受験生・高校生の皆さん、こんにちは。 ドキュメンテーション学科 book pc 情報学コースで、情報バリアフリー推進会コンピュータ部 pc 顧問の元木です。

以前、認定NPO法人「ことばの道案内」打ち合わせと現地調査にお邪魔させていただいた件についてブログ記事を書きました。 その後、鶴見大学でも、色々な人たちの(交通)アクセスについて、もっと考える、そして具体的に行動する必要があることに気が付いて、情バリとして、次の一手を打つことにしました。 その為の前哨戦として、「ことばの道案内」の皆さんと打ち合わせを行いました。 ドキュメンテーション学科 book pc 3年生のHさん(情バリの部長さん)も、打ち合わせで議論に参加しつつ、貸与されているノートPC pc で議事録を作成するためにメモを取ってくれていました。 貸与PC pc は、こんなところでも大活躍ですね!

「ことばの道案内」のfacebookでも、今回の打ち合わせをご紹介いただきました。 ありがとうございました。

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色々な場所へ移動する際、目的の場所(組織等)が公開している交通アクセスに関する情報ってありますよね? 私も出張する時、大学や研究所、図書館やホテルといった場所の情報を事前に調べます。 こういった交通アクセス情報の提供について、元木研4年生のSさん(もちろん、彼女も情報バリアフリー推進会の部員です)が、卒業論文のテーマとして取り組んでいます。

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今回の打ち合わせは、ランチミーティングということで、授業が終わった部員の皆さんが、徐々に集まって来ています。 交通アクセスという情報保障手段について、議論は深まります。

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ことナビの皆さんから、我々にご提案いただいた「先ず、A原稿(晴眼者が最初に作る原稿)を作ろうとしてみよう!学年対抗でやってみたら?」を実施します。

受験生や高校生の皆さん、我々と図書館へのアクセスについて、一緒に考えてみませんか?

来年の6月9日(金)~11日(日)には、第26回視覚障害リハビリテーション研究発表大会 in 川崎・鶴見が、川崎市視覚障害者情報文化センター(旧・川崎市盲人図書館)(6月9日)と鶴見大学(6月10日と11日)で開催されます。 情バリの皆さんは、視覚障害のある参加者の皆さんの誘導でも、サポート活動を頑張りましょう!

ところで、【鶴見大学入試課公式】受験生応援ブログ記事「『冬のキャンパス見学会』を開催します!」でも、ご紹介していますが、12月17日(土)「13:30~」と「14:00~」、鶴見大学冬のキャンパス見学会を実施します。 キャンパスツアーのあと、入試相談コーナーもありますので、どうぞいらして下さいね。 お待ちしてます。

みんなのパソコンの活かし方を考え続けている情バリコンピュータ部 pc 顧問で、ドキュメンテーション学科 pc 情報学コースの元木です。

--【2016/11/25追記 - ここから】--

ご講演いただいた吉野由美子氏のブログ記事で、今回のご講演資料が公開された件と、本ブログ記事をご紹介いただいた旨、ご連絡いただきました。 ご紹介・ご連絡、ありがとうございました。

--【2016/11/25追記 - ここまで】--

朝、たまに、大学近くのコンビニ 24hours で中華まんを買って、授業前の時間に、ちょっとだけほっこりしていますconfident だんだん、寒くなってきていますが、受験生・高校生の皆さんは、いかがお過ごしでしょうか。 風邪やインフルエンザが流行っていますので、お気を付け下さいbearing

さて、今回も紫雲祭(鶴見大学の学園祭)関連の話です。 今年の情バリのテーマ「視覚障害を理解する!」でした。

以前のブログ記事「[PJ-A/情バリ] 弱視者向け書架表示バージョンアップ作業!」の中で、お知らせしましたが、視覚障害リハビリテーション協会の会長である吉野由美子氏から、

