受験生高校生の皆さん、こんにちは! 情報バリアフリー推進会およびコンピュータ部 pc 顧問で、ドキュメンテーション学科 pc book 情報学コースの元木です。

視覚障害者の方々に対する情報保障方法の一つとして、「ことばの道案内」があります。 我々は、本学への交通アクセスに関する情報保障をするために、認定NPO法人「ことばの道案内(通称:ことナビ)」の皆さんと「鶴見大学のことばの道案内」作成作業を継続しています。 以前のブログ記事([情バリ] NPO「ことばの道案内」の皆さんへのプレゼンテーション)で報告しましたが、学年対抗!?で情バリメンバーが「鶴見大学のことばの道案内」を考えて(そして、実際に歩きながら調査して)プレゼンテーションを実施しました。

さて、そのプレゼンテーションを受けて、2017年1月某日、ことナビの皆さん(全盲の方2名と晴眼の方々)が、現地調査の為、来学下さいました。 全盲のIさんがサングラスを取ると、そこには満面の笑顔が隠れていました。

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続いて、実地調査前の打ち合わせをします。 ことナビ理事長のOさんから自己紹介が始まり、続いてディスカッションに入ります。

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もちろん、学生(発言中なのは、2年生のHさん)も質疑応答に加わっていきます。

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これから行う実地作業は、晴眼の人だけで作った「ことばの地図」を、全盲の方に【見て】いただいて、意見を頂戴しながら、【見えない方/見えづらい方にとって】有用な「ことばの地図」へ修正していく作業が待っています。

全盲で、ことナビ副理事長のKさんやIさんに助けていただいて、「鶴見大学のことばの道案内」が出来上がっていきます! ありがとうございます!

さて、実地調査やデータ入力は、この後どうなったのか!? 次回をお楽しみに!

この活動は、平成28年度鶴見大学(第一期)学長裁量経費による事業の一部です。

2017年6月には、鶴見大学で、視覚障害リハビリテーション協会第26回研究発表大会が開催されます。

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平成29年の鶴見大学春のオープンキャンパスですが、以下の日程で開催します!

平成29年3月19日(日) 13:00~16:00
全学科同時開催 申込不要

受験生・高校生の皆さんに、お会いできることを、楽しみにしています。 では、また。happy01

高校生・受験生の皆さん、こんにちは。 情報バリアフリー推進会コンピュータ部 pc 顧問で、ドキュメンテーション学科 pc book 情報学コース元木章博です。

-- [2017/01/24追記] ここから --

NPO法人「ことばの道案内」のfacebookで、本ブログ記事をご紹介いただきました。 早速のご紹介、ありがとうございました!

-- [2017/01/24追記] ここまで --

鶴見大学への交通アクセスを考えてみましょう。 もちろん、大学は地図情報をお出ししています。 鶴見大学のトップWebページ「アクセスマップ」のリンクがあります。 きっと、高校生・受験生の皆さんも、ご覧になったことがあるんじゃないでしょうか? その図を頼りに、鶴見大学へ来たことがある人も、いますよね?happy01

以前のブログ記事(「[情バリ] ガイドによる視覚障害者移動支援活動@サイトワールド2016」)で書きました。 視覚障害者自身による図書館へのアクセスについて、視覚障害者誘導用ブロック(通称:点字ブロック)やエスコートゾーンなど、様々な取り組みが全国で見られます。 それに加えて、言葉での道案内をなさっているNPO法人があります。 特定NPO法人の「ことばの道案内」です。

今回は、我々・情報バリアフリー推進会各学年のチームで、JR鶴見駅と京急鶴見駅から鶴見大学への「ことばの道案内原案」を作成し、A原稿(晴眼者が考える「ことばの道案内」)を、ことばの道案内の皆さんにプレゼンテーションしました。 みんな、気合いが入っていましたpunch もちろん、ドキュメンテーション学科の学生の皆さんは、貸与されているノートPC pc を、ここでも活用します!good

