千葉市美術館企画展「おとぎの国のモードをさがして」
千葉市美術館で開催中の企画展「おとぎの国のモードをさがして/Fairy Tale MODE」に当館所蔵資料を貸し出しています。

【会期】2026年6月27日(土)~8月30日(日)
【休室日】月曜日(7月20日をのぞく)、7月21日(火)

時代や地域を超えて語り継がれてきた「おとぎ話」は、妖精や魔法使い、森、変身といった象徴的なモチーフに彩られながら、挿絵や装飾、舞台芸術、ファッションなどの視覚文化を通して豊かなイメージを形づくってきました。なかでも、赤ずきんのフードや長靴をはいた猫のブーツ、シンデレラのガラスの靴といった印象的な装いは、登場人物を象徴するイメージとして広く親しまれてきました。こうしたモチーフのなかには、おとぎ話の想像力とモードの感性がゆるやかに交差する様子を見て取ることができます。
本展では、19世紀から20世紀にかけてヨーロッパで花開いた挿絵本の世界を中心に、おとぎ話のイメージのなかに息づく「モード」をさぐります。また、ヨーロッパを中心に広がってきたおとぎ話の豊かなイメージの変遷を辿り、それらが時代の感性と響き合いながらどのように新たな姿をまとってきたのかを、美術・デザイン・ファッションの観点から多角的に読み解きます。

当館からは、31点の資料を貸し出しています。
※展示室の撮影許可をいただいています































【出品資料】
『ペローの物語ならびに教訓』 著:シャルル・ペロー
『シンデレラ、または小さなガラスの靴— 韻文と美しい挿絵を添えた紙人形絵本』
『ドイツ昔話集——「子どもと家庭のメルヘン」より(グリム兄弟校訂・口承伝承による)』 原作:グリム兄弟訳:エドガー・テイラー絵:ジョージ・クルックシャンク
『星々』 著:ジョセフ・メリー、フェリックス伯爵 [1849年] 絵:J・J・ グランヴィル
『新年の仮装祝賀会 ——「エリア随筆集続編」より』 原作:チャールズ・ラム絵:ウォルター・クレイン
「赤ずきん」(『赤ずきんの絵本』より) 絵:ウォルター・クレイン
「長靴をはいた猫」(『ペロー昔話集より) 原作:シャルル・ペロー絵:ジョー・アマン
「シャロットの姫君」(『詩集』より) 詩:アルフレッド・テニスン絵:ウィリアム・ホルマン・ハント
「ラプンツェル」(『グリム童話集』より) 原作:グリム兄弟訳:エドガー・ルーカス絵:アーサー・ラッカム
『3人のおとぎのお姫さま——白雪姫、眠れる森の美女、シンデレラ』 絵:キャロライン・パターソン
『シンデレラ』
『シンデレラ』(「ラウトリッジ社の新6ペンス・トイ・ブックス」No.106) 絵:ウォルター・クレイン
『子どものための音楽劇シンデレラ』 歌詞:ウィリアム・ラウトリッジ作曲:ルイス・N・パーカー絵:ウォルター・クレイン
『イエロー・ブック』第1巻 デザイン:オーブリー・ビアズリー
「シンデレラの靴」(『イエロー・ブック』第2巻) デザイン:オーブリー・ビアズリー
『シンデレラ、あるいは小さなガラスの靴』 原作:シャルル・ペロー訳:アリス・コービン・ヘンダーソン絵:ブランチ・フィッシャー・ライト
『シンデレラ』 再話:C・S・エヴァンズ絵:アーサー・ラッカム
『シンデレラ』 原作:シャルル・ペロー再話:ギータ・サワビー絵:ミリセント・サワビー
『シンデレラはどうやって舞踏会へ行ったのか』 著・絵:ジェシー・マリオン・キング
『したたかなシンデレラ』 著:ホランド・ロビンソン絵:マック・ハーシュバーガー
「千匹皮」(『ヘンゼルとグレーテルとその他の物語』より) 原作:グリム兄弟絵:カイ・ニールセン
「シンデレラ、あるいは小さなガラスの靴:壮大な寓話的パントマイム劇」台本 (1804年上演、ドルリー・レーン王立劇場)
『眠れる森の美女』 著:ダルジール兄弟 1868年絵:リチャード・ドイル、 J・R・プランシェ
「眠れる森の美女」(『青ひげの絵本』より) 絵:ウォルター・クレイン
「眠れる森の美女」(『眠れる森の美女とそ 再話:アーサー・クィラー=クーチの他のおとぎ話』より) 絵:エドマンド・デュラック
「アラジン」(『アラジンの絵本』より) 絵:ウォルター・クレイン
『アラジン』
『千夜一夜物語』 再話:ローレンス・ハウスマン絵:エドマンド・デュラック
『美女と野獣』 絵:E.V.B
「かえるの王子」(『ウォルター・クレインの絵本 ラージ・シリーズ第2巻』より) 絵:ウォルター・クレイン
「青い鳥」(『エドマンド・デュラックのおとぎ話——連合軍の昔話集』より) 絵:エドマンド・デュラック
撮影できる展示品もありました。(ほかにもいくつかあります)

(青山学院大学図書館所蔵と当館所蔵)
(文化学園ファッションリソースセンター所蔵)
同時開催の展示「なぞとき!日本の物語絵」

アクセス(千葉駅から徒歩15分、千葉都市モノレール「葭川公園駅」から徒歩5分)

(hh)