「ロービジョンと肢体不自由の重複障害を持って生きる ―視覚障害者の多様性を理解しよう―」

というタイトルで、ご講演いただきました。

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情バリの学生諸君は当然ながら、一般参加者の大人小中学生の皆さんも、吉野さんのお話に聞き入っています。 形式ばった話だけでなく、笑い happy02 もたっぷりある、とても分かり易いお話でした。

特に印象的だったのは、

「白杖を持っている人」が、必ず「全盲(全く見えない方)」という訳ではない

というお話でした。 知人の例を引用されていました。 白杖を持った視野狭窄の方が、電車で席を譲っていただいてから、活字の本を読み始めたところ、視覚障害を装っているのではないか?という主旨の発言を受けた、というお話でした。 ロー・ビジョンの方々の見え方は本当に様々である、という理解が進むことを願ってやみません。

続いて、午後からは、川崎市視覚障害者情報文化センター(旧・川崎市盲人図書館)で、視覚障害者の方々の歩行訓練をサポートしてらっしゃる中村透氏からご講演と、視覚障害者誘導の疑似体験のご指導をいただきました。

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ペアになって、アイマスクをした相手を誘導します。 ドキュメンテーション学科 pc 1年生のBさんが、アイマスクをした同級生のHさんの誘導を頑張っています。 ドアのところ、難しかった?

川崎市視覚障害者情報文化センター(旧・川崎市盲人図書館)から、見えない人・見えにくい人が使って便利なグッズを、ご持参・展示させていただきました。 晴眼者にとっても便利な道具が並んでいて、みんなでじっくり眺めさせていただきました。

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最後は、恒例の集合写真ぱしゃっ!

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これからも、どうぞ宜しくお願いします。

来年の6月9日(金)~11日(日)には、第26回視覚障害リハビリテーション研究発表大会 in 川崎・鶴見が、川崎市視覚障害者情報文化センター(旧・川崎市盲人図書館)(6月9日)と鶴見大学(6月10日と11日)で開催されます。 情バリの皆さんは、視覚障害のある参加者の皆さんの誘導でも、サポート活動を頑張りましょう!

この活動は、平成28年度鶴見大学(第一期)学長裁量経費による事業の一部です。

ところで、【鶴見大学入試課公式】受験生応援ブログ記事「『冬のキャンパス見学会』を開催します!」でも、ご紹介していますが、12月17日(土)「13:30~」と「14:00~」、鶴見大学冬のキャンパス見学会を実施します。 キャンパスツアーのあと、入試相談コーナーもありますので、どうぞいらして下さいね。 お待ちしてます。

こんにちは。ドキュメンテーション学科情報学コースの元木です。

研究をするに当たって、その分野に関する図書や雑誌記事を読みます。もちろん、先行研究を探す必要もあります。

ドキュメンテーション学科の皆さんは、早く司書資格を得て、論文や参考資料を探せずに困っている元木先生を助けて下さい。大学図書館では、本学学生がアルバイトすることも出来ます。

さて、司書の方に相談する前に出来ることはたくさんあると思いますが、最近はiPhoneやAndroid用アプリで論文検索が出来るものが出て来ています。今回は、研究者や卒業論文を書く学生さんたちの強い味方になってくれるアプリを紹介します。

私は、iPhone4ユーザーなので一先ずiPhoneアプリを紹介します。

論文検索Qross (←AppleStoreへのリンクです)

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私の研究キーワードの一つとして【点字】があります。今回は、これをキーワードとして検索をしてみました。前回の記事で紹介した研究発表も検索結果に表示されました。

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このアプリは4つのデータベース(J-STAGE, CiNii, PubMed, PLOS)を一度に検索してくれますので、大変助かります。歯学部の皆さんにもおすすめです。

Android用のアプリもGoogle playで配布しています。

このアプリを使って、研究の第一歩を踏み出しませんか?

