高校生・受験生の皆さん、こんにちは。ドキュメンテーション学科 情報学コース 教授で、図書館長元木です。

2020年8月刊行された丸善出版の『図書館情報学用語辞典 第5版』に部分執筆致しました。

司書や司書教諭、学校司書を目指している人や、図書館情報学や周辺領域の研究をしている人に少しでも役に立つと良いのですが・・・。

一緒に、研究しませんか?

図書館情報学用語辞典 第5版の表紙書影

※上記の書影画像は、openBDで公開されている画像ファイルへのリンクで表示しています。

受験生高校生の皆さん、こんにちは! 情報バリアフリー推進会およびコンピュータ部 pc 顧問で、ドキュメンテーション学科 pc book 情報学コースの元木です。

視覚障害者の方々に対する情報保障方法の一つとして、「ことばの道案内」があります。 我々は、本学への交通アクセスに関する情報保障をするために、認定NPO法人「ことばの道案内(通称:ことナビ)」の皆さんと「鶴見大学のことばの道案内」作成作業を継続しています。 以前のブログ記事([情バリ] NPO「ことばの道案内」の皆さんへのプレゼンテーション)で報告しましたが、学年対抗!?で情バリメンバーが「鶴見大学のことばの道案内」を考えて(そして、実際に歩きながら調査して)プレゼンテーションを実施しました。

さて、そのプレゼンテーションを受けて、2017年1月某日、ことナビの皆さん(全盲の方2名と晴眼の方々)が、現地調査の為、来学下さいました。 全盲のIさんがサングラスを取ると、そこには満面の笑顔が隠れていました。

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続いて、実地調査前の打ち合わせをします。 ことナビ理事長のOさんから自己紹介が始まり、続いてディスカッションに入ります。

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もちろん、学生(発言中なのは、2年生のHさん)も質疑応答に加わっていきます。

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これから行う実地作業は、晴眼の人だけで作った「ことばの地図」を、全盲の方に【見て】いただいて、意見を頂戴しながら、【見えない方/見えづらい方にとって】有用な「ことばの地図」へ修正していく作業が待っています。

全盲で、ことナビ副理事長のKさんやIさんに助けていただいて、「鶴見大学のことばの道案内」が出来上がっていきます! ありがとうございます!

さて、実地調査やデータ入力は、この後どうなったのか!? 次回をお楽しみに!

この活動は、平成28年度鶴見大学(第一期)学長裁量経費による事業の一部です。

2017年6月には、鶴見大学で、視覚障害リハビリテーション協会第26回研究発表大会が開催されます。

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平成29年の鶴見大学春のオープンキャンパスですが、以下の日程で開催します!

平成29年3月19日(日) 13:00~16:00
全学科同時開催 申込不要

受験生・高校生の皆さんに、お会いできることを、楽しみにしています。 では、また。happy01

高校生・受験生の皆さん、こんにちは。 情報バリアフリー推進会コンピュータ部 pc 顧問で、ドキュメンテーション学科 pc book 情報学コース元木章博です。

-- [2017/01/24追記] ここから --

NPO法人「ことばの道案内」のfacebookで、本ブログ記事をご紹介いただきました。 早速のご紹介、ありがとうございました!

-- [2017/01/24追記] ここまで --

鶴見大学への交通アクセスを考えてみましょう。 もちろん、大学は地図情報をお出ししています。 鶴見大学のトップWebページ「アクセスマップ」のリンクがあります。 きっと、高校生・受験生の皆さんも、ご覧になったことがあるんじゃないでしょうか? その図を頼りに、鶴見大学へ来たことがある人も、いますよね?happy01

以前のブログ記事(「[情バリ] ガイドによる視覚障害者移動支援活動@サイトワールド2016」)で書きました。 視覚障害者自身による図書館へのアクセスについて、視覚障害者誘導用ブロック(通称:点字ブロック)やエスコートゾーンなど、様々な取り組みが全国で見られます。 それに加えて、言葉での道案内をなさっているNPO法人があります。 特定NPO法人の「ことばの道案内」です。

今回は、我々・情報バリアフリー推進会各学年のチームで、JR鶴見駅と京急鶴見駅から鶴見大学への「ことばの道案内原案」を作成し、A原稿(晴眼者が考える「ことばの道案内」)を、ことばの道案内の皆さんにプレゼンテーションしました。 みんな、気合いが入っていましたpunch もちろん、ドキュメンテーション学科の学生の皆さんは、貸与されているノートPC pc を、ここでも活用します!good