このプレゼンテーションの模様(その1その2)は、「ことばの道案内」のfacebookでご紹介いただきました。 ありがとうございました!happy01

先ずは、2年生チームです。 Oさんが、頑張っています!(ビシッ up

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続きまして、3年生チームです。 4人が順番に発表しましたが、今回の写真は日本文学科Oさんです!(ビシッ!punch

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そして、最後のチームは、1年生を代表して、Hさんです(ビシッ!sign03

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学生ならではの新しい視点に基づいた道案内の提案に、「ことばの道案内」の皆さんから、ご意見を頂戴しました。 理事長のOさん、Kさん、ありがとうございました!think

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さて、A原稿の原案を考えてみましたが、次はブラインド(視覚障害の区分でいうところの全盲)の方々からのご意見をいただくことになります。 果たして情バリは、駅から鶴見大学へことばのの道案内を作ることが出来るのか!? ご期待ください!

2017年6月には、鶴見大学で、視覚障害リハビリテーション協会第26回研究発表大会が開催される予定です。

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平成29年の鶴見大学春のオープンキャンパスですが、とうとう出ました! 

平成29年3月19日(日) 13:00~16:00
全学科同時開催 申込不要

受験生・高校生の皆さんに、お会いできることを、楽しみにしています。 では、また。happy01

受験生高校生 pencil の皆さん、明けましておめでとうございます! コンピュータ部 pc と情報バリアフリー推進会の顧問で、ドキュメンテーション学科 book pc 情報学コース教員の元木章博です。 新年、最初の記事ですが、以前の記事(「[PJ-A/情バリ] 日本点字図書館オープンオフィス2016に行って来ました!(その1)」)の続きです。 その際、一緒にレポートしてくれたWさんですが、今回もお付き合いいただきます。

元木先生 「では、Wさん、今回のレポートも、お手伝いをお願いします。 この活動で、視覚障害者等(法律用語)に対する情報保障についての新しい知見が得られることを期待しています。」

Wさん 「前回も、ご一緒させていただきましたドキュメンテーション学科4年、情バリメンバーで元木研ゼミ長Wです。 今回も、宜しくお願い致します happy01

元木先生 「前回の記事では、DAISY図書の出納や発送作業の体験談でしたね。 1年生のBさんが写真に写っていましたが、もちろん他の学生さんたちも体験しましたね。」

Wさん 「はい、もちろん、私も体験しましたhappy01 他にも、白杖や盲導犬体験、iPhone/iPadやパソコン pc でDAISY図書を読んでみたり、点字カレンダーや点字付き名刺の作成など、自分で体験しながら学ぶことができるコーナーが数多くありました。 イベントも盛りだくさんの日本点字図書館オープンオフィス2016の報告が既に記事になってます。 実は、私もちょっとだけ写真に写ってますscissors

元木先生 「じゃぁ、そろそろ、我々が体験したことについて、レポートしていきましょう。」

Wさん 「はい、分かりました。 【サピエ調査隊!~レファレンス係のスタッフになって、本を探してみよう~】のコーナーでは、3年生のHさんYさんがキーワードを頼りに図書の検索をしていました。 図書の種類が幾つかありますので、みつけた!と思っても、点字図書 じゃなくてDAISY図書だった、なんてことがあったみたいです。」

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元木先生 「利用者からのリクエストに応えるためにレファレンス係は頑張っているんですね。 さて、次のレポートは何でしょうか?」

Wさん 「はい、次は白杖体験です。 1年生のHさん視野狭窄のゴーグルを着けて、歩行訓練士の島田さんにご指導いただきながら、日本点字図書館内のフロアや階段、そして館外の歩道で歩行訓練を体験しました。 通称点字ブロックを頼りに頑張って進んでいました。」

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元木先生 「Hさんは、盲導犬体験の時も褒められていました。 素質あるんですね(何の?)。 そういえば、毎年頂戴している点字カレンダーですが、【体験・点字カレンダーをつくって使おう!】コーナーで使っているアルミ板って、どうやって作ってるんですかね?」

Wさん 「そうなんですよね、私も???と思ってました。 それがですね、先生、あったんですよ。 ブレール・シャトルという名前の全自動点字製版機械です。」

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元木先生 「あ! あの【ギョッギョッギョッギョッ】って言いながら、アルミ板に打点していく優れものの機械のことだね。」

