2016年10月26日 (水)

鶴見日本文学会 秋季大会のお知らせ

釣瓶おとしの夕暮、読書に卒論執筆に、あるいは一瓢携えての遊歩に、

秋の夜長を楽しんでおられますでしょうか。

さて今秋も、下記の通り鶴見日本文学会 秋季大会を開催いたします。

日時:11月26日(土)14時開演

会場:鶴見大学会館 メインホール(地下一階)

講演:

金文京(本学教授)

「山人考 ―近世知識人の一形態―」

藤本幸夫(富山大学名誉教授・本学研究員)

「朝鮮本と和刻本」

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東洋学の泰斗による日本の書物と文学についてのご講演、ぜひお聴き逃しなされませんよう。

いつもながら入場無料、ご予約も不要です。

在学生や卒業生の皆様はもちろん、ご関心のある方々はどなたでも大歓迎、

どうぞお誘い合わせの上お運びください。

Photo 

なお、この記事およびポスター(現在鋭意配布中)の画像は、

本学科の教員の所蔵本を撮影したものです。

その所蔵者とは一体誰か、またそれぞれどのような本の書影なのか、

ご賢察の方、あるいはご興味をお持ちの方は研究室へどうぞ。

本学科の誇る豪華賞品(?)をご進呈できる、かもしれません。

鶴見大学文学部 日本文学科

2016年9月28日 (水)

英蘭秋霖【研究室から】

深まる秋、かと思えば雨続き。

勉強ははかどっていますか。

特に卒業論文と取り組んでいる人には、一刻も無駄には出来ない時期です。

雨模様の方が、じっくりと調べ物をするのに適しているかもしれません。

さて、英蘭はイングランドの音訳です。

(イギリスとオランダを意味することもあります)

100年ほど前、大英帝国の雨上がりはどうでしょう。

Elia3 繊細な挿絵です。

実は、木版。エッチングではありません。C.ラムの本から取りました。

読書の秋でもありますから、和漢洋を問わずたくさん読んでください。

鶴見大学文学部日本文学科

2016年8月17日 (水)

青い実【研究室から】

暑い暑いと言っているうちに、夏休みも半ば過ぎ。

読書や調べ物は進んでいますか。

卒業論文に取りかかっている人は、寸暇を惜しんで勉強!

こちらは、ほぼ毎日研究室に出かけています。

(仕事が片付きませんので)

さて、研究棟の脇には銀杏の並木があります。

先日の台風は、青い実と青い葉を散らしました。

黄金の葉は、文学や絵画の題材にしばしば取り上げられます。

しかし、銀杏の青い実を描いたものは珍しいでしょう。

Photo 明治の巧手、水野年方作の「三十六佳撰」宝暦美人です。

地上に落ちた実を、鳩がつついています。

(おいしいものとは、とても思えません)

なお、20日を過ぎますとかなりの教員が研究室に顔を出します。

ご質問のある方は遠慮なく、どうぞ。

鶴見大学文学部日本文学科

2016年6月25日 (土)

遅くなりましたが【お知らせ】

日本文学会春季大会のご案内です。

平成28年7月16日(土)14時、鶴見大学記念館第1講堂。

研究発表2本・講演1本にて、にぎにぎしく開催します。

小池 亜弥香(本学大学院博士後期課程)

形容詞「めづらし」の変遷

ー『拾遺和歌集』恋四・887の歌を通してー

Photo 上の図は、もちろん『拾遺和歌集』当該歌です。

河田 翔子(本学大学院博士後期課程)

葉に詩歌を書くこと

Photo_2 これもテーマにちなみ、紫陽花の大きな葉。

ここまでが研究発表です。

さて次は、トリの講演。

神林 尚子(本学専任講師)

合巻『於竹大日忠孝鏡』をめぐって

Photo_3この図版の意味はなんでしょう。

おわかりの方は、日本文学合同研究室までお越しください。

見事正解を出された方に、豪華(?)賞品をさしげます。

鶴見大学文学部日本文学科

2016年5月22日 (日)

よひらの花【研究室から】

今年の参禅会は、日帰りとなりました。

夕刻、鐘楼脇の道を研究室へ歩いておりましたら、咲き始めの紫陽花。

なかなか可憐な風情です。

Photo_2 これは花びらが3枚。普通4枚ですので「よひらの花」と言われました。

(正確には、「花びら」ではなく「萼(がく)」です)

研究室へお越しの節は、ちょいと寄り道してみてはいかが。

担当者は、毎年6月郊外のお不動様へ出かけ、紫陽花を堪能します。

その頃、次の『日本文学会報』も編集を終えているでしょう。

(誰です、原稿に苦吟中の教員は)

