今回は、基礎実習の一環として行われる、AEDの実習についてご紹介いたします。AEDは自動体外式除細動器(Automated external defibrillator, AED)のことで、交通機関・医療機関・公共施設・商業娯楽施設やそのほか様々なところに設置されています。歯科衛生士も医療人として、AEDならびに胸骨圧迫による一次救命処置を行えるように、基礎実習で学びます。歯科医院で急に具合が悪くなり、一次救命処置が必要になる患者さんもいらっしゃるので、歯科衛生士もそのような場合に適切に対処できるようになっておく必要があります。 

 

今回は3人1組で練習しました。 

胸骨圧迫をしているところです。1分間に100回のテンポで胸骨を圧迫するのですが、結構力が必要です。 

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人工呼吸は、バックバルブマスクを使って行いました。 

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AEDのパッドを貼る時には、胸骨圧迫+人工呼吸のセットの邪魔にならないように行います。タイミングがかなり難しいことも分かりました。 

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使用している器材は、練習用の人体模型とAED(電流の流れないタイプ)なので、安心して練習できます。 

医療の現場に出た時に備えるだけでなく、普段の生活で、家族や友人知人のもしもの時に助けられる可能性が高くなるので、実習にも気合が入りました。 

2026年度以降に入学を希望する学生と保護者の皆さんを対象に、4月27日(日曜日)、来場型でオープンキャンパスが開催されました。歯科衛生科は4号館の実習室で行いました。

 

最初に、歯科衛生科長の小林一行先生より学科紹介をいたしました。1

学生へのインタビューも行いました。

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花谷重守先生より入学試験についてご説明いたしました。

 

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入試形式はいくつかありますので、自分の力を一番発揮できる方法で受験してみてくださいね。

 

次に、体験講座(模擬授業)が行われました。

田中宣子先生による「歯の型を取るための材料について学び、実際に体験してみましょう」、白川哲先生による「歯科医院で使ういろいろな器具を学んで、実際に使ってみましょう」の2つのテーマでした。

体験講座の様子です。6

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その他、会場では歯科衛生科での実習の参考になるように、使用する器材を展示いたしました。 

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また、こちらのパンフレットを配布いたしました。 

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今回の来場型オープンキャンパスでは、受験生18名・付添者15名の合計33名の方にいらしていただきました。

どうもありがとうございました。

次回のオープンキャンパスは、5月25日(日)に行われる予定です。

是非いらしてくださいね。