毎週金曜日は新着図書を紹介する記事をお届けしています。
今週は12月5日(金)から11日(木)展示の中からのご紹介です。
それにしても、早くも12月なんですね。
あっという間に月日が経っていきます
年を取ると、時間の流れが早いっていうのはホントだよねぇ。
認めたくないものだよねぇ、年ゆえの時間の早さというものを。
そして気温も12月に入って、ググッと冷えてきました
図書館1階窓から。
3号館との間には桜があり、春には窓一面ピンク色に染まりますが、
今は、1枚の枯葉を残すのみ。
朝の布団や潜り込んだコタツから出られなくなりつつあります。
このまま、布団やコタツに潜り込んで、ぬくぬくゴロゴロで読書でも・・・
スマホやテレビのリモコンとか飲食物を用意しちゃうと、
もうダメだよね。人間失格、堕落しちゃいます。
でも、そこをグッと堪えて、授業や仕事に行きましょうね。
さて今回、ご紹介する1冊目は、
『菱田春草 : 不熟の天才画家 / [菱田春草画]』
春草は、岡倉天心に師事し、横山大観などと研鑽を積みましたが、
36歳の若さで亡くなった天才画家
若さ?36歳?おっさんじゃーん。って、もし思った人がいたら、たぶん、36歳になってないんだろうなぁ。
わかるから。36を超えればわかるから。
代表的な作品に「賢首菩薩」「落ち葉」「黒き猫」など。
上記三作品は重要文化財に指定されています。
個人的には、「猫に烏」や「黒き猫(上記とは別作品)」の猫がかわいくて大好きで、
「夕の森(明治37年作品)」「春丘」の風景画も大好きです。
この1冊に夭折の天才画家の軌跡が詰まっています。
この本の表紙にも使われている「黒き猫」
は
(本物でなくても)見た
ことある人はいるんじゃないかな。
作品を見たことある人や名前だけ知っている人など、どうぞ手
に取ってみてください。
猫好きには有名な画家さんですね。
『四時から飲み : ぶらり隠れ酒散歩 / 林家正蔵著』
噺家の林家正蔵さんが『東京人』に連載
していたものです。
「四時飲み」のお約束は四ヶ条あって、
四時から飲んじゃうのは背徳的だよねぇ
そのうちの一つに、
『財布を傷めない店を探す。基本三〇〇〇円以内。但し時には、ごほうびもあり。』
そんな基準で選んだ良いお店を、
春
夏
秋
冬
、季節ごとに料理とともに紹介してくれます。
さて、どのページを見ても、よだれ
が溢れて困ってしまいます。
(おっ!回文を思いついた!!) 「ヨダレ誰だよ」
反対から読んでも、「よだれだれだよ」
特にこの冬
の季節、神田・大松さんの「にらつみれ鍋」とか、
中野・第二力酒蔵さんの「キンキの煮付け」とか、いいですね。
おいしい料理は、お酒


すすんじゃいますよね。
かぁぁぁ!これは、もう堪りませんねぇ
まだ2冊しか紹介してないけど、
今日のところは、ここらでちょっと失礼して・・・四時から飲みをいざ実践!
ってムリだよねぇ・・・
年末年始、忘年会や新年会など、
飲酒の機会も増えますが、皆さんほどほどに。
暴飲
暴食
にご注意ください。
この時期、体重は増えるのに財布は痩せ衰えていく。
悲しいけど、現実なんだよねぇ。
酒
は飲んでも飲まれるな、ですよ。
未成年は当然飲んじゃダメ
昨日・12月4日(木)から始まった「2014年度第2回選書ツアー本展示」
もあって、
今回の新着図書
は少ないんです。すいません。
受入整理担当職員はフル稼働で選書ツアー本を受け入れして整理してました。
おかげで展示に間に合っています。ご苦労様です。ありがとうねぇ。
というわけで、今回は2冊をご紹介でした。
聞こえていましたか...聞こえていましたか...今回は...心の声を...極小フォントで...あなたの...心に...直接...届けてみました...
(tam
)