このプレゼンテーションの模様(その1その2)は、「ことばの道案内」のfacebookでご紹介いただきました。 ありがとうございました!happy01

先ずは、2年生チームです。 Oさんが、頑張っています!(ビシッ up

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続きまして、3年生チームです。 4人が順番に発表しましたが、今回の写真は日本文学科Oさんです!(ビシッ!punch

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そして、最後のチームは、1年生を代表して、Hさんです(ビシッ!sign03

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学生ならではの新しい視点に基づいた道案内の提案に、「ことばの道案内」の皆さんから、ご意見を頂戴しました。 理事長のOさん、Kさん、ありがとうございました!think

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さて、A原稿の原案を考えてみましたが、次はブラインド(視覚障害の区分でいうところの全盲)の方々からのご意見をいただくことになります。 果たして情バリは、駅から鶴見大学へことばのの道案内を作ることが出来るのか!? ご期待ください!

2017年6月には、鶴見大学で、視覚障害リハビリテーション協会第26回研究発表大会が開催される予定です。

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平成29年の鶴見大学春のオープンキャンパスですが、とうとう出ました! 

平成29年3月19日(日) 13:00~16:00
全学科同時開催 申込不要

受験生・高校生の皆さんに、お会いできることを、楽しみにしています。 では、また。happy01

受験生高校生 pencil の皆さん、明けましておめでとうございます! コンピュータ部 pc と情報バリアフリー推進会の顧問で、ドキュメンテーション学科 book pc 情報学コース教員の元木章博です。 新年、最初の記事ですが、以前の記事(「[PJ-A/情バリ] 日本点字図書館オープンオフィス2016に行って来ました!(その1)」)の続きです。 その際、一緒にレポートしてくれたWさんですが、今回もお付き合いいただきます。

元木先生 「では、Wさん、今回のレポートも、お手伝いをお願いします。 この活動で、視覚障害者等(法律用語)に対する情報保障についての新しい知見が得られることを期待しています。」

Wさん 「前回も、ご一緒させていただきましたドキュメンテーション学科4年、情バリメンバーで元木研ゼミ長Wです。 今回も、宜しくお願い致します happy01

元木先生 「前回の記事では、DAISY図書の出納や発送作業の体験談でしたね。 1年生のBさんが写真に写っていましたが、もちろん他の学生さんたちも体験しましたね。」

Wさん 「はい、もちろん、私も体験しましたhappy01 他にも、白杖や盲導犬体験、iPhone/iPadやパソコン pc でDAISY図書を読んでみたり、点字カレンダーや点字付き名刺の作成など、自分で体験しながら学ぶことができるコーナーが数多くありました。 イベントも盛りだくさんの日本点字図書館オープンオフィス2016の報告が既に記事になってます。 実は、私もちょっとだけ写真に写ってますscissors

元木先生 「じゃぁ、そろそろ、我々が体験したことについて、レポートしていきましょう。」

Wさん 「はい、分かりました。 【サピエ調査隊!~レファレンス係のスタッフになって、本を探してみよう~】のコーナーでは、3年生のHさんYさんがキーワードを頼りに図書の検索をしていました。 図書の種類が幾つかありますので、みつけた!と思っても、点字図書 じゃなくてDAISY図書だった、なんてことがあったみたいです。」

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元木先生 「利用者からのリクエストに応えるためにレファレンス係は頑張っているんですね。 さて、次のレポートは何でしょうか?」

Wさん 「はい、次は白杖体験です。 1年生のHさん視野狭窄のゴーグルを着けて、歩行訓練士の島田さんにご指導いただきながら、日本点字図書館内のフロアや階段、そして館外の歩道で歩行訓練を体験しました。 通称点字ブロックを頼りに頑張って進んでいました。」

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元木先生 「Hさんは、盲導犬体験の時も褒められていました。 素質あるんですね(何の?)。 そういえば、毎年頂戴している点字カレンダーですが、【体験・点字カレンダーをつくって使おう!】コーナーで使っているアルミ板って、どうやって作ってるんですかね?」