Wさん 「先生の言われている擬音語の表現はさておき、1年生のBさんHさんが見とれていましたね。 私も同じでしたけどcoldsweats01 凄いですよね。 パソコン pc に入力したデータを基に、打点していただけるんですものね。」

元木先生 「さて、そろそろ、この記事も終わりに近付いてきました。 Wさん今回の日本点字図書館オープンオフィスは、いかがでしたか?」

Wさん 「先ずは、日本点字図書館の皆さんにお礼を申し上げたいと思います。 いつも、楽しいオープンオフィスを開催いただき、ありがとうございます。 元NHKの迫田さんのご講演「視覚障害の皆さんから教わったこと」に参加させていただいた時、気が付いたのですが、手話通訳がついていました。 「日点で手話!?」と思うかもしれませんが、実際に会場で手話を使っている方々をおみかけしましたし、様々な場面で情報保障が必要なんだな、と思いました。 私は普段、元木先生情バリのメンバーと手話の勉強をしていますが、ますます頑張ろう!と思いました。 こういったことを通して、初めてこのイベントに参加した学生はもちろん、何度か訪れている学生でも1日楽しむことができました。 でも、毎年思っていますが、1日では廻りきれないですね。 いつも来年が楽しみです!happy01

元木先生 「Wさんは4年生ですので、来年度は在学生として参加することはありませんが、また、ご一緒出来たらいいですね。 日本点字図書館の業務は確かに【図書を貸し出す】ことに原点があることは間違いないと思います。 しかし、現在の視覚障害者を取り巻く環境は多様化していて、ただ単に図書を貸し出すだけではなく、リハビリテーションやサポートのサービスを提供する必要が出ています。 司書は、図書をはじめとする貸し出す物を通して、その先にいる利用者のことを、もっとよく考えることが出来るようになっていただきたいと考えます。 その答えの一つとして、奉仕の心があると思います。」

この活動は、平成28年度鶴見大学(第一期)学長裁量経費による事業の一部です。

2017年6月には、鶴見大学で、視覚障害リハビリテーション協会第26回研究発表大会が開催される予定です。

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平成29年の鶴見大学春のオープンキャンパスですが、もうすぐ詳しい情報が出ますので、楽しみにしてて下さいね。 受験生・高校生の皆さんに、お会いできることを、楽しみにしています。 では、また。happy01

図書館 bookbuilding 好きの皆さん、こんにちは。 コンピュータ部 pc と情報バリアフリー推進会顧問で、ドキュメンテーション学科 book pc 情報学コースの元木章博です。 と、ここまでは、いつもの滑り出しなのですが、今回と次回(その2)の記事は、ドキュメンテーション学科4年で、情バリ 所属 かつ 元木研ゼミ長Wさん happy01 とともにお伝えします。 どうぞ宜しくお願い致します。

元木先生 「では、Wさん。 早速ですが、今回、我々が行った日本点字図書館までの道のりを簡単に説明してくれますか?」

Wさん 「はい、分かりました。 ドキュメンテーション学科4年で、元木研ゼミ長のWと申します。 宜しくお願いします。 今回、元木先生や他の学生の皆さんと一緒に、2016年11月中旬に開催された日本点字図書館オープンオフィス2016へ行って参りました。 日本点字図書館は東京都新宿区の高田馬場駅から徒歩5分くらいの場所にありました。 いくら近いとはいえ、駅の改札口から、日本点字図書館までの歩道や横断歩道には、視覚障害者誘導用ブロック(通称:点字ブロック)や、エスコートゾーンまで、ばっちり敷設されていたのは、驚きでしたよね sign03

元木先生 「点字ブロックに気が付く人は多いけど、エスコートゾーンを話題に出してくるのは、さすがですね。 エスコートゾーンは、視覚障害者誘導用道路横断帯とも呼ばれていて、その名の通りですね。 今まで、各都道府県の警察の方々が工夫をして設置してくれていましたが、『エスコートゾーンの設置に関する指針の制定について(通達)』(警察庁庁規発第42号 平成19年5月25日)で統一基準が示されたことで、これから更に設置が進むと期待されています。 図書館へ向かう道へ点字ブロックの敷設が望まれることを、日本図書館協会が指摘していますが、エスコートゾーンについても同様ですね。 例えば、こんな写真でしょうか。」

