鶴見区内の小学校で歯磨き指導の実習、第4弾です。

今回は、潮田小学校での実習についてお伝えしますね。

1年生の皆さんに対して行ったので、目標は「奥歯の大人の歯をきれいに磨こう」です。

 

潮田小学校の12月の保健目標が、「ていねいに歯をみがこう」で、あちこちに歯みがきに関する掲示がありました。児童のみなさんのモチベーションが高いことがよくわかり、こちらにも気合が入りまくります。

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潮田小学校は場所柄、色んな国の出身の児童が在籍しているそうで、あちこちの標識が多国語表示でした。こちらは保健室の表示ですが、上から日本語・英語・ポルトガル語・中国語です。

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実習自体は、いつもと同じように、まず紙芝居で第一大臼歯の場所や大切さについてお話をしました。

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その次に、第一大臼歯の場所を大きな歯の絵を使って指し示して、児童の皆さんと確認しました。

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こちらは、生えている途中の第一大臼歯の背が低くて、歯ブラシが届かない様子を示しています。

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第一大臼歯が生えている経過を示しているところです。意外と難しくて、スムーズに動かせるように、何度も練習したステップです。上手にできたので、ほっとしながら次の正しい歯磨きの仕方のお手本を行います。

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歯みがきの方法のデモンストレーションを行っているところです。

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児童の皆さんが熱心で、大人の歯の磨き方を習ってよかったと感想を教えてくれて、とてもうれしかったです。

 

左側の建物が潮田小学校、右側の建物が潮田中学校で、校舎は渡り廊下でつながっています。

小中学校間の連携を深めることにより、義務教育9年間の学習指導と生活指導の円滑な接続が図れるようにしているそうです。

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鶴見区内の小学校で歯磨き指導の実習、第3弾です。

今回は12月8日に伺った市場小学校での実習についてお伝えしますね。

今回も1年生の皆さんに対して行ったので、目標は「奥歯の大人の歯をきれいに磨こう」です。

 

実習が始まる前、廊下で待っていたら、児童の皆さんが集まってきました。

大きな歯ブラシ・歯の模型・歯の絵に興味深々だったようです。

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実習の前に皆さんと交流できたおかげで、すっかり緊張がほぐれました。

まずご挨拶をして、

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第一大臼歯について、歯の妖精が色々と教えてくれる紙芝居をしました。

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その後は、今日の目標である「おくばのおとなのはのたいせつさとみがきかたをしろう」をクラス全員で復唱して、説明しました。大きな口の中の絵を指し示しながら、大人の歯の場所を児童のみなさん全員で確認しました。

 

それから、歯ブラシの使い方、奥歯の大人の歯の磨き方のご説明をしました。

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児童の皆さんが一生懸命興味を持って聞いてくださり、とても嬉しく、また励みになりました。

 

実習が終わって控室に向かいます。

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市場小学校は、1年生から4年生までが本校に、5・6年生は近くのけやき分校に通っているそうです。今回は本校にお伺いしましたが、玄関入ってすぐのところに素敵な絵やステンドグラス、ギニア出身のオスマン・サンコンさんの写真が飾ってありました。

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新型コロナウイルス感染症の未収束のため、2021年12月04日(土)13時30分~2021年12月11日(土)00時00分にオンデマンドで開催しました。

まず、ヨーロッパ歯周病学会(EFP)歯周病専門医でいらっしゃる福井秀和先生に、

「スカンジナビアンアプローチの実践―患者主体の歯周治療の為になすべきこと、できること― 」

というタイトルで、特別講演を行っていただきました。

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次に本学の卒業生である知念慶樹さんに、

「歯周病学会認定歯科衛生士取得の勧め―目指せば変わる!日常臨床の見方―」

というタイトルで、認定歯科衛生士制度について講演をしていただきました。

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最後に、本学歯科衛生科の教員の阿部智美先生が、

「オンラインによるメイクアップセミナーの効果の検討」

というタイトルで一般研究発表を行いました。

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学生の皆さんにとって、歯周病治療の最先端で活躍されている歯科医師と歯科衛生士のお話を聞くことが出来て、より興味と知識を深められたと思います。福井先生、知念さん、どうもありがとうございました。

また学生実習で行われたメイクアップセミナーについて発表を行った阿部先生、お疲れ様でした。

今日は石膏模型作製実習の様子をお伝えしますね。

歯科治療にはいろんな方法がありますが、被せ物や詰め物をするために歯を削った後、歯型を取ったりします。殆どの人がそのような治療を受けたことがあると思いますが、その取った歯型は消毒した後に、石膏を注いで、石膏模型を作製するのです。

まず石膏を練ります。1

石膏を練ると、どうしても細かい気泡が入るので、それを取り除きます。でもこのステップはかなり難しいので、先生に手伝ってもらうこともあります。

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そして、歯型に石膏を流しいれるのですが、最初は歯の先端まで入れないといけないのです。このステップを失敗すると、かぶせものの精度に直接影響するので、難易度が高く、一番気を遣うところです。

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歯の細かいところまで石膏を入れた後は、そんなには難しくありません。

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と思ったら、石膏模型の台座を作るのが、また難しかったりします。先生がスパチュラを使って石膏を成形している様子はとても滑らかで、製菓の際に生クリームを扱っているようにも見えてしまいます。

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石膏を注入した模型を固めているところです。

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今回は、自分たちの歯型を採り、それを使って石膏模型を作製しました。固まったら外して、自分の歯並びを観察する実習を行います。自分の口の健康に直結する実習なので、模型作製を身近に感じることができます。

本学では、なんと、三遊亭円楽師匠が特命教授でいらっしゃるのですが、11月16日、「笑いと健康」というタイトルで特別講義をしていただきました。

記念館地下の記念ホールで行われました。

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特別講義会場となった記念ホールには、階段を下りていきます。

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ご講義中の円楽師匠です。

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笑点の円楽師匠とはまた違う視点からの、健康にまつわる深いお話に加えて、笑点の裏話や歴史のお話なども伺えて、非常に興味深く拝聴いたしました。

どうもありがとうございました。

2回続けて小学校での歯磨き指導の様子をお伝えしましたが、今回は、その練習風景をお伝えしますね。

基礎実習の歯科保健指導論で、歯磨き指導の方法を学ぶのですが、その実践となると気合が入るものです。

まず、歯磨き指導で自分が話す内容を原稿に起こします。真剣に原稿を書いている様子が伝わってきますね。

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歯磨き指導で使う、大きな歯の模型と歯ブラシを見たり、

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黒板に貼る大きな口の絵を見ながら、話す内容を書き起こします。

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分かりやすい表現を思いつかずに煮詰まると、先生が助け舟を出してくれるので、また原稿を書き進めることができます。

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原稿が出来たら、その内容を覚えて、歯磨き指導の練習を開始します。

写真は、第一大臼歯の生えている途中の様子を表現するために、媒体の動かし方を習っているところです。思いのほか、難しかったりします。7

またこちらは、大きな歯の模型の持ち方を教わっているところです。

重いものではありませんが、大きなものなので、持ち方にコツが必要です。

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練習すればするほど、どんどん上手になるのが自分でも分かるのと、歯科衛生士になったあとすぐに必要な知識と技術なので、教える方も教わる方も気合が入ります。