Wさん 「そうなんですよね、私も???と思ってました。 それがですね、先生、あったんですよ。 ブレール・シャトルという名前の全自動点字製版機械です。」

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元木先生 「あ! あの【ギョッギョッギョッギョッ】って言いながら、アルミ板に打点していく優れものの機械のことだね。」

Wさん 「先生の言われている擬音語の表現はさておき、1年生のBさんHさんが見とれていましたね。 私も同じでしたけどcoldsweats01 凄いですよね。 パソコン pc に入力したデータを基に、打点していただけるんですものね。」

元木先生 「さて、そろそろ、この記事も終わりに近付いてきました。 Wさん今回の日本点字図書館オープンオフィスは、いかがでしたか?」

Wさん 「先ずは、日本点字図書館の皆さんにお礼を申し上げたいと思います。 いつも、楽しいオープンオフィスを開催いただき、ありがとうございます。 元NHKの迫田さんのご講演「視覚障害の皆さんから教わったこと」に参加させていただいた時、気が付いたのですが、手話通訳がついていました。 「日点で手話!?」と思うかもしれませんが、実際に会場で手話を使っている方々をおみかけしましたし、様々な場面で情報保障が必要なんだな、と思いました。 私は普段、元木先生情バリのメンバーと手話の勉強をしていますが、ますます頑張ろう!と思いました。 こういったことを通して、初めてこのイベントに参加した学生はもちろん、何度か訪れている学生でも1日楽しむことができました。 でも、毎年思っていますが、1日では廻りきれないですね。 いつも来年が楽しみです!happy01

元木先生 「Wさんは4年生ですので、来年度は在学生として参加することはありませんが、また、ご一緒出来たらいいですね。 日本点字図書館の業務は確かに【図書を貸し出す】ことに原点があることは間違いないと思います。 しかし、現在の視覚障害者を取り巻く環境は多様化していて、ただ単に図書を貸し出すだけではなく、リハビリテーションやサポートのサービスを提供する必要が出ています。 司書は、図書をはじめとする貸し出す物を通して、その先にいる利用者のことを、もっとよく考えることが出来るようになっていただきたいと考えます。 その答えの一つとして、奉仕の心があると思います。」

この活動は、平成28年度鶴見大学(第一期)学長裁量経費による事業の一部です。

2017年6月には、鶴見大学で、視覚障害リハビリテーション協会第26回研究発表大会が開催される予定です。

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平成29年の鶴見大学春のオープンキャンパスですが、もうすぐ詳しい情報が出ますので、楽しみにしてて下さいね。 受験生・高校生の皆さんに、お会いできることを、楽しみにしています。 では、また。happy01

図書館 bookbuilding 好きの皆さん、こんにちは。 コンピュータ部 pc と情報バリアフリー推進会顧問で、ドキュメンテーション学科 book pc 情報学コースの元木章博です。 と、ここまでは、いつもの滑り出しなのですが、今回と次回(その2)の記事は、ドキュメンテーション学科4年で、情バリ 所属 かつ 元木研ゼミ長Wさん happy01 とともにお伝えします。 どうぞ宜しくお願い致します。

元木先生 「では、Wさん。 早速ですが、今回、我々が行った日本点字図書館までの道のりを簡単に説明してくれますか?」

Wさん 「はい、分かりました。 ドキュメンテーション学科4年で、元木研ゼミ長のWと申します。 宜しくお願いします。 今回、元木先生や他の学生の皆さんと一緒に、2016年11月中旬に開催された日本点字図書館オープンオフィス2016へ行って参りました。 日本点字図書館は東京都新宿区の高田馬場駅から徒歩5分くらいの場所にありました。 いくら近いとはいえ、駅の改札口から、日本点字図書館までの歩道や横断歩道には、視覚障害者誘導用ブロック(通称:点字ブロック)や、エスコートゾーンまで、ばっちり敷設されていたのは、驚きでしたよね sign03

元木先生 「点字ブロックに気が付く人は多いけど、エスコートゾーンを話題に出してくるのは、さすがですね。 エスコートゾーンは、視覚障害者誘導用道路横断帯とも呼ばれていて、その名の通りですね。 今まで、各都道府県の警察の方々が工夫をして設置してくれていましたが、『エスコートゾーンの設置に関する指針の制定について(通達)』(警察庁庁規発第42号 平成19年5月25日)で統一基準が示されたことで、これから更に設置が進むと期待されています。 図書館へ向かう道へ点字ブロックの敷設が望まれることを、日本図書館協会が指摘していますが、エスコートゾーンについても同様ですね。 例えば、こんな写真でしょうか。」

