前回に引き続き、今回は「9―⑦ 移動・移乗に関連したこころとからだのしくみと自立にむけた介護」の実習をご紹介しますね。

今回は、主に車椅子での移動方法を学びました。

 

まず校舎内の比較的緩やかな傾斜で練習しました。

先生が見守ってくださっているので、安心です。1_2

外に出たら、校舎の前にある車椅子用の傾斜道で練習をします。

先生が色々と説明してくださいました。4_2

坂道を降りるときには、このように後ろ向きで降ります。3_2

慎重に慎重に降りて行っています。2_3

踊り場まで来るとちょっと安心します。

駐車場まであともう少しですが、下でも先生が待ってくださっています。

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少し時間が空いてしまいましたが、2022年1月31日から3月11日まで、介護職員初任者研修事業の実習が行われました。

今回は「9―⑨ 入浴、清潔保持に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護」の科目の実習をご紹介しますね。

まず清拭(せいしき)の練習です。

タオルを固く絞って優しく拭くのですが、意外と力加減が難しく、力が強いと痛いですし、弱いとくすぐったいです。学生同士でペアを組んで行います。

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このようにベッドサイドにお盆をおいて、その中でタオルを絞ります。2

身体の移動の補助の練習も行いました。

介護を受ける役の学生は両腕を胸の前でくみ、補助を受けやすくします。また身体の下にビニールシートを引いて、移動させやすいようにします。3

力が入りすぎて腰を痛めるといけないので、先生がつきっきりで手技とコツを教えてくださいます。

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片麻痺の患者さん役として、ベッドから起き上がる練習もします。

このようにベッドの柵に、健常な方の腕でつかまりながら、身体を起こします。

かなり力が必要なことが分かります。5

先生や、友人たちに見守られながら練習するのは少々気恥しいものですが、お互いフィードバックをしあって、手技や技術を学んでいます。6