鶴見大学・鶴見大学短期大学部では、大学祭として「紫雲祭(しうんさい)」を行っています。2024年は記念すべき第60回目に当たります。

名前の由来となった「紫雲(しうん)」とは、仏教に関係した吉兆・瑞兆とも言える言葉で、總持寺の貫首猊下(かんしゅげいか)のお住まいや別名を「紫雲䑓(しうんたい)」「紫雲䑓猊下(しうんたいげいか)」とお呼びすることもあります。

 

歯科衛生科では、2つの体験授業と模擬授業を開催しました。

体験授業は、清田法子先生と阿部智美先生による「いろいろな歯の磨き方を知ろう」、白川哲先生と田中宣子先生による「歯科医院の診療台を動かしてみよう」の2つで、歯科衛生科の実習室がある4号館で行われました。模擬授業として、藤原久子先生による「拡がる歯科衛生士の活躍の場 ~総合病院や訪問診療~ 」が行われました。

 

1つめの体験授業「いろいろな歯の磨き方を知ろう」では、模型を使って、適切な歯の磨き方を練習しました。

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2つめの体験授業「歯科医院の診療台を動かしてみよう」では、実習で使用する歯科用ユニットを実際に動かして、ちょっぴり歯科医師・歯科衛生士の気分を味わっていただきました。

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模擬授業では、⻭科衛生⼠の仕事には、皆さんのイメージである⻭科医師の診療の補助だけでなく、実は三大業務といって他にも業務があること、 最近では総合病院や訪問診療にも活躍の場が拡がっていること、口の健康と身体の健康に関連があることをお話しました。

 

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就学前のお子さんから高齢の方まで、様々な人にお越しいただき、楽しんでいただけたようです。来学していただき、どうもありがとうございました。

 

本学では、歯科衛生士の三大業務の1つである「歯科保健指導」の実践を学ぶために、鶴見区内の様々な施設で実習を行っています。区内の幼稚園や保育園においても、園児の皆さんへ歯磨き指導を行っています。 

去年の12月19日に總持寺保育園へ伺ったので、その様子をお伝えしますね。 

 

總持寺保育園は、大本山總持寺の関連である諸岳会が運営しています。館内の様子はこちらです。

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大本山曹洞宗貫首である石附周行(いしづきしゅうこう)禅師猊下の書や、坐禅のための座布もありました。 2

保育園では、3・4・5歳のクラスで歯磨き指導をしました。

時間になってお教室に入り準備をした後で、ご挨拶をして、みなさんに歯磨きについて興味をもってもらうために導入として紙芝居をしました。 

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歯ブラシの持ち方には、「こんにちは」と「さようなら」の2つの持ち方があることや、 4

うがいにも2つの方法があって、外から帰ってきたあとに喉をきれいにする「がらがらうがい」と、お口の中をきれいにする「ぶくぶくうがい」があることをお伝えしました。 

こちらは、ぶくぶくうがいのお手本をしているところです。 

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歯磨きの方法は、このように大きな模型と歯ブラシを使って、お手本をしました。

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そのあとで、みんなで一緒に歯磨きの練習をしました。 8

園児の皆さんが、一生懸命歯磨きをしている様子がよく分かります。

そのため、緊張しながらもとても楽しい実習となりました。

 

總持寺保育園の皆様、どうもありがとうございました。