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元木先生 「これは、東京の四ツ谷駅から社会福祉法人日本盲人職能開発センターへ向かう途中にある点字ブロックエスコートゾーンが敷設されている道路の写真です。 さすが、視覚障害者の皆さんが常時、使われている歩道と道路だけあって、歩道の点字ブロックは当然として、その点字ブロックエスコートゾーンが完全に接続しているのが、見てとれますね。 さて、・・・」

Wさん 「(小声で・・・) 先生、先生・・・お話が、ちょっと長い気が・・・」

元木先生 「(はっ、ありがとう) ところで、Wさん。 今回の見どころは、どこだったんでしょうか?」

Wさん 「では、簡単にご説明致します。 日本点字図書館オープンオフィス2016は、館内の見学ができるのはもちろん、普段は絶対に入ることが出来ないところにまで入ることが出来たり、さまざまな楽しくて貴重な体験をすることができました。 今回は、その一部を、お伝えします。 ですが、その前に集合写真を、どうぞ!」

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Wさん 「上の写真ですが、開場前に到着した我々に気が付いた中村さん川崎市視覚障害者情報文化センター(旧・川崎市盲人図書館)の歩行訓練士】が、わざわざ館内から出ていらして、我々の写真を撮影して下さいました。 中村さん、ありがとうございました。 中村さんは、今年の紫雲祭にご来場いただき、視覚障害者に対する接し方に関するお話を頂戴したり、誘導体験のご指導を頂戴しました。 その節は、大変お世話になりました。 そのブログ記事【[PJ-A/情バリ]「視覚障害を理解する!」講演会+視覚障害疑似体験@紫雲祭2016】は、こちらです。」

元木先生 「集合写真の件、ありがとう。」

Wさん 「いえいえ。 では、私たちが体験した、とても楽しかった、そして珍しかったことを、ご説明します。 日本点字図書館の業務の1つである本の貸し出し業務を体験しました。 点字が印字されている紙を受け取り、点字の一覧表を頼りに書名を読み取ります。 正直に言いますと、本のタイトルが点字で記されているので、みんな、読むのに苦戦していました。 そして、今回は日本点字図書館が貸し出しているDAISY図書の書庫へ向かいます。 写真は、ドキュメンテーション学科1年生のBさんです。 Bさん、該当するDAISY図書を閉架書庫の書架から見つけた様です・・・

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Wさん 「その後は、出納したDAISY図書貸出先の方と紐付けるために、バーコードリーダーで手続きをします(ぴっ!

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Wさん 「あとは、発送を待つばかりですね。 これらは、2トントラックで郵便局へ運ばれていきます。 凄い貸出量ですよね。」

元木先生 「そうですよね。 それでも、最近は、点字図書よりもDAISY図書の貸出量の方が多いそうです。 平成25年10月に実施された点字利用と読書に関するアンケート調査には、以下のようにまとめられています。 その一部を引用します。」

-- ここから --

点字図書、録音図書をどのように使い分けているかを様々な場面について聞いたところ、次のような回答であった。
録音図書はニュースのような速報性のあるもの、雑誌のような雑学的、娯楽的な情報へのニーズが高い。これらは、広く浅い情報であり、情報量も多い。じっくり座って聞いてばかりはいられないので、通勤中や家事をしながらでも聞くことができ、しかも早聞きができる録音図書を好む人が多い。一方、学習や調べ物ものなどの、正確性を求められるもの、しっかり覚えたいものは回答者の8~9割の人が点字を利用している。ニュース性のあるものでも、人名や固有名詞を正確に把握したい場合なども点字を選択する。また、「調べもの」の際に約9割の人が「辞書」を挙げている。

-- ここまで --

元木先生 「日本点字図書館の利用者の中でも、色々と使い分けが行われているんですね。 そろそろ、このブログ記事(その1)を終わろうと思います。」

Wさん 「体験したことは、まだまだ、たくさんあります。 続きを、お楽しみに~ scissors happy01

この活動は、平成28年度鶴見大学(第一期)学長裁量経費による事業の一部です。

来年6月には、鶴見大学で、視覚障害リハビリテーション協会第26回研究発表大会が開催される予定です。

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平成29年の鶴見大学春のオープンキャンパスですが、もうすぐ詳しい情報が出ますので、楽しみにしてて下さいね。 受験生・高校生の皆さんに、お会いできることを、楽しみにしています。 では、また。happy01