平成26年度オープンキャンパス

平成26年 6月22日(日)13:00~ (15:30受付終了)

平成26年 7月20日(日)10:00~ (14:30受付終了)

平成26年 8月 3日(日)10:00~ (14:30受付終了)

平成26年 8月23日(土)10:00~ (14:30受付終了)

平成26年 9月14日(日)13:00~ (15:30受付終了)

高校1・2・3年生と、保護者の方を対象としたオープンキャンパスを開催します。ドキュメンテーション学科のまなびの内容を詳しく紹介しますので、関心をお持ちの方はぜひ参加ください。

本学科の内容を詳しくお知りになりたい方は、ドキュメンテーション学科紹介ビデオをご覧ください。

ドキュメンテーション学科ホームページ

こんにちは。ドキュメンテーション学科情報学コースの元木です。

随分と前になってしまうのですが、2013年11月9日(土)に沖縄女子短期大学で開催されました日本教育情報学会第29回年会研究発表をして来ました。タイトルは

3D GIFアニメを用いた点字学習支援システムの開発 (プログラムの9D01)

です。ドキュメンテーション学科 元木研究室卒業生の戸倉一優さんとの共同研究として発表しました。

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この研究(研究課題番号:25590290、研究代表者:元木章博)は、日本学術振興会科学研究費助成事業(通称:科研費/KAKENHI)による支援を受けています。

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視覚障害者を支援する看護・福祉系の皆さんも、そして点字図書DAISY図書を扱う図書館司書の皆さんも【支援者】として、点字を学びましょう!

平成26年度オープンキャンパス

平成26年 5月25日(日)13:00~ (15:30受付終了)

平成26年 6月22日(日)13:00~ (15:30受付終了)

平成26年 7月20日(日)10:00~ (14:30受付終了)

平成26年 8月 3日(日)10:00~ (14:30受付終了)

平成26年 8月23日(土)10:00~ (14:30受付終了)

平成26年 9月14日(日)13:00~ (15:30受付終了)

高校1・2・3年生と、保護者の方を対象としたオープンキャンパスを開催します。ドキュメンテーション学科のまなびの内容を詳しく紹介しますので、関心をお持ちの方はぜひ参加ください。

本学科の内容を詳しくお知りになりたい方は、ドキュメンテーション学科紹介ビデオをご覧ください。

ドキュメンテーション学科ホームページ

こんにちは。ドキュメンテーション学科情報学コースの元木です。

平成26年3月17日(月)午前11時より、メルパルク東京4F「孔雀の間」において「公益財団法人電気通信普及財団平成25年度助成、援助金贈呈式」が行われ、被贈呈者として参列してきました。

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※ネクタイが曲がっているのは、ご愛嬌。:)

この研究調査助成は、公益財団法人電気通信普及財団が、広く電気通信を普及、発展させることにより、高度情報社会の健全な発展を図り、もってわが国社会経済の発展に寄与することを目的として、行っているものです。

そこで、「電気通信に関する法律、経済、社会、文化的研究調査への助成」の分野において、研究調査テーマ「公共図書館におけるWebアクセシビリティの経年的変化についての調査研究」(研究調査期間:平成26年4月1日~平成27年3月31日、助成金額:1,000千円)の申請を行い、審査委員会の審査を経て有意義な研究調査と認められた本件が、助成対象として決定されました。

皆さんが学ぶ専門科目の先には、こんな研究テーマが見え隠れしています。ワクワクしませんか?一緒に悩み、考えてくれる学生を待ち望んでいます。

一緒に【研究】しませんか? 研究室で、お待ちしてます。

本学科の内容を詳しくお知りになりたい方は、ドキュメンテーション学科紹介ビデオをご覧ください。

ドキュメンテーション学科ホームページ

渡部先生が言われている「よいかげんな知」は、曖昧(複雑)な物を、曖昧(複雑)なまま捉える事の大切さを唱えています。

戦後、三大白物家電が多くの家庭に導入され、テクノロジーにワクワクした頃、正しい情報を「きちんとした知」として記録することが良しとされてきました。しかし、その後、未だもってアトムは生まれていません。

 

渡部信一著、超デジタル時代の「学び」 よいかげんな知の復権をめざして、新曜社、2012年発行

鶴見大学図書館の請求記号は、375.199/Wです。開架一般の書架にあります。
 
 
自分の周辺にある全ての情報を全て認知し、識別することは意味が無いことが多いと思います。ならば、我々はどのようにその情報を処理しているのか。それが「よいかげんな知」へのアプローチなのだと思います。
 
