前回、鶴見区内の小学校で歯磨き指導の実習を行っていることをお伝えしましたが、今回は11月9日の東台小学校での実習についてお伝えしますね。

今回も1年生の皆さんに対して行ったので、目標は「奥歯の大人の歯をきれいに磨こう」です。

 

東台小学校の場所は、本学から歩いて15分程度と比較的近いです。

この日は2限目に1年1・2・5組、3限目に3・4組と、全部で5組の皆さんにお話しをしました。

 

まずご挨拶をして、

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第一大臼歯について説明した紙芝居をしました。

児童の皆さんと同じ1年生のたろうくんを主人公にした紙芝居で、

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右側にいる「歯の先生」が奥歯の大人の歯と、その大切さについてお話してくれました。

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その後は、今日の目標である「おくばのおとなのはのたいせつさとみがきかたをしろう」について説明しました。大きな口の中の絵を指し示しながら、大人の歯の場所を児童のみなさん全員で確認しました。

この写真で示しているのは、奥歯の大人の歯を横から見たものですが、生えている途中の大人の歯の高さを変えられるようになっています。児童の皆さんから歓声が上がったので、頑張って作った甲斐があったと、とても嬉しかったです。

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最後に、歯ブラシの使い方、奥歯の大人の歯の磨き方のご説明をしました。

生えている途中の大人の歯は背が低くて歯ブラシが届きにくいので、このように歯ブラシを斜めにして磨くと良いのです。

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児童の皆さんが一生懸命興味を持って聞いてくださり、最後に紙芝居が面白くて分かりやすかったと感想を教えてくれて、とても嬉しく、また励みになりました。

東台小学校の皆様、どうもありがとうございました。

また余談ですが、東台小学校では、玄関を入ってすぐのところに、とても綺麗な金魚の水槽がありました!児童の皆さんでお世話をしたり、後ろの写真を毎月入れ替えたりしているそうです。

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本学歯科衛生科では、歯科衛生士の三大業務の1つである「歯科保健指導」の実践を学ぶために、鶴見区内の様々な施設で実習を行っています。区内の小学校においても、各学校の養護教諭の先生方とご相談しながら、児童の皆さんへ歯磨き指導を行っています。

今年度の後期は、本学の2年生が順番に各小学校にお伺いしています。

11月5日に寺尾小学校へ伺ったので、その様子をお伝えしますね。

1年生の皆さんの目標は、「奥歯の大人の歯をきれいに磨こう」です。

まず、奥歯の大人の歯が第一大臼歯であることや、その大切さについて紙芝居をしました。初めて聞く人にも分かりやすくお伝えできるように、紙芝居は本学の学生達が自分たちで作製したものです。

第一大臼歯は力持ちの歯であることや、

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大人の歯と子供の歯の違い、5

更に、歯磨きをすることの大切さについて、お伝えしました。

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その後は、今日の目標である「おくばのおとなのはのたいせつさとみがきかたをしろう」について説明しました。大きな口の中の絵を指し示しながら、大人の歯の場所を児童のみなさん全員で確認しました。

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最後に、歯ブラシの使い方、奥歯の大人の歯の磨き方のご説明をしました。

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児童の皆さんが一生懸命興味を持って聞いてくださったので、とても嬉しく、また励みになりました。

寺尾小学校の皆様、どうもありがとうございました。

 

また余談ですが、阪神タイガースの青柳晃洋選手は、寺尾小学校の卒業生なのだそうです。

こんなコーナーがありました。

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本学歯科衛生科では、毎年「保健学会」という学会を開催しています。

今年も去年と同じように、新型コロナウイルス感染症の未収束のために、WEB開催することにいたしました。

公開期間は下記の通りです。

2021年12月4日(土)13時30分〜12月11日(土)0時0分

 

内容は以下の通りです。

 

・特別講演                                                                 

演題:「スカンジナビアンアプローチの実践

―患者主体の歯周治療の為になすべきこと、できること―」

講師:福井 秀和先生

ヨーロッパ歯周病学会(EFP)歯周病専門医

スウェーデン王国公認歯周病専門医

イエテボリ大学公認歯周病専門医

長野県立公衆衛生専門学校 非常勤講師                 

 

・認定歯科衛生士制度講演

演題:「歯周病学会認定歯科衛生士取得の勧め

―目指せば変わる!日常臨床の見方―」

講師:知念 慶樹 様

歯周病学会認定歯科衛生士

 

・一般研究発表                                                          

演題:「オンラインによるメイクアップセミナーの効果の検討」

○阿部 智美  藤原 久子  小澤 晶子

鶴見大学短期大学部歯科衛生科

 

