今回は、臨床実習の一環として行われる、外部の病院での実習をご紹介いたします。

臨床実習とは、実際の臨床の現場―一般歯科診療所や総合病院など―で行う実習で、本学では歯学部附属病院での実習も特徴の1つです。

それに加えて、昨今歯科衛生士の業務範囲が広がり、周術期口腔機能管理といって手術前後の患者さんに対する口腔ケアや、入院患者さんに対する口腔ケアなども担うようになってきたことから、2019年9月から新百合ヶ丘総合病院の口腔外科にご協力をお願いして、同院での実習も行っています。総合病院における外来と病棟での周術期口腔機能管理を見学し、更に手術室にも入室することによって、総合病院での周術期口腔機能管理と多職種連携を学びます。

最初は外来手術の見学を行います。今まで動画や教科書などの二次元でしか見たことのなかった手術を目の前で見ることが出来ます。

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手術日にはオペ室の見学もします。口腔外科学の講義で習う大手術を見学するだけでなく、全身麻酔をかけている麻酔科の先生の様子も見学できます。

写真左で台の上に立ち、エンジ色のユニフォームを着ているのが本学の学生です。

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実習に慣れてくる後半は、外来手術のアシスタントをします。

新型コロナウイルス感染症の流行に関係なく、普段から院内感染対策を行っているとのことで、院内の方針に則ってPPE(personal protective equipment; 個人用防護具)を着用してアシスタントを行っています。

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たくさんのことを学べる、とても有意義な実習です。

新百合ヶ丘総合病院のスタッフの皆様には本学の臨床実習について多大なご尽力をいただいております。この場をお借りして深く感謝申し上げます。

日時:2021/11/02 14:28学科の紹介歯科衛生科の実習

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