本学では、臨地実習として、幼稚園や保育所で歯磨き指導の実習をしているのですが、実習が終わった後には、お礼状としてポスターを作成してお送りしています。

学生達が作成したもの、可愛いものばかりなのでいくつかご紹介しますね。

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2024年度以降に受験する学生と保護者の皆さんを対象に、6月18日(日曜日)に、来場型でオープンキャンパスが開催されました。

 

歯科衛生科長の小林一行先生が学科紹介をしました。1
本学歯科衛生科3年生の学生が「学生による学科説明」を行いました。2花谷重守先生が入学試験についてご説明いたしました。

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入試形式はいくつかありますので、自分の力を一番発揮できる方法で受験してみてくださいね。

 

最後に齋藤渉先生が「ムシバのハナシ」というタイトルで模擬授業を行いました。歯を磨かないと虫歯になってしまいますが、歯の構造や虫歯の成り立ちなどについてお話がありました。

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その他、キャンパスツアーや個別相談会などで、本学の学生と受験生の皆さんが交流することが出来ました。

今回の来場型オープンキャンパスでは、受験生32名・付添者25名の合計57名の方にいらしていただきました。

どうもありがとうございました。

 

☆おまけ☆

今回のオープンキャンパスに協力してくれた歯科衛生科3年生で記念撮影です。

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受験生や保護者の皆さんとの交流で自分自身の学生生活をご紹介することが出来て、とても充実して楽しかったそうです。

本学歯科衛生科では、歯科衛生士の三大業務の1つである「歯科診療補助」の実習を行っていますが、今回は「局所麻酔の準備」の実習をご紹介します。

皆さんは、歯科医院へ通院した際、治療が痛くないように麻酔の注射を受けたことがあるかもしれません。その注射の準備をするのも、歯科衛生士業務の「歯科診療補助」の1つです。

 

局所麻酔には大きく2種類あります。左側は伝達麻酔、右側は浸潤麻酔のセットです。二つはとてもよく似ていますので、判別のためのポイントを学習します。1_2

実習の前に説明を受けます。モニターがたくさんあるので、見やすいです。

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動画を見ながら作業のイメトレを重ねます。この動画は学校のmanabaというサイトから見ることができて、実習の前に予習ができるようになっています。

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説明の後は少人数に分かれて、先生が実際に手を動かしている様子をじっくり見ます。

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注射器のセットをしているところです。麻酔薬が入ったカートリッジの入れ方が難しいので、実習助手の先生が横について教えてくださいます。

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針の廃棄は、黄色のボックスにします。コツをつかむまでは難しいです。クラスメイトが実習しているのを見ながら、自分の時のイメトレをします。

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何回か練習すると、自分ひとりでスムーズにできるようになります。

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歯科医師が診療に専念できるように、準備や後片付けなどのサポートとしての「歯科診療補助」も、歯科衛生士の大切な業務なのです。

諸堂拝観の後は、三松閣の地下で点心(てんじん;お昼ごはん)を頂きました。

禅宗のお寺で頂くお食事なので、肉食(にくじき)は禁止されています。右上のお皿は鶏肉の唐揚げのように見えますし、お味も食感も唐揚げそのものでしたが、実は大豆が原料だそうです。

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こちらはお箸が入っている箸袋の表と裏です。

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曹洞宗では、食事も修行の1つと考えられており、五観の偈(ごかんのげ)が記されてあります。元々、唐代の南山律宗の僧、道宣が著した『四分律行事鈔』中の観文を、宋代に黄庭堅が僧俗のため訳したもので、それを道元禅師様が著作『赴粥飯法(ふしゅくはんぽう)』に記されました。

一には功の多少を計(はか)り、彼(か)の来処(らいしよ)を量(はか)る。

二には 己(おの)が徳行(とくぎよう)の、全缺(ぜんけつ)を忖(はか)って供(く)に応ず。

三には心を防ぎ過(とが)を離るることは、貪等(とんとう)を宗(しゆう)とす。

四には将に良薬(りようやく)を事とするは、形枯(ぎようこ)を療(りよう)ぜんが為(ため)なり。

五には成道(じようどう)のための故(ゆえ)に、今この食(じき)を受く。

 

お食事の前には、みんなで唱和してからいただきました。修行なので「黙食(もくしょく)」が原則ですが、お食事がおいしくて、ついつい隣の人と話をしてしまいたくなりました。

 

ご本山の様子を伺ったり、修行僧の雲水の皆様とお話したりする機会を得て、曹洞宗や禅の考え方に触れる貴重な経験が出来ました。またお箸と箸袋はお土産として頂き、参禅会の素敵な記念になりました。

今回のご本山をはじめ、参禅会の実施に当たってご尽力いただいたスタッフの皆様に深く感謝申し上げます。

参禅会関連記事の第2弾です。

總持寺境内の諸堂拝観は、少人数のグループ毎に雲水(うんすい:修行僧)の皆さんが引率してくださいました。皆さんとても博学でいらっしゃり、さらに親切に色々と教えてくださって、とても勉強になりました。また曹洞宗や總持寺に対しても理解が深まり、とても有意義なものとなりました。

 

お寺の中の一部をご紹介します。

大祖堂の地下には、このようにとても大きな木魚と鏧子(けいす)が飾ってありました。とても由緒があるものだそうです。

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大祖堂から紫雲臺(しうんたい)へ移動しました。

こちらは曹洞宗の太祖常済大師でいらっしゃる瑩山禅師様の姿絵です。

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こちらの反対側は、「狩野探令(かのうたんれい)」が描いた龍の襖絵です。

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こちらには、日清戦争・日露戦争で活躍した東郷平八郎元帥が書いた「紫雲臺」の書です。

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こちらは、お向かいのお部屋です。

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總持寺の庭園です。

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見学の後は、点心(てんじん:お昼ごはんのこと)を頂きました。

続きます。

本学は曹洞宗大本山總持寺によって設立された大学です。

そのため、曹洞宗の教えを学ぶ機会が折に触れてありますが、参禅会はその中でもとても重要なものです。

 

集合場所は三松閣の大講堂でした。

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大講堂からの眺めです。天気がよく、心地よい風が吹いていていました。

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拝登諷経(はいとうふぎん)(開講式)のために、大祖堂(だいそどう)へ移動しました。

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ご本山の導師様からご挨拶がありました。

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次に学長挨拶がありました。

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導師様の法話を伺いました。7

そのあと、導師様にご指導いただきながら、坐禅を行いました。

こちらは「坐布(ざふ)」の準備をしていらっしゃる、本学仏教文化研究所の宮崎先生です。

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坐禅を行っている様子です。9

その後は総持寺内の見学をいたしました。

次の記事へ続きます。