寒い日が続いていますが、皆さん、いかがお過ごしでしょうか。 情報バリアフリー推進会(情バリコンピュータ部 pc 顧問で、ドキュメンテーション学科 pc 情報学コースの元木です。

つい先日、紫雲祭(鶴見大学の学園祭の名称)が終わったなぁ、なんて思ってたら1カ月近く過ぎてしまいました。 早いですねぇcoldsweats01

紫雲祭のことは、前のブログ記事(「[PJ-A/情バリ] パソコンテイクで情報保障@紫雲祭2016開会式」)で紹介しました。 ですが、情バリは、もっともっと色々なことを実施していました。

とても遅れてしまいましたが、今度は、紫雲祭情バリが実施した白黒反転点字名刺作成ワークショップを紹介しちゃいますね!

白黒反転といえば、鶴見大学図書館の書架表示を弱視の方にも見易くしたいと考え、白黒反転した情バリです。 その活動は以前のブログ記事「[PJ-A/情バリ] 弱視者向け書架表示バージョンアップ作業!」でご紹介しました。

今年のワークショップの講師は、ドキュメンテーション学科3年のHさんです。 彼女は、情バリの部長でもあります。 いつも助けてくれて本当にありがとう!crying

Dsc_0955_a_blog

Hさんが、点字の歴史や仕組みについて、お話をしてくれました。 スライド作りや発表の練習で、すっごく頑張っていました。 もちろん、その作業に使用していたのは、ドキュメンテーション学科貸与されているノートパソコン pc です。 貸与パソコン pc って本当に色々な使い道があるんですね、驚きですよね? 彼女の熱のこもった講義に、参加してくれた皆さんも聞き入っていました。

Dsc_0961_a_blog

講義の後は、名刺をパソコン(ワープロソフト)で作りますpc もちろん、情バリのメンバーがサポートします。 小学生でも安心して参加していただけました。

墨字(点字の対義語にあたる。活字とも言う)で書いた名刺(パソコンで作ったデータ)を、別のスタッフが大至急でプリントアウトしている間に・・・bullettrain

点字を打つ練習をするために、紙で凸の点を黒く塗ります。 その後、写真のように参加者の皆さんが、紙を裏側にして頭の上で透かして見ます。

Dsc_0970_a_blog

最終段階に差し掛かって来ました。 今度は、透明シールの裏から、自分の名前などを点筆点字器に打点します。 コツコツコツ!と点筆で点を打つリズミカルな音が教室中に響きました。

Dsc_0981_a_blog

最後の仕上げは、透明シール白黒反転名刺に貼って完成です!

参加して下さった皆さん、ありがとうございました。

受験生の皆さんあなたも一緒に白黒反転点字名刺作りをしてみませんか? もちろん、透明シールに点字を打って下さいね。

ところで、【鶴見大学入試課公式】受験生応援ブログ記事「『冬のキャンパス見学会』を開催します!」でも、ご紹介していますが、12月17日(土)「13:30~」と「14:00~」、鶴見大学冬のキャンパス見学会を実施します。 キャンパスツアーのあと、入試相談コーナーもありますので、どうぞいらして下さいね。 お待ちしてます。

こんにちは。ドキュメンテーション学科 pc book で、新しい図書館の切り口を探し続けている情報学コース教員の元木です。

目の見え方は、人それぞれです。以前の記事([PJ-A] フェリスと交流・パソコンテイクで情報保障)では、「聞こえ方」について書きましたが、今回は「見え方」のお話です。

一口に「視覚障害」と言っても、「(全)盲」や「弱視(ロー・ビジョン)」といった見え方もありますし、明るさや色の感じ方にもバリエーションがあります。

今回は、主に「弱視(ロー・ビジョン)」の方に向けた取り組みをご紹介したいと思います。

この4月(2016年)から障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(通称:障害者差別解消法)が施行されました。

