6月4日が「むしばの日」であることにちなんで、毎年、6月4日から10日は「歯と口の健康週間」になっています。鶴見区では、鶴見区歯科医師会・鶴見区役所・鶴見大学短期大学部歯科衛生科主催の3つの組織が協力して、「お口の健康フェスティバル」が行われています。

今年は、6月1日(日)、鶴見区役所1階で開催されて、歯科衛生科3年生が22人参加しました。口腔内の細菌や滑舌、噛む力チェックなどの体験コーナーや、歯みがき教室、歯科医師らによるミニ講演、クイズ大会など、たくさんのメニューが用意されて、家族単位で楽しめる体験型のイベントでした。

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歯科衛生科の学生は、それぞれの体験コーナーならびに歯みがき教室を担当しました。

 

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模型や指導用歯ブラシを使って、歯みがきのアドバイスをいたしました。

 

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ご年配の方から赤ちゃんまで、あらゆる年齢の方が参加してくださったので、学生達にとって、非常に貴重な経験となりました。

 また会場には、東みちよ横浜市市会議員や渋谷治雄鶴見区長もいらしており、佐藤信二鶴見区歯科医師会会長も交えて、貴重なお話を伺いました。

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東みちよ市会議員からは、女性の働き方・離職後の再就職支援などについてお話を伺いました。参加した教員と記念写真を撮っていただきました。

 

 

本学の公式マスコットキャラクターのつるみんとつるたんも参加しました。

 

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今年は277人の区民の皆さんが参加されました。

地域社会への貢献となるイベントに参加できて、とても勉強になりました。

どうもありがとうございました。

関係の皆様に深くお礼申し上げます。

 

 

 本学では、学生の皆さんが早い段階から歯科衛生士としてのキャリアを考えていけるように、1年次にスタートアップセミナー、2年次にステップアップセミナー、3年次にキャリアデザインの科目が実施されます。今回はスタートアップセミナーで行われた、歯学部附属病院の見学についてご紹介しますね。

歯科衛生科では、歯学部附属病院の「口腔保健科」は歯科衛生科が主体となっている診療科です。ここでは、学生の皆さんが教員の指導の下、協力患者さんの処置-お口のクリーニングや歯磨き指導など―を行っています。協力患者さん役は、家族や親しい友人にお願いしており、日ごろの研鑽の成果を見てもらえる実習となっています。

 

白川先生が診察されるところを見学いたしました。

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※袖なしのエプロンを付けているのは本学の3年生で、1年生は袖アリのPPE(個人防護具)を着ています。

 

歯科衛生士の石井先生から、進行中の治療の様子や、パソコンに何を入力しているのかなど、詳しく説明していただきました。

 

早ければあと1年数か月で、同じ口腔保健科の実習を受けることになるため、真剣に見学していました。また、臨床実習の多くの割合を占める附属病院実習の雰囲気を、前もって知ることができて、モチベーションが上がったという感想が多くありました。

 

歯科衛生科の口腔保健科での実習のためにご尽力いただいている、歯学部附属病院の関係者の皆様に、この場をお借りして深く感謝申し上げます。

本学では、歯科衛生士の三大業務の1つである「歯科保健指導」の実践を学ぶために、様々な施設で実習を行っています。本学がある横浜市鶴見区内の小学校においても、各学校の養護教諭の先生方とご相談しながら、児童の皆さんへ歯磨き指導を行っています。 

6月5日に生麦小学校へ伺ったので、その様子をお伝えしますね。 

 

時間になってお教室に入ったら、まずご挨拶をしました。1

次に1年生の皆さんの目標である、「奥歯の大人の歯をきれいに磨こう」をお伝えするために、導入として紙芝居をしました。 

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めあてである、「おくばのおとなのはをきれいにみがこう」をみんなで復唱して、3

1年生のころに生えてくる第一大臼歯は、前後左右合わせて4本あることを伝えて、自分の口の中の第一大臼歯を観察しました。

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歯磨きの方法は、このように大きな模型と歯ブラシを使ってお伝えしました。

 

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生麦小学校の様子です。

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生麦小学校の皆様、どうもありがとうございました。

 

 

2025年6月4日、本学の歯塚において「歯塚供養」が行われました。

6月4日が「むしばの日」であることにちなんで、毎年6月4日から10日は「歯と口の健康週間」なのですが、本学では、治療などで抜歯した歯を供養する行事として行っています。横浜が近代歯科医療発祥の地であること、また曹洞宗の開祖である道元禅師様が「正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)」という本の中で歯みがきの大切さについて記していることから、神奈川県歯科医師会の創立40周年記念であった1965年に總持寺の境内内に建立されました。

 

歯塚の祭壇はこのように設えてありました。

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導師様が入場されました。3

ご法要の様子です。4

小林一行歯科衛生科科長が焼香しました。5

 

本学の学生が焼香しました。7

学長先生がお話をされました。8

来賓の神奈川県歯科医師会会長のご挨拶を副会長の先生が代読されました。

 

このような法要に参加して、改めて歯と健康の大切さ、さらに口の健康が全身の健康にも関係することに思いを馳せることができました。

2025年6月7日(土曜日)、同じ鶴見区内にある橘学苑高等学校のご依頼により、歯科に興味のある生徒さんを対象とした「橘学苑土曜ゼミナール」を本学にて開講いたしました。

 