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元木先生 「これは、東京の四ツ谷駅から社会福祉法人日本盲人職能開発センターへ向かう途中にある点字ブロックエスコートゾーンが敷設されている道路の写真です。 さすが、視覚障害者の皆さんが常時、使われている歩道と道路だけあって、歩道の点字ブロックは当然として、その点字ブロックエスコートゾーンが完全に接続しているのが、見てとれますね。 さて、・・・」

Wさん 「(小声で・・・) 先生、先生・・・お話が、ちょっと長い気が・・・」

元木先生 「(はっ、ありがとう) ところで、Wさん。 今回の見どころは、どこだったんでしょうか?」

Wさん 「では、簡単にご説明致します。 日本点字図書館オープンオフィス2016は、館内の見学ができるのはもちろん、普段は絶対に入ることが出来ないところにまで入ることが出来たり、さまざまな楽しくて貴重な体験をすることができました。 今回は、その一部を、お伝えします。 ですが、その前に集合写真を、どうぞ!」

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Wさん 「上の写真ですが、開場前に到着した我々に気が付いた中村さん川崎市視覚障害者情報文化センター(旧・川崎市盲人図書館)の歩行訓練士】が、わざわざ館内から出ていらして、我々の写真を撮影して下さいました。 中村さん、ありがとうございました。 中村さんは、今年の紫雲祭にご来場いただき、視覚障害者に対する接し方に関するお話を頂戴したり、誘導体験のご指導を頂戴しました。 その節は、大変お世話になりました。 そのブログ記事【[PJ-A/情バリ]「視覚障害を理解する!」講演会+視覚障害疑似体験@紫雲祭2016】は、こちらです。」

元木先生 「集合写真の件、ありがとう。」

Wさん 「いえいえ。 では、私たちが体験した、とても楽しかった、そして珍しかったことを、ご説明します。 日本点字図書館の業務の1つである本の貸し出し業務を体験しました。 点字が印字されている紙を受け取り、点字の一覧表を頼りに書名を読み取ります。 正直に言いますと、本のタイトルが点字で記されているので、みんな、読むのに苦戦していました。 そして、今回は日本点字図書館が貸し出しているDAISY図書の書庫へ向かいます。 写真は、ドキュメンテーション学科1年生のBさんです。 Bさん、該当するDAISY図書を閉架書庫の書架から見つけた様です・・・

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Wさん 「その後は、出納したDAISY図書貸出先の方と紐付けるために、バーコードリーダーで手続きをします(ぴっ!

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Wさん 「あとは、発送を待つばかりですね。 これらは、2トントラックで郵便局へ運ばれていきます。 凄い貸出量ですよね。」

元木先生 「そうですよね。 それでも、最近は、点字図書よりもDAISY図書の貸出量の方が多いそうです。 平成25年10月に実施された点字利用と読書に関するアンケート調査には、以下のようにまとめられています。 その一部を引用します。」

-- ここから --

点字図書、録音図書をどのように使い分けているかを様々な場面について聞いたところ、次のような回答であった。
録音図書はニュースのような速報性のあるもの、雑誌のような雑学的、娯楽的な情報へのニーズが高い。これらは、広く浅い情報であり、情報量も多い。じっくり座って聞いてばかりはいられないので、通勤中や家事をしながらでも聞くことができ、しかも早聞きができる録音図書を好む人が多い。一方、学習や調べ物ものなどの、正確性を求められるもの、しっかり覚えたいものは回答者の8~9割の人が点字を利用している。ニュース性のあるものでも、人名や固有名詞を正確に把握したい場合なども点字を選択する。また、「調べもの」の際に約9割の人が「辞書」を挙げている。

