教員の久保木です。こんにちは。

新入生の皆さんは、少しずつ、大学生活に慣れ始めた頃でしょうか。

2~4年生の皆さんは、必要な分、また学びたい分の時間割を、そろそろ組み終えた頃でしょうか。

さて昨日、図書館で、こんなコーナーが目に入ったので、簡単にご紹介を。

20160412_155836

1階メインカウンターから見て、右側の壁の一部に設けられている、新着の「何か」を紹介するコーナーです。

この写真には、「新着紀要 日本文学」とありますね(ちなみに次の写真には、最後に「新着紀要 英米文学」とあるのも写っています)。

「紀要(きよう)」というのは、各大学(の中の、さらに各学科など)が、それぞれに編集・刊行している、学術誌の総称です(かなり大ざっぱな説明ですが)。

各大学に所属したり、関係したりしている研究者(教員・研究生・大学院生・大学生など)の学術論文が、たくさん掲載されています。年1回刊行のところもあれば、複数回、というところもあります。

20160412_155846

これら最新の紀要をたくさんチェックすれば、自ずと、最新の研究成果や、研究動向の一側面を、大まかにですが、知ることができます。

実際、ドキュメンテーション学科の、特に書誌学コースの場合、日本文学研究ととても密接な関係にありますので、こうした文学関係の紀要の、最新号のチェックは、研究を進める上で、欠かせないのですね。

そこで役立つのが、このブースです。鶴見大学図書館では、定期的に、各大学からいただく紀要の最新号を、写真のように、ぜんぶ並べて見せてくれます。個別に1冊ずつ、探し回らずに済みますので、便利なこと、この上ありません。

例えば、今回の中からでしたら、

20160412_160308_2

というのを見て(ちょっと見えないかも、ですが)、「た、大変だ、『和歌一字抄』の原撰本の、それも下巻が出現したのか!」とか、はたまた、

20160412_160135

というのを見て、「むむむ、「古筆切拾塵抄(こひつぎれ・しゅうじんしょう)」の続きが出たぞ…!」とかと、驚いたり喜んだりしながら、自分の専門分野や、関心のある領域に関する、最新の研究成果に接していく、というわけです。

1年生のうちは、こうした学術論文を読む機会は、少ないかもしれません。が、2~3年生の専門科目や、特に4年生が卒業論文を書く際に、すでに公表されている学術論文への目配りは、執筆の大前提として不可欠になってきます。

ですので、ぜひ関心を持って、新着紀要を通覧できる、こうしたコーナーなどを、活用してもらえれば、と思っています。

ちなみに今回は、紀要ばかりでなく、新着の「視聴覚資料」も展示されていました。

20160412_160325

私が大学生だった、20年以上(…)前には、こういう「視聴覚資料」が、こんなに豊富には、なかったんじゃないかなあ、と思います。正直、何てうらやましい、と。

それで、今回はどんなものが入ったのかな?と思って、ざっと見てみたら、何と!

20160412_160402

去年大評判だった、かの大傑作、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が入っているではないですか!(皆さんぜひ観て下さいね。と、これはあくまで久保木個人の希望です)

そればかりでなく、『マッドマックス』の前3作まで、同時購入されてもいるではないですか!もう、これには内心、ものすごく感嘆しました。

本学図書館の皆さんの、すばらしい「選択眼」と「選書方針」に、あらためて、深い深い敬意を払いたいと、つくづく思っている次第です。