第126回貴重書展示「抒情民謡集の登場と革命の時代」を開催します
イギリス近代詩の幕開けとなった、ウィリアム・ワーズワースと
S.T.コールリッジによる詩集「抒情民謡集」の登場と
産業革命・フランス革命の背景を、同時代の資料を通して探ります
(The Botanic garden)
展示資料:
ワーズワース/コールリッジ『抒情民謡集』初版
『ブリタニカ百科事典』
ウイリアム・ギルピン『ピクチャレスク旅行記』
エラズマス・ダーウィン『自然の殿堂』
ロバート・ブレア/挿絵ウィリアム・ブレイク『墓場』 ほか
期間:10月19日(火)~11月6日(土)
場所:鶴見大学図書館1階エントランスホール(入場無料)
時間:8:50~20:00 (土曜日は18時まで)
休日は閉館です。ただし、紫雲祭期間中の10/31(日)は展示しています(9:00~17:30)
ぜひお越しください
(☆)
7月に掲載した第1回人文社会学系雑誌、第2回自然科学系外国雑誌の作業が終了しました。
下記リストの分はすでに配架されておりますので利用できます。
(wm)
先日からホームページでお知らせしているとおり、今年は貴重書庫を燻蒸しています。
今回は、どんなふうに燻蒸が行われるのか、作業風景をお届けします
さて、燻蒸とは?
部屋を締め切って薬剤(ガス)を入れ、害虫やカビの元になる菌を殺すことです。
まずは、貴重書庫内での作業です。
現在、貴重書は、3階の書庫に和書が、地下の書庫に洋書が収められています。
まずは、和書ひとつひとつの桐箱を開けていきます。軸などもすべてです。蔵書数が多いので、とてもたいへんな作業です
書架のガラス扉も、引き出しも開けてゆきます。燻蒸するのは3階の書庫だけなので、地下の洋書も3階に運び込みます。大型本の移動などは特に重労働です
でも、箱の蓋を開けたり、ガラス扉を開けたり すると、燻蒸が終わった時に、薬剤のガスを早く抜き出すことができるそうです
書庫内には、生きている虫とカビの菌を一緒に入れて燻蒸します。薬剤が効いているか確認するためです。
それぞれを、書架の上や隅に置いてガスの濃度を確認します。
書庫の入り口や通気口は、薬剤が漏れないように目張りをしています。中には、ガスを送風する銀色の箱、書庫内に循環させる扇風機などが置かれています。
燻蒸は危険な薬剤を使用するため、 図書館員ではなく、専門の業者に作業を依頼して行っています。今回は、関東港業(株)に依頼しました。
この猛暑のなか、エアコンなしの泊り込み作業です本当にご苦労様です。ありがとうございました。
燻蒸が終わっても、ガスを抜く作業もありますので、まだもう少し時間がかかります。それらの作業が終わり、書庫内の整頓 が終わると、利用できるようになります。
燻蒸が終わって、カビ菌の試薬が紫から青に変化したところ
ガス探知機での残留ガス検査のほか、虫を殺虫できているかの目視確認などをしました。
今後は、8/20のオープンキャンパスの展示に向けて、係員総出で片付けの作業に入ります
それが終わり次第、貴重書の閲覧ができるようになります。長々とお待ちいただいている学内・学外のみなさま、もうしばらくお待ちください。
今回は、なかなか見る事ができない燻蒸風景をお届けしました
(kt)
第2回雑誌製本作業として、自然科学系外国雑誌の製本を行います。
製本作業中の雑誌タイトル、巻号のリストは下記のとおりです。
図書館に戻るのは8月下旬頃の予定です。
製本期間中の雑誌の利用はできません。至急の場合は、1階レファレンスカウンターにお問い合わせください。
なお、一部の雑誌は電子ジャーナルでも利用できます。詳しくはリストをご覧ください。
製本作業中は利用者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご協力ください。
(wm)
2010年度第1回雑誌製本作業として、自然科学系国内雑誌、人文社会学系国内雑誌の製本を行います。
製本作業中の雑誌タイトル、巻号のリストは下記のとおりです。
製本終了後の配架予定は8月下旬になります。
なお、製本中の一部の雑誌は電子ジャーナルでも利用できます。詳しくはリストをご覧ください。
製本作業中は利用者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご協力ください。
(mt)