高校生・受験生の皆さん、こんにちは。 情報バリアフリー推進会(情バリ)およびコンピュータ部 pc 顧問で、ドキュメンテーション学科 pc book 情報学コースの元木章博です。   新1年生全員にノートパソコン pc を貸与するべく準備をしています。 新入生 new の皆さんは、どんなノートパソコン pc が自分の手元に来るのか、楽しみにしてて下さいね happy02

--【2016/12/22追記 ここから】--

今回の支援活動を、フェリス女学院大学 バリアフリー推進室発行のバリフリ通信No.16で、ご紹介いただきました!happy01 scissors コーディネーターのAさん、ご連絡、ありがとうございました。 情バリメンバー宛に、クリスマスカードも頂戴して、大感謝 mail xmas crying

--【2016/12/22追記 ここまで】--

以前のブログ記事(「[情バリ] ガイドによる視覚障害者移動支援活動@サイトワールド2016」)で、情バリのみんなが東京・錦糸町駅付近で、視覚障害者の移動支援活動に従事したことを報告しました。 こういった機会を与えてくれた日本点字図書館をはじめとする運営側の皆さん、ありがとうございました。

さて、今回の支援活動は・・・フェリス女学院大学学園祭「Ferris Festival 2016」での車いすwheelchair、ベビーカー、視覚障害など移動にサポートが必要な方に対する支援活動です。 フェリスのバリアフリー推進室からの応援要請をいただいて、鶴大の情報バリアフリー推進会からメンバー3名が出動しました!run run run

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という訳で、今日ばかりは、鶴大の情バリではなく、フェリスのバリフリメンバーとして頑張るのでした happy02 good

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今日は、フェリス生!?として頑張ります!rock(ぐっ

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と言う訳で、バリフリスタッフとして、Ferris Fesitival 2016の様々な来場者の移動を支援して来ました。

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バリフリの皆さん!? 少し、誰かが混ざっているような・・・ とっても寒かった sad けど、頑張りました!happy01 scissors

来年6月には、鶴見大学で、視覚障害リハビリテーション協会第26回研究発表大会が開催される予定です。 その時にも、この力を発揮できると思います!good

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平成29年の鶴見大学春のオープンキャンパスですが、もうすぐ詳しい情報が出ますので、楽しみにしてて下さいね。 受験生・高校生の皆さんに、お会いできることを、楽しみにしています。 では、また。happy01

高校生・受験生の皆さん、こんにちは。 ドキュメンテーション学科 pc book 情報学コース元木章博です。 私は、図書館 bookbuilding に、ICT(Information and Communication Technology)を、どんな風に活かしていくことが出来るのかを、ずーーーーーっと考えています gawk 受験生の皆さんも、高校生の皆さんも、私や少しだけ先輩の大学生たちと一緒 gemini に、パソコン pc やコンピュータ pc と図書館 bookbuilding のことを考えてみませんか? happy01 いつもよりは、ちょっと真面目!?に考えてみました。

日本図書館協会図書館政策特別委員会による「公立図書館の任務と目標」における、第2章「市(区)町村立図書館」2「図書館サービス」にある以下の記述に注目しました。 一部、引用します。

-- 引用(ここから)--

18.高齢者の人口比や社会的役割が増大しているいま,高齢者へのサービスについては,その要望や必要に応じた資料,施設,設備,機材の整備充実に努める。さらに図書館利用の介助等,きめこまかなサービスの提供に努める。
19.障害者をはじめとして図書館の利用を疎外されてきた人びとに対して,種々の方途を講じて図書館を利用する権利を保障することは,図書館の当然の任務である。

-- 引用(ここまで)--

こういった、高齢者・障害者の方々へ、図書をはじめとする資料へのアクセスを保障することは、もちろん非常に重要なことです。 ただし、ここでは、高齢者の介助等の必要性については述べられています。 しかし、それよりも手前の図書館自身へのアクセスを保障することも重要です。 それについては、日本図書館協会(製作責任、障害者サービス委員会)が公開されている「図書館における障害を理由とする差別の解消の推進に関するガイドライン」における5「基礎的環境整備」(3)施設設備の整備には、以下の記述があります。

