本学歯科衛生科では、歯科衛生士の三大業務の1つである「歯科診療補助」の実習を行っていますが、今回は「局所麻酔の準備」の実習をご紹介します。

皆さんは、歯科医院へ通院した際、治療が痛くないように麻酔の注射を受けたことがあるかもしれません。その注射の準備をするのも、歯科衛生士業務の「歯科診療補助」の1つです。

 

局所麻酔には大きく2種類あります。左側は伝達麻酔、右側は浸潤麻酔のセットです。二つはとてもよく似ていますので、判別のためのポイントを学習します。1_2

実習の前に説明を受けます。モニターがたくさんあるので、見やすいです。

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動画を見ながら作業のイメトレを重ねます。この動画は学校のmanabaというサイトから見ることができて、実習の前に予習ができるようになっています。

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説明の後は少人数に分かれて、先生が実際に手を動かしている様子をじっくり見ます。

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注射器のセットをしているところです。麻酔薬が入ったカートリッジの入れ方が難しいので、実習助手の先生が横について教えてくださいます。

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針の廃棄は、黄色のボックスにします。コツをつかむまでは難しいです。クラスメイトが実習しているのを見ながら、自分の時のイメトレをします。

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何回か練習すると、自分ひとりでスムーズにできるようになります。

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歯科医師が診療に専念できるように、準備や後片付けなどのサポートとしての「歯科診療補助」も、歯科衛生士の大切な業務なのです。