ご視聴を希望される場合は、下記のメールアドレスまでご一報ください(12/1まで)。

hokengakkai@tsurumi-u.ac.jp

今回は、2年生前期に履修する「ステップアップセミナー」という科目で行われる「接遇セミナー」についてご紹介いたします。

2年生の後期から臨床の現場に出て医療人の一員として実習を受けるので、医療人として適切な対応の大切さ、ならびに具体的な方法について、講義と実習を通して学びます。基本の接遇には、挨拶・身だしなみ・言葉遣い・表情・態度などが挙げられますが、いままでの日常生活におけるものとの違いについても学びます。

この実習については、株式会社ヨシダという歯科関係の会社にご協力をお願いして行っています。


写真は、患者さんの目の前を遮ることなく、かつエレガントなエプロンのかけ方のデモンストレーションを見ているところです。

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デモンストレーションを行っているのは、本学卒業生です。母校の後輩のために、熱心に色々と教えてくださっています。


こちらの写真は、患者さんへの問診の練習をしているところです。2

問診は歯科衛生士も行う業務ですが、患者さんが困っていることや、今までの病気の情報などについて伺って、歯科医師の治療方針決定の一助となる大切なものです。講義で学んだことを思い出しながら、医療人として適切な表情や言葉遣いをできるように練習します。学生同士でお互いを評価しあいながら行いますが、折々に(株)ヨシダの方に色々なポイントを教えていただいています。

 

接遇セミナーの実習にあたっては、(株)ヨシダの皆様に多大なご尽力をいただいております。この場において深くお礼申し上げます。

今回は、2年生前期に履修する「ステップアップセミナー」という科目で行われる「【株式会社】ジーシー実習」についてご紹介いたします。

2年生の後期から臨床の現場に出て医療人の一員として実習を受けるのですが、この実習は株式会社ジーシーという歯科関係の会社にご協力をお願いして行われるもので、歯科界の最先端のホットなトピックスについて講義と実習を通して学びます。今年は、「①口腔機能低下症、②ホワイトニング、③CAD/CAM、④セメント練和(実習)」の4つの項目について学びました。


講義を担当してくださったのは、【株式会社】ジーシー社で働いている本学卒業生の白井莉穂さんです。1

テキストのチラ見せ。

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口腔機能を計測するための器械についても、様々な種類のものを見せていただきました。

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ホワイトニングについても学びました。

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次にジーシー社のセメントの練和実習もしました。練和したことのないセメントだったので、ウキウキしながら練和しました。

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卒業生と在校生の交流の場ともなり、在校生にとって、実習や講義以外のお話も聞けて、非常に学ぶことの多い機会となりました。

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CAD/CAMについては、【株式会社】ジーシー社の歯科技工士の方にお話しを伺いました。7この実習は、(株)ジーシーの皆様に多大なご尽力をいただいております。この場において深く感謝申し上げます。

今回は、臨床実習の一環として行われる、外部の病院での実習をご紹介いたします。

臨床実習とは、実際の臨床の現場―一般歯科診療所や総合病院など―で行う実習で、本学では歯学部附属病院での実習も特徴の1つです。

それに加えて、昨今歯科衛生士の業務範囲が広がり、周術期口腔機能管理といって手術前後の患者さんに対する口腔ケアや、入院患者さんに対する口腔ケアなども担うようになってきたことから、2019年9月から新百合ヶ丘総合病院の口腔外科にご協力をお願いして、同院での実習も行っています。総合病院における外来と病棟での周術期口腔機能管理を見学し、更に手術室にも入室することによって、総合病院での周術期口腔機能管理と多職種連携を学びます。

最初は外来手術の見学を行います。今まで動画や教科書などの二次元でしか見たことのなかった手術を目の前で見ることが出来ます。

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手術日にはオペ室の見学もします。口腔外科学の講義で習う大手術を見学するだけでなく、全身麻酔をかけている麻酔科の先生の様子も見学できます。

写真左で台の上に立ち、エンジ色のユニフォームを着ているのが本学の学生です。

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実習に慣れてくる後半は、外来手術のアシスタントをします。

新型コロナウイルス感染症の流行に関係なく、普段から院内感染対策を行っているとのことで、院内の方針に則ってPPE(personal protective equipment; 個人用防護具)を着用してアシスタントを行っています。

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たくさんのことを学べる、とても有意義な実習です。

新百合ヶ丘総合病院のスタッフの皆様には本学の臨床実習について多大なご尽力をいただいております。この場をお借りして深く感謝申し上げます。