年度末を迎えて,ドキュメンテーション学科でも教員の異動があります.書誌学コースご担当の久保木秀夫先生が他の研究機関に移られることになりました.
 久保木先生は,2010年に鶴見大学に赴任されて以来,8年間にわたって当学科で研究・教育に勤しまれました.書誌学コースの担当教員として,ご専門の和歌や物語の古写本・古筆切はもちろん,近年では幕末明治期の出版物にも関心を持たれ,学生たちに書誌学の魅力,を存分に伝えてくださいました.指導にあたっては常に笑みを絶やさず,暖かく,そして,時には学問の厳しさを熱く伝える面を見せられました.
 研究者としてのご活躍も目覚ましく,在任期間中に多くの学術論文を発表されています.中でも『新古今和歌集の新しい歌が見つかった! - 800年以上埋もれていた幻の一首の謎を探る』(2014・笠間書院)は鶴見大学図書館の古筆手鑑の中から新出歌を発見したことで,学会内外で大きな話題となりました.
 最終日となった30日には,新3,4年生の前で挨拶をなさいました.久保木ファンが泣き出す... までではありませんでしたが,含蓄に富むお話に,大きな拍手が送られました.

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 久保木先生,どうもありがとうございました.新天地での今後のご活躍をお祈りしています.