-- 引用(ここから)--

障害者・高齢者が円滑に図書館を利用できるよう、施設・設備の改善と整備に勤める。

①図書館までのアクセス: 最寄り駅からの視覚障害者誘導用ブロック、障害者用交通信号付加装置(音響式信号機等)等

-- 引用(ここまで)--

(3)施設設備の整備において、図書館の施設や土地の外側に対する言及が行われているのは、視覚障害者による図書館への交通アクセスという観点において、素晴らしいことであると特筆するべき内容だと思います。 委員会の皆さんのご努力が伺えます。

もちろん、こういったハードウェア面での基礎的環境整備が必要であることは言わずもがなと思います。 そして、この次に整備を行いたいのは、ソフトウェア面での取り組みです。 多くの視覚障害者の皆さんは、活字からの情報取得が難しかったり、出来なかったりします。 しかし、それとは別に、他の問題もある場合があります。 彼らは、移動困難者でもあります。 もちろん、晴眼者でも怪我をしたりすれば、同様に移動困難者になります。 国立民族学博物館・准教授で、日本宗教史や触文化論がご専門の広瀬浩二郎先生は、ご著書「身体でみる異文化 目に見えないアメリカを描く」のp.75-76で、以下のように述べられています。

-- 引用(ここから)--

出張二日目の昼食をとるため、ホテルのフロントで「近くにあるレストランを教えてください」と尋ねた。僕が自力で行って帰ってくるためには、なるべく近距離で、直線移動できるレストランが望ましい。目と鼻の先にあるはずのレストランに、なかなかたどり着けない。こんなことはしばしばある。鼻と耳を頼りに、僕は寒いボストンの町中をふらふら歩く。・・・(中略)・・・さらに歓迎すべきことに、レストランの店長が僕をホテルまで送ってくれるという

-- 引用(ここまで)--

広瀬浩二郎先生のご著書は、鶴見大学図書館でも借りることが出来ます。

身体でみる異文化 : 目に見えないアメリカを描く / 広瀬浩二郎著 配架場所は「開架 一般」で、請求記号は「369.275/H」です。

こういった手引きは、移動困難者である視覚障害者にとって、とても良いサービスであることは間違いありません。 司書をはじめとする図書館スタッフによる、こういった移動支援の実施が望まれると思います。

さて、長くなりましたが、情報バリアフリー推進会では、こういった考え方に基づいて、加えて、日本点字図書館からの応援要請もあり、視覚障害者向け総合イベントであるサイトワールド2016に、学生6名(3年生:3名、2年生:3名)が視覚障害者移動支援活動のお手伝いに行きました。

晴眼者の方も来場しますので、こういった看板での誘導も行います。

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それから、エレベータの前では、誘導に加えて、フロアのご案内も声を出して実施します。

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そして、視覚障害者の移動支援も、もちろん実施します。 駅の改札口前で待機していて、来場者と思しき白杖を持っている方々へお声掛けします。 そして、以前のブログ記事(「[PJ-A/情バリ]「視覚障害を理解する!」講演会+視覚障害疑似体験@紫雲祭2016」)でご紹介しましたが、紫雲祭の時に学んだ誘導を実践します。

来年6月には、鶴見大学で、視覚障害リハビリテーション協会第26回研究発表大会が開催される予定です。 その時にも、力を発揮できると思います!good

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来年、サイトワールド2017が、2017/11/01-03で開催予定です。 また、情報バリアフリー推進会が、お手伝い出来るように頑張っていきたいものです。 日本点字図書館さん、我々へのお声掛け、ありがとうとざいました!happy01

平成29年の鶴見大学春のオープンキャンパスですが、もうすぐ詳しい情報が出ますので、楽しみにしてて下さいね。 受験生・高校生の皆さんに、お会いできることを、楽しみにしています。 では、また。happy01

高校生・受験生の皆さん、こんにちは。 ドキュメンテーション学科 book pc 情報学コースで、情報バリアフリー推進会コンピュータ部 pc 顧問の元木章博です。

前半の記事「[PJ-A/情バリ] フェリス女学院大学のバリフリと合同合宿(その1)」から暫く経ってしまいましたが、後半の記事です。

後半へつづく・・・(ちびまる子ちゃん風)

