高校生・受験生の皆さん、こんにちは。情バリ(情報バリアフリー推進会)とコンピュータ部 顧問で、情報保障について研究しているドキュメンテーション学科 情報学コースの元木です。
先日、 ←こんな絵文字をみつけました。
コレって、GOODっていう意味だったり、いいねだったりしますよね? 私も、その様に理解しています。
さて、神奈川県は横浜市、鶴見区にある鶴見大学ですが、実は、神奈川県が手話言語条例を持っていることを、皆さんはご存じでしょうか? 手話は2006年の国連総会で採択された「障害者権利条約」において言語として規定されました。 そのことを受けて、日本は障害者基本法の改定の際、「言語(手話を含む)」という記述をしました。 そして、2014年12月25日、神奈川県議会において手話言語条例が成立しました。 手話等の普及に関する施策の推進等を目的として作られたものです。
ところで、元木先生、実はちょっと前から地元(東京都某所)の手話講習会に通っております。 初級コースでは先ず、自己紹介をするために最低限必要なことを学んでおります。 手話を学びつつ、ある日、気が付いたのですが・・・
手話で は、NGやダメという意味である
ということでした。
え゛~
新しい言語を学ぶというのは、新しい文化に出合うということなんですね。 もちろん、手話は手の形だけで表現できないこともあります。口形や表情といった情報も組み合わせながら、様々な手話を理解しましょう。
ついでに書いておきますと、指文字で は、たという音です。
手話を学ぶと言うことは、ろう者の文化を学ぶことでもあります。 そこで、おすすめの本がこちら! 鶴見大学図書館に、あります!
【書名】手話でいこう : ろう者の言い分聴者のホンネ
【配架場所】開架一般 【請求記号】369.276/A
聴者では簡単には分からない、ろう者の常識や気持ちを、ちょっとだけ理解できた気がします。
それから、特に初学者には必須の手話辞典(指文字もあるよ)は、こちら! 私も使ってます!
【書名】わたしたちの手話 : 学習辞典
【配架場所】開架参考 【請求記号】378.28/W/1
情報バリアフリー推進会では、様々な情報保障活動を実施するにあたり手話の勉強もしています。 あなたも一緒に手話の勉強、してみませんか?
2017年6月には、鶴見大学で、視覚障害リハビリテーション協会の第26回研究発表大会が開催される予定です。
平成29年の鶴見大学春のオープンキャンパスですが、とうとう出ました!
平成29年3月19日(日) 13:00~16:00
全学科同時開催 申込不要
受験生・高校生の皆さんに、お会いできることを、楽しみにしています。 では、また。