そして、鶴見大学図書館も時をほぼ同じくして、鶴見区民(鶴見区在住・在勤・在学(高校生以上))向けに様々なサービスを提供し始めました。多くの利用者が大学生であることが原則の大学図書館ですが、こういった学外へのサービスを大幅に提供することとなりますと、色々な利用者を想定する必要があると思います。

今回の取り組みは、弱視の方も書架の情報を得やすくなることを期待して、書架横の文字情報表示を、従来の白地に黒文字ではなく、黒地に白文字という白黒反転表示にバージョンアップ作業を行いました。

先ずは、書架に掲載されている文字情報を収集し、表計算ソフト(今回は、Excelを使用しました)でデータ入力し、CSVファイルを作成します。 それから、ワープロソフト(今回は、Wordを使用しました)で印刷の書式を整えつつ(文字種やサイズの調整は続きます・・・)、差し込み印刷を駆使して、印刷イメージを作成しますpc

1

2

ここでも、ドキュメンテーション学科学生に貸与されているノートパソコンが大活躍です!pc ちなみに、メンバーには日本文学科英語英米文学科の人もいます。

白黒反転プリンターで印刷した書架表示の紙たちを、学生のみんなが貼り換えていきます!

1_2

2_2

色々な人が、鶴見大学図書館をたくさん利用して欲しいと思う中で、どんな配慮がこれから出来るだろう?と、今後も考えて、行動し続けたいと思います。

受験生の皆さんも、今度は我々と一緒に情報保障しませんか!?

ちなみに、鶴見大学図書館 book には少数ではありますけど、高齢者や弱視の方、見えづらい方向けの図書の一つである大活字本も蔵書として備えています。 是非、手に取って読んでみてください。

例えば・・・

おかしな遊園地 / 星新一著 ; 江坂遊編 配架場所は「開架 一般」で、請求記号は「913.6/H-75/4」です。

この活動は、平成28年度鶴見大学(第一期)学長裁量経費による事業の一部です。

AO入試(3期のみ)の面談日程は以下の通りです。

10月15日(土) 13:00~ 14:00~ 15:00~

10月22日(土) 10:00~ 11:00~ 12:00~ 13:00~ 14:00~ 15:00~(紫雲祭

10月23日(日) 10:00~ 11:00~ 12:00~ 13:00~ 14:00~ 15:00~(紫雲祭

10月29日(土) 13:00~ 14:00~ 15:00~

11月12日(土) 13:00~ 14:00~ 15:00~

詳細は、文学部AO入試案内をご覧ください。

受験生の皆さん、お気軽に面談にいらして下さい。お待ちしております。

この活動をしている団体(サークル)が、紫雲祭に出場!?します。1号館4Fの403教室で、お待ちしております。 今年のテーマは「視覚障害を理解しよう!」です。

10月22日(土)は、点字付き名刺を自分で作ろう!ワークショップ、10月23日(日)は講演会を実施します。 視覚に頼らず遊べるゲームコーナー視覚障害疑似体験(白杖を使った歩行や「見えにくさ」ゴーグルを使用)も企画しています。

ご講演は、視覚障害リハビリテーション協会会長の吉野由美子先生(10/23 10:00-)、川崎市視覚障害者情報文化センター(旧・川崎市盲人図書館)で歩行訓練士の中村透先生(10/23 13:30-)をお招きする予定です。

新年最初の記事です。こんにちは。コンピュータ同好会顧問の元木です。

#【松の内】は処によって「3日まで」「7日まで」「15日まで」と異なりますので、「あけまして、おめでとうございます」という挨拶は避けてみました。:)

昨年末の記事で「論文を書く時に・・・」という主旨の文章を書かせていただきました。書式という点において句読点も、また一つの大事な物ですね。で、今回は、視点が違いまして、画面の大きさ問題と言いますか・・・最近、ノートPCを使っていて、解像度が高くなって発色もいいし、キレイだなぁ、と思ってはいるのですが、文章を書いていて【もっと高さが欲しいなぁ】と思ったことはありませんか?