-- ここまで --

元木先生 「日本点字図書館の利用者の中でも、色々と使い分けが行われているんですね。 そろそろ、このブログ記事(その1)を終わろうと思います。」

Wさん 「体験したことは、まだまだ、たくさんあります。 続きを、お楽しみに~ scissors happy01

この活動は、平成28年度鶴見大学(第一期)学長裁量経費による事業の一部です。

来年6月には、鶴見大学で、視覚障害リハビリテーション協会第26回研究発表大会が開催される予定です。

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平成29年の鶴見大学春のオープンキャンパスですが、もうすぐ詳しい情報が出ますので、楽しみにしてて下さいね。 受験生・高校生の皆さんに、お会いできることを、楽しみにしています。 では、また。happy01

受験生・高校生の皆さん、こんにちは。 ドキュメンテーション学科 book pc 情報学コースで、情報バリアフリー推進会コンピュータ部 pc 顧問の元木です。

以前、認定NPO法人「ことばの道案内」打ち合わせと現地調査にお邪魔させていただいた件についてブログ記事を書きました。 その後、鶴見大学でも、色々な人たちの(交通)アクセスについて、もっと考える、そして具体的に行動する必要があることに気が付いて、情バリとして、次の一手を打つことにしました。 その為の前哨戦として、「ことばの道案内」の皆さんと打ち合わせを行いました。 ドキュメンテーション学科 book pc 3年生のHさん(情バリの部長さん)も、打ち合わせで議論に参加しつつ、貸与されているノートPC pc で議事録を作成するためにメモを取ってくれていました。 貸与PC pc は、こんなところでも大活躍ですね!

「ことばの道案内」のfacebookでも、今回の打ち合わせをご紹介いただきました。 ありがとうございました。

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色々な場所へ移動する際、目的の場所(組織等)が公開している交通アクセスに関する情報ってありますよね? 私も出張する時、大学や研究所、図書館やホテルといった場所の情報を事前に調べます。 こういった交通アクセス情報の提供について、元木研4年生のSさん(もちろん、彼女も情報バリアフリー推進会の部員です)が、卒業論文のテーマとして取り組んでいます。

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今回の打ち合わせは、ランチミーティングということで、授業が終わった部員の皆さんが、徐々に集まって来ています。 交通アクセスという情報保障手段について、議論は深まります。

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ことナビの皆さんから、我々にご提案いただいた「先ず、A原稿(晴眼者が最初に作る原稿)を作ろうとしてみよう!学年対抗でやってみたら?」を実施します。

受験生や高校生の皆さん、我々と図書館へのアクセスについて、一緒に考えてみませんか?

来年の6月9日(金)~11日(日)には、第26回視覚障害リハビリテーション研究発表大会 in 川崎・鶴見が、川崎市視覚障害者情報文化センター(旧・川崎市盲人図書館)(6月9日)と鶴見大学(6月10日と11日)で開催されます。 情バリの皆さんは、視覚障害のある参加者の皆さんの誘導でも、サポート活動を頑張りましょう!

ところで、【鶴見大学入試課公式】受験生応援ブログ記事「『冬のキャンパス見学会』を開催します!」でも、ご紹介していますが、12月17日(土)「13:30~」と「14:00~」、鶴見大学冬のキャンパス見学会を実施します。 キャンパスツアーのあと、入試相談コーナーもありますので、どうぞいらして下さいね。 お待ちしてます。

寒い日が続いていますが、皆さん、いかがお過ごしでしょうか。 情報バリアフリー推進会(情バリコンピュータ部 pc 顧問で、ドキュメンテーション学科 pc 情報学コースの元木です。

つい先日、紫雲祭(鶴見大学の学園祭の名称)が終わったなぁ、なんて思ってたら1カ月近く過ぎてしまいました。 早いですねぇcoldsweats01

紫雲祭のことは、前のブログ記事(「[PJ-A/情バリ] パソコンテイクで情報保障@紫雲祭2016開会式」)で紹介しました。 ですが、情バリは、もっともっと色々なことを実施していました。

とても遅れてしまいましたが、今度は、紫雲祭情バリが実施した白黒反転点字名刺作成ワークショップを紹介しちゃいますね!

