ある日、研究室にて。ある学生さんとの会話

学生:『センセー、いんたーねっとデキマセン』

元木:『それじゃ分かりません。LANケーブルを繋いでいますか? リンクアップしてますか? IP(アドレス)は取得出来ていますか? プロキシの設定は有効になっていますか?ダメなら、LANケーブル代えてみて。』

学生:『Catalystのリンクランプは緑点灯なので・・・』

元木:『L2までは大丈夫そうだね。ipconfigした?』

学生:『それがですね、169...』

元木:『なるほど。DHCPでIPが取れてないね。んじゃ、ipconfig /release してから、ipconfig /renew して。』

学生:『はい、分かりました。(カタカタ・・・)あ、取れました。192...』

とまぁ、このような形で話を済ませていました。ただ、ここ数年間、Windowsも色々なモノが出てきて、多くの学生さん達が、WindowsXPとWindowsVistaを大学の授業で利用してきました。

この話題は、XPの利用者からは聞いたことが無かったのですが、Vistaになってから明らかに訴えが出てきました。そこで、MicrosoftのKB(Knowledge Base)を眺めていたところ、こんな記事を見つけました。

[KB928233] Windows Vista で特定のルーターやマイクロソフト製以外の特定の DHCP サーバーから IP アドレスを取得できない

DHCPサーバによっては、BROADCASTパケットを処理できないモノもあるようです。必要がある人は、上記のKBにある Fix it を利用して修正を行うと良いでしょう。

上記KBに従って、レジストリエディタで指定されたサブキーに新しい値を追加しました。

20100818dhcptroubleregedit

日時:2010/08/18 22:43Windowsインターネット

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