と書いてから、早3週間以上・・・お待たせしました。 私が、のんびりしている間に、フェリス女学院大学バリアフリー推進室が発行なさっているバリアフリー通信No.15で、ご紹介いただきました(汗 coldsweats01 ありがとうございました。

合同合宿2日目は、パソコンテイクの練習 pc もあったのですが、ろう難聴といった聴覚障害に関する講演と、手話講座 paper を頂戴しました。 講師は、神奈川県の中ほどにある座間市「要約筆記と手話 ひまわり会」代表者の戸田良江氏です。

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戸田さんは、ろう者のご家族と一緒に暮らしている難聴の当事者です。 「理解してもらえない障害」の代表として、聴覚障害があります。 「聞こえない/聞こえにくい」ということは、周辺から見て、とても分かりにくいものです。

フェリスのSさんもバリアフリー通信No.15で、

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「道を歩いている時、後ろから自転車が来ても分からないので怖い」「声をかけられても聴こえないので無視されたと思われることが不安」といったお話からは、私たちが配慮することで解決できる聴覚障がいの方の不安もあるのではと感じました。

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といった、解決策としての合理的配慮の必要性をお示しいただけています。 我々・情バリも、もっと手話を使えるようになりたいですね! 手話の練習も、頑張って参りましょう!

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笑いあり happy02 涙あり weep のご講演&手話講座が終わった後は、戸田さんとみんなで昼食をいただきいました。 わざわざ、お越しいただき、本当にありがとうございました!! これからも、どうぞ宜しくお願い致します。

高校生の皆さんも、我々と一緒に情報保障(パソコンテイクや手話の実践等)をしませんか!?

この活動は、平成28年度鶴見大学(第一期)学長裁量経費による事業の一部です。

ところで、【鶴見大学入試課公式】受験生応援ブログ記事「『冬のキャンパス見学会』を開催します!」でも、ご紹介していますが、12月17日(土)「13:30~」と「14:00~」、鶴見大学冬のキャンパス見学会を実施します。 キャンパスツアーのあと、入試相談コーナーもありますので、どうぞいらして下さいね。 お待ちしてます。

受験生・高校生の皆さん、こんにちは。 ドキュメンテーション学科 book pc 情報学コースで、情報バリアフリー推進会コンピュータ部 pc 顧問の元木です。

以前、認定NPO法人「ことばの道案内」打ち合わせと現地調査にお邪魔させていただいた件についてブログ記事を書きました。 その後、鶴見大学でも、色々な人たちの(交通)アクセスについて、もっと考える、そして具体的に行動する必要があることに気が付いて、情バリとして、次の一手を打つことにしました。 その為の前哨戦として、「ことばの道案内」の皆さんと打ち合わせを行いました。 ドキュメンテーション学科 book pc 3年生のHさん(情バリの部長さん)も、打ち合わせで議論に参加しつつ、貸与されているノートPC pc で議事録を作成するためにメモを取ってくれていました。 貸与PC pc は、こんなところでも大活躍ですね!

「ことばの道案内」のfacebookでも、今回の打ち合わせをご紹介いただきました。 ありがとうございました。

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色々な場所へ移動する際、目的の場所(組織等)が公開している交通アクセスに関する情報ってありますよね? 私も出張する時、大学や研究所、図書館やホテルといった場所の情報を事前に調べます。 こういった交通アクセス情報の提供について、元木研4年生のSさん(もちろん、彼女も情報バリアフリー推進会の部員です)が、卒業論文のテーマとして取り組んでいます。

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今回の打ち合わせは、ランチミーティングということで、授業が終わった部員の皆さんが、徐々に集まって来ています。 交通アクセスという情報保障手段について、議論は深まります。

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ことナビの皆さんから、我々にご提案いただいた「先ず、A原稿(晴眼者が最初に作る原稿)を作ろうとしてみよう!学年対抗でやってみたら?」を実施します。

受験生や高校生の皆さん、我々と図書館へのアクセスについて、一緒に考えてみませんか?

来年の6月9日(金)~11日(日)には、第26回視覚障害リハビリテーション研究発表大会 in 川崎・鶴見が、川崎市視覚障害者情報文化センター(旧・川崎市盲人図書館)(6月9日)と鶴見大学(6月10日と11日)で開催されます。 情バリの皆さんは、視覚障害のある参加者の皆さんの誘導でも、サポート活動を頑張りましょう!