白黒反転といえば、鶴見大学図書館の書架表示を弱視の方にも見易くしたいと考え、白黒反転した情バリです。 その活動は以前のブログ記事「[PJ-A/情バリ] 弱視者向け書架表示バージョンアップ作業!」でご紹介しました。

今年のワークショップの講師は、ドキュメンテーション学科3年のHさんです。 彼女は、情バリの部長でもあります。 いつも助けてくれて本当にありがとう!crying

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Hさんが、点字の歴史や仕組みについて、お話をしてくれました。 スライド作りや発表の練習で、すっごく頑張っていました。 もちろん、その作業に使用していたのは、ドキュメンテーション学科貸与されているノートパソコン pc です。 貸与パソコン pc って本当に色々な使い道があるんですね、驚きですよね? 彼女の熱のこもった講義に、参加してくれた皆さんも聞き入っていました。

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講義の後は、名刺をパソコン(ワープロソフト)で作りますpc もちろん、情バリのメンバーがサポートします。 小学生でも安心して参加していただけました。

墨字(点字の対義語にあたる。活字とも言う)で書いた名刺(パソコンで作ったデータ)を、別のスタッフが大至急でプリントアウトしている間に・・・bullettrain

点字を打つ練習をするために、紙で凸の点を黒く塗ります。 その後、写真のように参加者の皆さんが、紙を裏側にして頭の上で透かして見ます。

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最終段階に差し掛かって来ました。 今度は、透明シールの裏から、自分の名前などを点筆点字器に打点します。 コツコツコツ!と点筆で点を打つリズミカルな音が教室中に響きました。

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最後の仕上げは、透明シール白黒反転名刺に貼って完成です!

参加して下さった皆さん、ありがとうございました。

受験生の皆さんあなたも一緒に白黒反転点字名刺作りをしてみませんか? もちろん、透明シールに点字を打って下さいね。

ところで、【鶴見大学入試課公式】受験生応援ブログ記事「『冬のキャンパス見学会』を開催します!」でも、ご紹介していますが、12月17日(土)「13:30~」と「14:00~」、鶴見大学冬のキャンパス見学会を実施します。 キャンパスツアーのあと、入試相談コーナーもありますので、どうぞいらして下さいね。 お待ちしてます。

こんにちは。紫雲祭が終わってヘトヘトの、ドキュメンテーション学科 pc 情報学コース元木です。

--【2016/11/11 追記ここから】

フェリス女学院大学公式facebookや、バリアフリー通信No.15でも、ご紹介いただきました。

--【2016/11/11 追記ここまで】

あぁぁ・・・紫雲祭前日、紫雲祭実行委員会によって振る舞われる「カレーライス」・・・天国でした。疲れた胃に染み渡るスパイシーさ」かつ甘み」を感じました・・・ありがとう、紫雲祭実行委員会

さて、本題です。

秋は本当に色々とあって、実りの秋とはよく言ったものです。我々の活動も日々、実りの秋を迎えております。おかげさまで、たわわな果実の収穫に、てんやわんやでございます(w

さて、2016年9月中旬、パソコンテイクの大先輩であるフェリス女学院大学・バリアフリー推進室の皆さんと、鶴見大学情報バリアフリー推進会が、1泊2日の合同合宿を開催しました。場所は、八王子にある大学セミナーハウスです。

Img_1630_compressed_blog(謎のノリ・・・汗)

現在、フェリス女学院大学には、聴覚障害のある学生は在学していないそうなのです。しかし、バリアフリー推進室では、いつでもノートテイクやパソコンテイク pc で情報保障ができるように、その技術と質を保つべく頑張ってらっしゃいます。

普段の練習といえば、個人でのタイピング練習がありますね。そこで今回、鶴見大学の情バリから秘密兵器のO2君を投入しました。

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(1年生の頃、封印された「マイキーボード」が今、解き放たれた!)

彼のタイピングスピードは尋常ではありません。テイカーが全員彼だったら、音声認識ソフトは不要かもしれません、というくらい凄いタイピングスピードです。あまり褒めると、あとで怒られそうですが、事実なのだから仕方がありません。

彼のタイピングを見ながら、「でも、もうO2君は3月で卒業(予定)なんだよな~」などと考えておりました。重要な戦力を失う情バリですが、今後も頑張って参りましょう!