はじめに藤原久子先生から、歯科の歴史や歯科衛生士の業務内容の説明に続いて、どんな人が歯科関係の仕事に向いているのか、などのお話をいたしました。

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体験講座を2つ行いました。

1つ目の体験講座、阿部智美先生による「いろいろな歯の磨き方を知ろう」では、鉛筆を持つように歯ブラシを持って小さく横向きに動かすのが基本の磨き方であることに加えて、

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 歯ブラシのいろんな部位を使う方法があることをお伝えしました。

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また、模型を使って歯みがきの練習をしました。

 

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2つ目の体験講座、藤原久子先生による「歯科医院の診療台を動かしてみよう」では、実際に歯科の診療台を動かしていただきました。 

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参加の生徒さんが楽しんで体験講座を受けているのがとてもよく分かり、歯科のことを身近に感じていただけたようで、とても嬉しく思いました。

 

今回は16名の生徒さんと1名の引率の先生にいらしていただきました。

どうもありがとうございました!

 

 2026年度以降に入学を希望する学生と保護者の皆さんを対象に、5月25日(日曜日)、来場型でオープンキャンパスが開催されました。歯科衛生科は4号館の実習室で行いました。

 

最初に、歯科衛生科長の小林一行先生より学科紹介をいたしました。

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学生へのインタビューも行いました。

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今回のオープンキャンパスの体験講座(模擬授業)は、安田昌代先生による「石膏で模型を作ってみよう」、阿部智美先生による「いろいろな歯磨き粉を使ってみよう」の2つのテーマでした。

 

体験講座の様子です。

 

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今回の来場型オープンキャンパスでは、受験生22名・付添者16名の合計38名の方にいらしていただきました。

 

ご来場いただきました皆さん、どうもありがとうございました。

次回のオープンキャンパスは、6月15日(日)に行われる予定です。

体験講座(模擬授業)は各回異なる内容を準備し、皆さんのご来場をお待ちしております。

是非いらしてくださいね。

 

坐禅、お寺の中の見学の後で、点心(てんじん;お昼ごはん)を頂きました。

修行僧の日頃のお食事はお粥や、一汁一菜だそうですが、参禅会のお食事は振舞用ということで、品数が多い、とても素敵なお膳でした。

 

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こちらはお箸が入っている箸袋の表と裏です。

曹洞宗では、食事も修行の1つと考えられており、禅の教えが下記のように書いてあります。

 

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お食事の前には、みんなで唱和してからいただきました。

 

修行なので「黙食(もくしょく)」が原則ですが、お食事がおいしくて、ついつい隣の人と話をしてしまいたくなりました。

 

点心をいただいたお部屋からは、三門が見えました。

 

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ご本山に伺って、總持寺にお勤めされているお坊様や修行僧の皆様とお話しする機会があり、曹洞宗や禅の考え方に触れる貴重な経験が出来ました。参禅会の実施に当たってご尽力いただいたスタッフの皆様に深く感謝申し上げます。

参禅会関連記事の第2弾です。

總持寺境内の諸堂拝観は、少人数のグループに分かれて、拝観ガイドの方と修行僧が引率してくださいました。皆さんとても博学でいらっしゃり、さらに親切に色々と教えてくださって、曹洞宗や總持寺に対する理解が深まりました。

 

まず、大祖堂から紫雲臺(しうんたい)へ移動しました。

 

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總持寺の貫首猊下(かんしゅげいか)が接見をなさるお部屋で、總持寺の独住第四世でいらっしゃる石川素童禅師様の肖像画を見ながらお話を伺いました。

 

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そのほかにもたくさんの場所を拝観いたしました。

 

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見学の後は、点心(てんじん:お昼ごはんのこと)を頂きました。

続きます。

本学は曹洞宗大本山總持寺によって設立されたため、曹洞宗の教えを学ぶ機会が折に触れてありますが、参禅会はその中でもとても重要なものです。

毎年、全学部全学科の新入生が参禅会に参加します。

 

總持寺の三松閣(さんしょうかく)が集合場所でした。

 

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それから大祖堂へ向かいました。開講式・瑩山(けいざん)禅師様へのお焼香・高田学長のお話・花和老師のご法話がありました。

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続いて、ゲッペルト老師にご指導いただきながら、坐禅を行いました。 

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その後は總持寺内の見学をいたしました。

次の記事へ続きます。 

                                                  

本学では、歯科衛生士の三大業務の1つである「歯科保健指導」の実践を学ぶために、鶴見区内の様々な施設で実習を行っています。区内の幼稚園や保育園においても、園児の皆さんへ歯磨き指導を行っています。 

5月21日に、同じ学校法人の三松(さんしょう)幼稚園へ伺ったので、その様子をお伝えしますね。 

 

まず、歯磨きの大切さについて、紙芝居をしました。

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歯ブラシの持ち方には、「こんにちは」と「さようなら」の2つの持ち方があることや、

 

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うがいにも2つの方法があって、外から帰ってきたあとに喉をきれいにする「がらがらうがい」と、お口の中をきれいにする「ぶくぶくうがい」があることをお伝えしました。

 

歯磨きの方法は、このように大きな模型と歯ブラシを使って、お手本をしました。

 

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そのあとで、みんなで一緒に歯磨きの練習をして、ぶくぶくうがいをしました。

 

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三松幼稚園の皆様、どうもありがとうございました。