昔の画面のアスペクト比(縦横比)は、【3:4】だったと思います。最近は、Hiビジョンの規格に合わせてPCの画面も【9:16】になってきています。そのおかげで、横幅に比べて、縦方向の表示範囲が狭く感じてしまっています。実際、縦方向のスクロール回数が増えました。文章を書いていて、読み直す際に、上下スクロールが頻繁に行われるので、文章を読むことがつらくなってしまいます。

せめて、ほんのちょっとでも縦方向に文章を多く表示出来ないかなぁ?と考えていたのですが、みつけたのでご紹介します。Word2013での対処方法です。

先ず、Word2013で文章を入力します。今回は行数を確認しやすくするために、こんな文字列を入力しました。

01

Word2013のdefault設定のままです。11行目まで見えていますね。これを縦に少々スクロールしてみますと・・・

02

となって、14行目まで表示されます。「もう一声!」と声があがりそうですので、その方法です。

03

Word2013のウィンドウの右上にある赤枠に囲まれたボタンをクリックします。するとプルダウンメニューが表示されますので、【リボンを自動的に非表示にする】を選択します。すると・・・

04

この様に17行目まで表示されるようになります。ここで使っているフォントのポイント数は、24ポイントですので、普通の文章を編集している場合、もっともっと行数をかせぐことが出来ると思います。

どうぞ、お試しあれ。

3日前の1月7日から文学部試験入試奨学特待生選抜試験の願書受け付けが始まっています。受験生の皆さんは、自分にあった入試方法をみつけて、締切に遅れないように出願して下さい。皆さんと、お会いできることを楽しみに待っています。

本学科の内容を詳しくお知りになりたい方は、ドキュメンテーション学科紹介ビデオをご覧ください。

ドキュメンテーション学科ホームページ

こんにちは。コンピュータ同好会顧問の元木です。

大学の教員は、教育者でもありますが、研究者でもあります。授業も実施しますが、研究発表や論文を書いたりもします。先日、論文を書く準備をしていた際、ある研究会の論文投稿の手引を見たところ、読点には「,」、句点には「.」を使うよう指定されていました。

この文章を、ご覧になって分かると思いますが、読点には「、」で、句点には「。」が使われています。昔は、気にしたことがありませんでしたが、やはり書式となりますと揃えないと変な感じがします。もちろん、その研究会へ投稿しようとした原稿の文章は、そこで指定されたものにしました。

当時は、原稿が書き終わった段階で、置換作業(「、」を「,」へ、「。」を「.」へ)していました。しかしその後、MSIME2010の設定で、句読点を指定することが出来ることを知りました。備忘録も兼ねて、ここでご紹介します。

標準の設定で、打った文例です。

01

今回は、標準で入力される読点を「,」、句点を「.」に変更してみます。以下のようにタスクバーに収納されている言語バーの【道具箱アイコン?】をクリックしてメニューを表示させます。

02

そして、【プロパティ(R)】をクリックします。すると「Microsoft Office IME 2010 のプロパティウィンドウ」が表示されます。「全般」タブの「入力設定」設定内容の一つ「句読点(T):」を見ると【、。】となっています。そこで、当該のプルダウンメニューから「,.」を選択し、「OK」をクリックして設定を確定します。

03

そして、先ほどの「メモ帳」のウィンドウで、同じように入力してみたところ、以下のように、希望通りの表示がされました。

04

これで一見、めでたし、めでたしなのですが、この設定内容は「MS IME 2010」に対する設定なので、他のアプリケーションでも同じ動作になります。お気を付け下さい。

年が明けると、文学部試験入試が始まりますし、奨学特待生選抜試験も実施されます。それぞれの入試で試験日や出願期間も異なっています。自分にあった入試を選んで、受験に臨んで下さい。

どんどん寒くなって来ています。皆さん、どうぞ体調には気を付けて、良い年の瀬をお過ごし下さい。今年も大変お世話になりました。来年も、今年と同様に、どうぞ宜しくお願い致します。

本学科の内容を詳しくお知りになりたい方は、ドキュメンテーション学科紹介ビデオをご覧ください。

ドキュメンテーション学科ホームページ

こんにちは。コンピュータ同好会顧問の元木です。

先日、PowerPointで資料を作成しようと思って、表紙にアルファベットを入力したら、どうしても大文字になってしまうという現象に出合いました。もちろん、自分としては小文字を入力しているつもりでした。

01

皆さんだったら何を疑いますか?