そして、もちろん、連係入力の練習もしました。ドキュメンテーション学科 pc の学生たちが全員、自分の貸与ノートパソコンを持参して、ここでも大活躍です!

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フェリスの皆さんとIPtalkの設定や自分たちの連係入力方法について議論しました。やっぱり、違う組織には、違う慣習があって、驚くことがたくさんありました!

バリフリの皆さん、これからも、どうぞヨロシク!

後半へつづく・・・(ちびまる子ちゃん風)

この活動は、平成28年度鶴見大学(第一期)学長裁量経費による事業の一部です。

AO入試(3期のみ)の面談日程は以下の通りのラストチャンスです。

11月12日(土) 13:00~ 14:00~ 15:00~

詳細は、文学部AO入試案内をご覧ください。

受験生の皆さん、お気軽に面談にいらして下さい。お待ちしております。

こんにちは。情報バリアフリー推進会コンピュータ部 pc 顧問で、ドキュメンテーション学科 pc 情報学コースの元木です。

今回は、鶴見大学の学園祭である「第52回紫雲祭」の開会式において、情報保障の為にパソコンテイクを実施しました。

以前、ご紹介させていただきましたのは、学外での情報保障活動(以前のブログでは「情バリデビュー」や「第34回開発教育全国研究集会で情報保障(パソコンテイク)」)でしたけれども、今回は久々の!?学内での活動です。

と、言っている間に、開会式が始まりました!

(パソコンテイクの準備作業の苦労話は、またいずれ・・・お楽しみに)

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司会進行役の発言も文字化していきます!

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テイカー(パソコンテイクを実施する人たち)の背後から演壇の眺めです。

ここでも、もちろんドキュメンテーション学科 pc のメンバーは貸与されているノートパソコンをフル活用です!

そして、今回のパソコンテイクから、移動式スクリーンを2台使用しています!

と、活動していたら、応援に来てくれた仲間が・・・

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学内での情報保障活動も、頑張って参りましょう!

この活動は、平成28年度鶴見大学(第一期)学長裁量経費による事業の一部です。

AO入試(3期のみ)の面談日程は以下の通りです。

10月29日(土) 13:00~ 14:00~ 15:00~

11月12日(土) 13:00~ 14:00~ 15:00~

詳細は、文学部AO入試案内をご覧ください。

受験生の皆さん、お気軽に面談にいらして下さい。お待ちしております。

こんにちは。ドキュメンテーション学科 pc book で、新しい図書館の切り口を探し続けている情報学コース教員の元木です。

目の見え方は、人それぞれです。以前の記事([PJ-A] フェリスと交流・パソコンテイクで情報保障)では、「聞こえ方」について書きましたが、今回は「見え方」のお話です。

一口に「視覚障害」と言っても、「(全)盲」や「弱視(ロー・ビジョン)」といった見え方もありますし、明るさや色の感じ方にもバリエーションがあります。

今回は、主に「弱視(ロー・ビジョン)」の方に向けた取り組みをご紹介したいと思います。

この4月(2016年)から障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(通称:障害者差別解消法)が施行されました。

そして、鶴見大学図書館も時をほぼ同じくして、鶴見区民(鶴見区在住・在勤・在学(高校生以上))向けに様々なサービスを提供し始めました。多くの利用者が大学生であることが原則の大学図書館ですが、こういった学外へのサービスを大幅に提供することとなりますと、色々な利用者を想定する必要があると思います。

今回の取り組みは、弱視の方も書架の情報を得やすくなることを期待して、書架横の文字情報表示を、従来の白地に黒文字ではなく、黒地に白文字という白黒反転表示にバージョンアップ作業を行いました。

先ずは、書架に掲載されている文字情報を収集し、表計算ソフト(今回は、Excelを使用しました)でデータ入力し、CSVファイルを作成します。 それから、ワープロソフト(今回は、Wordを使用しました)で印刷の書式を整えつつ(文字種やサイズの調整は続きます・・・)、差し込み印刷を駆使して、印刷イメージを作成しますpc

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ここでも、ドキュメンテーション学科学生に貸与されているノートパソコンが大活躍です!pc ちなみに、メンバーには日本文学科英語英米文学科の人もいます。

白黒反転プリンターで印刷した書架表示の紙たちを、学生のみんなが貼り換えていきます!