ところで、【鶴見大学入試課公式】受験生応援ブログ記事「『冬のキャンパス見学会』を開催します!」でも、ご紹介していますが、12月17日(土)「13:30~」と「14:00~」、鶴見大学冬のキャンパス見学会を実施します。 キャンパスツアーのあと、入試相談コーナーもありますので、どうぞいらして下さいね。 お待ちしてます。

みんなのパソコンの活かし方を考え続けている情バリコンピュータ部 pc 顧問で、ドキュメンテーション学科 pc 情報学コースの元木です。

--【2016/11/25追記 - ここから】--

ご講演いただいた吉野由美子氏のブログ記事で、今回のご講演資料が公開された件と、本ブログ記事をご紹介いただいた旨、ご連絡いただきました。 ご紹介・ご連絡、ありがとうございました。

--【2016/11/25追記 - ここまで】--

朝、たまに、大学近くのコンビニ 24hours で中華まんを買って、授業前の時間に、ちょっとだけほっこりしていますconfident だんだん、寒くなってきていますが、受験生・高校生の皆さんは、いかがお過ごしでしょうか。 風邪やインフルエンザが流行っていますので、お気を付け下さいbearing

さて、今回も紫雲祭(鶴見大学の学園祭)関連の話です。 今年の情バリのテーマ「視覚障害を理解する!」でした。

以前のブログ記事「[PJ-A/情バリ] 弱視者向け書架表示バージョンアップ作業!」の中で、お知らせしましたが、視覚障害リハビリテーション協会の会長である吉野由美子氏から、

「ロービジョンと肢体不自由の重複障害を持って生きる ―視覚障害者の多様性を理解しよう―」

というタイトルで、ご講演いただきました。

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情バリの学生諸君は当然ながら、一般参加者の大人小中学生の皆さんも、吉野さんのお話に聞き入っています。 形式ばった話だけでなく、笑い happy02 もたっぷりある、とても分かり易いお話でした。

特に印象的だったのは、

「白杖を持っている人」が、必ず「全盲(全く見えない方)」という訳ではない

というお話でした。 知人の例を引用されていました。 白杖を持った視野狭窄の方が、電車で席を譲っていただいてから、活字の本を読み始めたところ、視覚障害を装っているのではないか?という主旨の発言を受けた、というお話でした。 ロー・ビジョンの方々の見え方は本当に様々である、という理解が進むことを願ってやみません。

続いて、午後からは、川崎市視覚障害者情報文化センター(旧・川崎市盲人図書館)で、視覚障害者の方々の歩行訓練をサポートしてらっしゃる中村透氏からご講演と、視覚障害者誘導の疑似体験のご指導をいただきました。

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ペアになって、アイマスクをした相手を誘導します。 ドキュメンテーション学科 pc 1年生のBさんが、アイマスクをした同級生のHさんの誘導を頑張っています。 ドアのところ、難しかった?

川崎市視覚障害者情報文化センター(旧・川崎市盲人図書館)から、見えない人・見えにくい人が使って便利なグッズを、ご持参・展示させていただきました。 晴眼者にとっても便利な道具が並んでいて、みんなでじっくり眺めさせていただきました。

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最後は、恒例の集合写真ぱしゃっ!

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これからも、どうぞ宜しくお願いします。

来年の6月9日(金)~11日(日)には、第26回視覚障害リハビリテーション研究発表大会 in 川崎・鶴見が、川崎市視覚障害者情報文化センター(旧・川崎市盲人図書館)(6月9日)と鶴見大学(6月10日と11日)で開催されます。 情バリの皆さんは、視覚障害のある参加者の皆さんの誘導でも、サポート活動を頑張りましょう!

この活動は、平成28年度鶴見大学(第一期)学長裁量経費による事業の一部です。

ところで、【鶴見大学入試課公式】受験生応援ブログ記事「『冬のキャンパス見学会』を開催します!」でも、ご紹介していますが、12月17日(土)「13:30~」と「14:00~」、鶴見大学冬のキャンパス見学会を実施します。 キャンパスツアーのあと、入試相談コーナーもありますので、どうぞいらして下さいね。 お待ちしてます。