諸般の事情により、ずいぶん長くホームページの更新が出来ませんでした。
心よりお詫び申し上げます。
それはそれとしまして、今年は紅葉や銀杏がとても見事です。
研究棟のまわりも、黄金色があふれています。
(これが本物の黄金ならば、古本屋の借金もたちどころに雲散霧消)
11月28日(土)午後、日本文学会秋季大会が開催されました。
研究発表
松本亜由美(本学大学院博士後期課程) 屏風歌の詞書ー「人の家」をめぐってー
講演
金 文京(京都大学人文科学研究所教授) 東アジアの漢文訓読について
他大学の研究者・高校の先生・一般市民のご来聴もあり、熱気いっぱいの会となりました。
壮大なスケールで漢字文化圏の特質を俯瞰された金先生のお話は、秀抜無類。
今後も、多彩で知的刺激に満ちた催し物を企画いたします。
なお、来春1月には図書館にて源氏物語の展示がございます。
細部が決まりましたら、ご報告します。
今日は入学式、日本文学科に124名の新入生を迎えました。
大学からの説明を聞く姿勢がとてもしっかりしています。
教えるのが楽しみな、みなさんです。
文学は、ひとを理解し文化を考えるための、もっとも優れた素材のひとつです。
また言葉は、ものごとすべてをささえる、大切な基礎となるものです。
したがって、文学と言葉を学ぶことは、豊かな世界を創造する力の獲得にほかなりません。
幅広い知識を身につけ、ものごとを根底から調べ、柔軟に思索する人間を育てること。
これが、わたしたちの仕事です。
研究室を訪ねてみてくださると、運がよければお茶と御菓子が出る、かもしれません。
あいにくの空模様でしたが、桜はまだ十分見ごたえのある花を咲かせています。
「桜がり雨はふりきぬ同じくはぬるとも花のかげにかくれむ」
平安時代貴族の風雅をしのんでみましょう。
日本文学科 主任教授 高田 信敬
この「日本文学科HP」では、本学日本文学科の学生・日本文学専攻の大学院生がより豊かな学園生活を送ることができるように、公式な連絡とは別に情報提供をしております。ご家族、卒業生、高等学校の先生、ゆかりある方々への、学会などのお知らせの場でもあります。あわせて、日本文学科をめざす受験生のみなさんへの情報も掲載いたします。
鶴見大学文学部 日本文学科
所在地・宅配便の宛先
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☆鶴見大学「日本文学科」のポイント
1 日本語、日本文学の基礎を徹底して見つめ直す。
2 上代から近世、現代まで、あらゆる時代の文学をそれぞれ専門の教員が指導。
3 貴重な原典資料を実際に使って実証的に学ぶ。
4 言葉の力を磨くことで、文化、社会、人間への理解を深める。
5 国語教員だけでなく書道教員の免許取得も可能。
★オープンキャンパスに参加して、直接お確かめください。JR京浜東北線「鶴見」・京浜急行線「京急鶴見」から近く、緑ゆたかなキャンパスです。
☆平成元年4月に修士課程開設。現在は日本文学専攻の博士前期・後期課程があります。
開講科目《博士前期課程》
文献読解1~4 日本文学研究1~5 日本語学研究 中国文学研究 日本書誌研究 人文情報管理研究 人文情報検索研究 日本文学演習1~5 日本語学演習 日本史史料演習 日本書誌演習1・2
開講科目《博士後期課程》
文献読解1~4 日本文学研究1~5 日本語学研究1・2 中国文学研究 日本仏教文学研究 日本書誌研究 人文情報管理研究 人文情報検索研究 日本文学演習1~5 日本語学演習 文献資料演習1・2 日本史史料演習 日本書誌演習
博士学位論文
平成17年3月 有島武郎研究 馮 海鷹
平成17年3月 京極派和歌の基礎研究 石澤一志
平成15年3月 中期の芥川文学―中国物を中心として― 張 蕾
平成13年3月 『青鞜』における作家と文学 岩田ななつ
平成12年3月 『源氏物語』表現の基層探求 今野鈴代
平成11年3月 『曽我物語』研究―その生成をめぐって― 山西 明