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色々な人が、鶴見大学図書館をたくさん利用して欲しいと思う中で、どんな配慮がこれから出来るだろう?と、今後も考えて、行動し続けたいと思います。

受験生の皆さんも、今度は我々と一緒に情報保障しませんか!?

ちなみに、鶴見大学図書館 book には少数ではありますけど、高齢者や弱視の方、見えづらい方向けの図書の一つである大活字本も蔵書として備えています。 是非、手に取って読んでみてください。

例えば・・・

おかしな遊園地 / 星新一著 ; 江坂遊編 配架場所は「開架 一般」で、請求記号は「913.6/H-75/4」です。

この活動は、平成28年度鶴見大学(第一期)学長裁量経費による事業の一部です。

AO入試(3期のみ)の面談日程は以下の通りです。

10月15日(土) 13:00~ 14:00~ 15:00~

10月22日(土) 10:00~ 11:00~ 12:00~ 13:00~ 14:00~ 15:00~(紫雲祭

10月23日(日) 10:00~ 11:00~ 12:00~ 13:00~ 14:00~ 15:00~(紫雲祭

10月29日(土) 13:00~ 14:00~ 15:00~

11月12日(土) 13:00~ 14:00~ 15:00~

詳細は、文学部AO入試案内をご覧ください。

受験生の皆さん、お気軽に面談にいらして下さい。お待ちしております。

この活動をしている団体(サークル)が、紫雲祭に出場!?します。1号館4Fの403教室で、お待ちしております。 今年のテーマは「視覚障害を理解しよう!」です。

10月22日(土)は、点字付き名刺を自分で作ろう!ワークショップ、10月23日(日)は講演会を実施します。 視覚に頼らず遊べるゲームコーナー視覚障害疑似体験(白杖を使った歩行や「見えにくさ」ゴーグルを使用)も企画しています。

ご講演は、視覚障害リハビリテーション協会会長の吉野由美子先生(10/23 10:00-)、川崎市視覚障害者情報文化センター(旧・川崎市盲人図書館)で歩行訓練士の中村透先生(10/23 13:30-)をお招きする予定です。

こんんちは。ドキュメンテーション学科情報学コースの元木です。

今回の話は【軸の反転】です。【軸の入れ換え】(縦軸と横軸を逆にする)ではありませんので、お間違いなきよう。

先ず、こんなデータがあったとしましょう。

Photo


新しい年のデータから入力していきました。そして、そのままグラフにしますと・・・

Graph1


と、なります。この横軸の並び順を【古い順】に換えるには、どうしたらいいでしょうか?

先ず、向きを換えたい軸(ここでは、横軸)の上で【右クリック】します。すると以下の様なメニューが表示されます。

Config1


そうしたら「軸の書式設定」を選択してから【クリック】します。すると次のメニューが表示れます。

Config2


そうしたら、「軸のオプション」-「軸位置」にある「軸を反転する」のチェックボックスにチェックを入れます。すると、グラフの横軸が反転されます。

Graph2


あなたも見やすいグラフを作ってみませんか?

夏休み恒例「図書館探検」を8/5(火)に実施します!

 詳細は、こちらのポスターをご覧ください。

 先着20名なので、早めのお申し込みを!

平成26年度オープンキャンパス

平成26年 7月20日(日)10:00~ (14:30受付終了)

平成26年 8月 3日(日)10:00~ (14:30受付終了)

平成26年 8月23日(土)10:00~ (14:30受付終了)

平成26年 9月14日(日)13:00~ (15:30受付終了)

高校1・2・3年生と、保護者の方を対象としたオープンキャンパスを開催します。ドキュメンテーション学科のまなびの内容を詳しく紹介しますので、関心をお持ちの方はぜひ参加ください。

本学科の内容を詳しくお知りになりたい方は、ドキュメンテーション学科紹介ビデオをご覧ください。

ドキュメンテーション学科ホームページ