教員は、キチッとした知識を、能率良く伝える事に重きを置き、評価のポイントをそこに置きがちですが、それだけでいいのでしょうか。学習評価をするポイントは、指導案を書く際、KSAに代表されます。
 
◆知識(K / Knowledge)
◆技術・技能・スキル(S / Skill)
◆態度(A / Attitude)
 
教育情報学という観点で、学習支援システムを作っている立場として、正解・不正解の判定をする必要がありますが、「よいかげんな知」を目指すなら、違った観点も入れていく必要があるということを学びました。 

平成25年度第一回オープンキャンパス

5月26日(日) 13:00~16:00 ※15:30受付終了
高校1・2・3年生と、保護者の方を対象としたオープンキャンパスを開催します。ドキュメンテーション学科のまなびの内容を詳しく紹介しますので、関心をお持ちの方はぜひ参加ください。

ドキュメンテーション学科ホームページ

6点点字を考案したのは、フランス人のルイ・ブライユですね。

この方のお名前が、点字の英単語【 Braille 】の元になっています。
 
そして、この6点点字を日本語でも使えるように改良を重ね、日本訓盲点字を作られたのが、石川倉次です。
 
そして、日本盲人図書館(現在の日本点字図書館)を作られたのが、今回、読んだ本の著者である、本間一夫です。
 
本間一夫著、指と耳で読む -日本点字図書館と私-、岩波新書(黄版) 138、1980年発行
 
鶴見大学図書館の請求記号は、016.58/Hです。新書の書架にあります。
 
子どもの頃に中途失明した彼は、13歳まで生家で引きこもっていましたが、その後、函館盲啞院で同じ境遇の子どもたちと正規の学校教育を受けるようになります。
 
そこで彼が出合ったのが【点字】だったのです。
 
それまで、周りの人たちに読んでもらわない限り出来なかった読書が、自分一人で出来るようになった彼は、たくさんの本を読破しました。ただ、その点字本の少なさは残念で仕方が無かったようです。
 
中等部での学業を終えた後のことを同窓生と話しているうちに出会った好本督(よしもとただす)先生の著書にあったイギリスの文化の記述に「ロンドンには、世界一大きな点字図書館があって・・・」があり、日本には点字図書館が無いので、作ったらどうか!?と思ったそうです。
 
この後の話は、彼が関西学院大学に進学したり、日本盲人図書館を立ち上げ、その後の波乱万丈な人生についてつづられています。
 
以前、日本点字図書館に見学に行きましたが、この読書を通じて、【そこに在る】日本点字図書館の過去を思い返してみると、感慨深いものがありました。
 
図書館好きの受験生の皆さん、図書館には様々な種類があります。
是非、色々な図書館を訪れてみて下さい。
 
 

平成25年度第一回オープンキャンパス

5月26日(日) 13:00~16:00 ※15:30受付終了
高校1・2・3年生と、保護者の方を対象としたオープンキャンパスを開催します。ドキュメンテーション学科のまなびの内容を詳しく紹介しますので、関心をお持ちの方はぜひ参加ください。

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大学の先生は普段、一体何をしているのでしょうか?

授業ですね。その通りです。

それ以外に、研究活動もしています。

大学のような教育機関の人たちや研究所、企業の人たちが集まって研究会を開いたりしています。

2010年7月3日(土)、東京大学本郷キャンパスにある山上会館で、情報メディア学会第9回研究大会が開催されます。この学会の研究会では、ドキュメンテーション学科の先輩方が何人か研究発表をしたことがあります。

大学に入ったら、ただ授業を受けるだけではなくて、色々な本を読んだり、他の学生さんや先生と一緒に勉強をしてみて下さい。自分で一歩前へ踏み出してみて下さい。

鶴見大学には色々なチャンスがあります。是非、それを活かして下さい!