本学は曹洞宗大本山總持寺によって設立された大学です。

そのため、曹洞宗の教えを学ぶ機会が折に触れてありますが、参禅会はその中でもとても重要なものです。新型コロナウイルス性肺炎防止のために2年間行えなかったのですが、今年は3年ぶりに行われました。

總持寺の大祖堂で行われました。

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開講式の後、花和老師よりご法話をいただきました。

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花和老師にご指導いただきながら、坐蒲(ざふ)の上で坐禅を行いました。

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その後はお寺の中を色々と案内していただきました。

總持寺貫首様が謁見される部屋、賓客の部屋や素敵なお庭などを見て回りました。

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こちらは總持寺の有名な「百閒廊下」です。相当に長い廊下ですが、能登半島にあったころの火災の教訓として、お寺の建物の間に距離を置くために作られたそうです。

毎日雲水の皆様が水拭きで磨き上げるそうですが、そのため廊下の部分はピカピカに光っています。

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雲水の皆さんが修行をされる大僧堂の入り口です(左)。

中には入れませんが、生活する場所が1人あたり1畳で、そこで寝食されると伺い、厳しい修行の様子を垣間見られます。また右側は衆寮という建物で、以前は僧堂でしたが、今は坐禅堂として使われているそうです。部屋の中央には、順底に准胝(じゅんてい)観音像が祀られています。

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こちらは香積台です。「香積(こうしゃく)」とは香気が充満している世界のことですが、禅宗では転じて食事を作るところを意味します。そのため、玄関には巨大な「おしゃもじ」(左)と「すりこぎ」(右)が飾ってあります。

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また總持寺の売店があり、仏具やお土産おいしいお菓子等が販売されています。

 

お寺の中の見学は少人数のグループに分かれて、雲水の皆さんが引率してくださったのですが、皆さんとても博学でいらっしゃり、さらに親切に色々と教えてくださって、とても勉強になりました。また曹洞宗や總持寺に対しても理解が深まり、とても有意義なものとなりました。

總持寺の方々に深く感謝申し上げます。

日時:2022/06/09 14:33

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