台湾ドルへの両替、モバイルルータの受け取りや契約、ペットボトルの水やお茶の処分、諸々、「自分が初めて海外に行った時と違うこともあるなぁ」、などと、しみじみ思っている暇は、ほぼありませんでしたが。

さて、大きなトラブルも無く無事、台北の松山機場(Songshan Airport)で、世新大学情報コミュニケーション学科の Tao-Ming Chuang先生と学生さんたちにピックアップしていただきました。

地下鉄でホテルへ向かいチェックインを済ませ、世新大学へ向かいました。正門前では、更にたくさんの学生さんたちにお出迎えいただきました。

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会議室で、関係する学生や教職員が集まり、今回のインターンシッププログラムのスケジュールや中身、修正予定について説明を受けました。その後、双方の学生による簡単な自己紹介が行われました。中国語や英語の事前学習の効果も手伝ってか、ドキュメンテーション学科の学生たちの自己紹介をしていました。

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ここで、今後のグループワークに向けて、両大学をミックスしたグループ分けが行われ、コミュニケーションが徐々に始まりました。

本日、最後のプログラムは、歓迎餐宴として、素晴らしいレストランで、Chihfeng Lin先生やChuang先生と一緒に夕飯をいただきました。

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朝早くから動いていた学生の皆さんは、きっと既に夢の中にいると思います。さて、また数時間後に2日目のプログラムが始まります。

 今日3/2(木)は,国際インターンシップ最終日です.飛行機が16:00なので,公式日程は午前中だけとなりまして,プレゼンテーションが行われました.
 プレゼンテーションでは,昨日撮影したビデオが公開されました.我々は夕方の撮影までいただけなのですが,その後世新大学の学生達が,編集作業にとりくみ,中には夜遅くまで頑張ってくれた人もいたとのことでした.(彼らにとっても,ビデオを編集して作品の形にするのは初めての体験であるようでした) 昨日は,単にカメラの前でトークを撮影されていただけのものが,編集を経て,「作品」という体にしあがっており,とても感心させられました.最後に,9日間の研修・見学 (さらには観光まで) にずっと付き合ってくれていた世新大学の学生が,インターンシップ全日程を紹介するビデオを作成して,それを上映してくれました.
 お別れの昼食会の後,松山空港より帰国し,全員元気に自宅へと戻ることができました.
 研修に参加したドキュメンテーション学科の学生は,それぞれ何かを掴んでくれたように思います.図書館のさまざまなあり方に知識を深めた者,語学力の重要性に気づき,勉強していくモチベーションを得た者,表現力の重要性を感じた者,持っている能力を総動員してコミュニケーションを進めていくことに自信を持った者,さまざまですが,今後のさらなる成長に期待したいと思います.
 世新大学のみなさま,特に Tao-Ming Chuang 先生,Chihfeng Lin 先生,Shane Lin さん,Shu-Zhen Chen さん; また世新大学の学生のみなさまにはたいへんお世話になりました.ありがとうございました.

 連休も明けまして,今日3/1からまた公式日程となります.昨日の夜は,学生の皆さんは観光から帰ってきてから課題を必死にやっていたようで,みなさん睡眠不足の顔をしています.
  午前中は,三立電視というテレビ局の見学です.今回は,ドキュメンテーション学科の学生だけでなく,世新大学の1年生およそ70名と合同での見学となりました.ホストの世新大学情報コミュニケーション学科では,マスコミ指向の学生がたくさんいまして,訪問先の三立電視でも,卒業生が何人も働いているそうです.最初に,テレビ局全体を概観するビデオを見せてくれました.中国語のビデオだったのですが,文字を見ているとなんとなくどういう話かわかる (...ような気がする...) のが,台湾の良いところです.とは言え,睡眠不足の学生さん達は,枕をならべて討ち死にのようでした.続いてのテレビ局内の見学は日本人は別グループにして,日本語を勉強している世新大学の学生さんが,通訳をしてくれました.いろいろ興味深いものを見せてもらいました.日本のテレビドラマを流している番組もあり,学生さんは盛り上がっていました.(筆者はそういうのは疎いのでよくわからず.)
  午後は世新大学に戻りまして,ビデオ制作に取り組みました.2日目の記事にも書きましたように,全部で3グループにわかれまして,各グループにドキュメンテーション学科の学生が2名,世新大学の学生が3-4名,という構成です.ビデオの題材は今回の研修旅行からとり,使えそうな写真を用意してシナリオを書き上げてくる,というのが今日までに与えられていた課題だったのです.みなそれなりに用意はしてきたのですが,実際に世新大学の学生と撮影に向けての作業を始めてみると,(コミュニケーションの困難もあるのですが) 準備の抜けがわかったりして,対応に追われていました.結局,だいぶ予定の時間を超過しましたが,なんとかどのグループも撮影を済ませることができました.最終的に編集をした作品は,YouTubeにアップロード予定とのことですので,そうしたらここにもリンクを張ることにします.
 写真は,後でアップロードします.

  台湾は,2/25(土)から2/28(火) まで4連休になっています.2/28は,「二二八事件」を記憶し,国民和解を図る日,という祝日となっています(筆者も,市内にある「二二八紀念館」を見学してきました).また,ただの土曜日である 2/15(土) を平日にして,代わりに2/27(月)を休日とし,4連休を作り出す,ということをしています.日本と制度の詳細は違いますが,考えていることは似ていますね.
  さて,そういうわけで4連休なのですが,既述のように土曜日は公式日程を入れてくれたので,実質は3連休です.この間,ドキュメンテーション学科の学生たちは,世新大学の学生と綿密に計画をたて,市内や郊外の観光に繰り出しています.(連休中に課題も出ています.それを行う時間は十分に確保している,と学生達は言っています.「確保している」のはまちがいないのですが,十分かどうかは.....)
  今日2/27(月)の夕方には,学生,引率教員とも世新大学よりご招待を受けまして,京劇観劇に行って参りました.このインターンシッププログラム中,ずっと面倒を見てくださっている Tao-ming Chuang 先生が今日も(休日にもかかわらず) 案内をしてくださいました.独特の化粧,アクロバティックな演技を堪能することができました.(中英日朝4言語の字幕が印象的でした)

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