そうですね。先ずは【キャップスロック】を疑いますよね? で、もちろん確認したのですが、そうではありませんでした。

実は、PowerPointの設定を変更してあげる必要がありました。

02

「ホーム」タブのフォントの右側にあるスイッチ(上の図で赤丸で囲んだところ)をクリックして下さい。すると・・・

03

このような「フォント」ウィンドウが出て来ます。その「文字飾り」のところに【すべて大文字】という設定にチェックが入っています。このチェックを外してから、「OK」をクリックして下さい。すると・・・

04

この様に、アルファベットの小文字が入力できるようになりました。標準の設定になっている場合、ユーザとしては気が付かなくて困ることがありますね。

ドキュメンテーション学科の授業では、Microsoft Officeを使う授業もありますし、もちろん、それらを活用して、勉強や研究に勤しみます。皆さんも、一緒に頑張りましょう!

受験生の皆さんは、きっと自分にあった入試の形がありますので、それを探してみて下さい。

本学科の内容を詳しくお知りになりたい方は、ドキュメンテーション学科紹介ビデオをご覧ください。

ドキュメンテーション学科ホームページ

こんにちは。コンピュータ同好会顧問の元木です。

元木研の4年生は、卒業論文の発表会で、自分の研究の発表をします。その際、予稿集という印刷物を下級生が作るのですが、その印刷物は白黒で印刷されます。

Excelでグラフを作成する際、標準ではグラフに色が付きます。例えば、こんな感じです。

01_2

このグラフを、そのまま白黒印刷してしまうと、グレースケールになってしまって区別や識別が、しづらくなってしまう場合があります。そこで、この問題を解決する方法として、元々の色づかいを白黒にした上で、塗りつぶしパターンを「点々」や「斜線」等に変更します。

02_2

描いたグラフが選択されている状態であれば、上図の様にグラフツールの「デザイン」タブが表示されますので、「色の変更」をクリックして、「モノクロ」の中からグレーの物を選択します。

03_2

そして、グラフの中の対象のオブジェクト(今回であれば棒グラフの棒)が選択されている状態で「塗りつぶし」(用)のアイコンをクリックします。

04_2

そして、「塗りつぶし」メニューから【塗りつぶし(パターン)】を選択します。すると、選択されていた「棒」が「点々」に塗りつぶされます。

05

この「塗りつぶしパターン」は色々と選択できますので、パターンの下側を眺めてみて下さい。

06

これでゴールです。もちろん、プレゼンテーションでスライドを使ったり出来る場合、そちらはカラーの方が見栄えがする場合があります。TPOで、色々な方法を使い分けましょう。

受験生の皆さんは、きっと自分にあった入試の形がありますので、それを探してみて下さい。

本学科の内容を詳しくお知りになりたい方は、ドキュメンテーション学科紹介ビデオをご覧ください。

ドキュメンテーション学科ホームページ

普段、一太郎を使っていないので、最近、気が付きました。

元木:『あれ?(Word2010で)一太郎のファイルが開かないなぁ』

Word2007では、一太郎コンバーターが使えたのですが、
Word2010で、廃止されてしまったそうです。

■Word2010で廃止、変更される機能

 http://office.microsoft.com/ja-jp/word-help/HA101785405.aspx

なので、JUST SYSTEMSが無償配布している『一太郎ビューア』を
使って、参照することにしました。

■一太郎ビューア

 http://www3.justsystem.co.jp/download/viewer/ichitaro/