鶴見大学文学部日本文学科

2016年5月10日 (火)

引き締めて【研究室から】

連休はいかがでしたか。

調子を整え、勉強のリズムをうまく作ってください。

梅雨に向かうこの季節、うかうかしていると半年無駄にしてしまいます。

わからないことがあれば、放置しないですぐ質問。

理解できないままに答だけ覚えようとしたり、

答や訳文を写したりするのは、ほとんど無駄。

まず、わかることが必要です。

さて、息抜きに珍しいお菓子をご紹介。

(息抜きが必要なほど、何かに打ち込んでいますか?)

Photo 青唐津の小皿と、道明寺粉の皮で漉し餡を包んだものの組み合わせです。

季節にちなみ「やまぶき」と言う名がついていました。

青唐津は、安土桃山から江戸初期でしょうか。

念のため、高台も。

Photo_2 なぜ唐津とわかるのだろう、と思ったら、研究室までどうぞ。

ちなみに「やまぶき」から、どんな文学作品を連想しますか。

芥川龍之介の今様でしょうか、室生犀星の王朝物でしょうか。

何も浮かばない人は、すぐ図書館へ走ってください。

なお、日本文学会春季大会につきましては、細部が決まり次第ご案内します。

鶴見大学文学部日本文学科

2016年4月14日 (木)

学習アドバイザーのお知らせ

今年の桜吹雪も見おさめ、そろそろ青葉が目に嬉しい季節です。

新学期も始まって、課題の山に目を回されている方もおいででしょうか。

そんな方に朗報、日本文学科では「学習アドバイザー」の制度を設けています。

図書館一階の窓口にて、授業や課題などについての

(あるいは他のよしなしごとでも)よろずご相談を受け付けます。

資料の探し方や調べ方、まとめ方などに迷われたらぜひ。

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窓口は毎週火曜、15:00~19:00の開設です。

もちろん予約不要、飛び込みのご相談も大歓迎。

窓口の担当者は本学の大学院生です。本学を知りつくした先輩ならでは、

経験に裏打ちされた助言が聞けるはず。どうぞお気軽にお立ち寄りください。

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ところで、図版は当学科の教員(さてどなたでしょう)謹製の

告知ポスターから拝借しました。

学内にも多数掲示中、ぜひ足を留めてご覧ください。

実は図案にも(例によって)一捻りの趣向あり、気になられた方は、

図書館のアドバイザー窓口へ、もしくは日文の合同研究室へどうぞ。

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鶴見大学文学部日本文学科

2016年4月 2日 (土)

花曇り三題【研究室から】

今年も見事に咲きました。大学の桜です。

新入生の皆さん、ようこそ鶴見へ。

学界第一線の研究陣が、基礎からあなた方を鍛えます。

(嫌だ、とおっしゃっても鍛えます)

それはそれといたしまして、まずは豪奢な咲きぶりをお楽しみください。

新緑との対照も魅力です。

Cimg7454 在学生の皆さん、昨年度の成績はいかがでしたか。

困ったら、まず研究棟へ足を運んでみてください。

私たちは、親切で思いやりにあふれた教員、なのです。

(意外にも!)

研究棟の小高い丘から、ご本山の桜が見えます。

勅使門のあたりは、品格高い花暦の1頁。

Cimg7451 卒業生の皆さん、お変わりなきことと存じます。

図書館脇の桜は、建物の壁を薄紅に染めるほど。

本好きの方や課題に苦労した方には、おなじみの風景でしょう。

懐かしくなったら、どうぞ。

(手土産はなくても結構です、と催促したりして)

Cimg7457 春の良き日、皆さんのご多幸を心から願っております。

鶴見大学文学部日本文学科研究室

2016年3月14日 (月)

花待つころ【研究室から】

寒暖定まらぬこのごろ、桜を待つこと切。

今日は卒業式、あいにくの雨模様です。

特に、晴れ着姿の学生さんにはお気の毒でした。

図書館では、霊元天皇ゆかりの源氏物語扇面屏風が年に一度の公開。

(ガラス越しではない、この贅沢さ!)

記念撮影をされた方も、きっといらっしゃるでしょう。

もし、気の迷いで研究したくなったら、大学院へどうぞ。

そうでない方も、お遊びにおいでください。

さて、心待ちにする桜です。

好みの絵をお目にかけます。

Photo 明治の画家、滝和亭の優美な桜。

今年は、どちらへ花見におでかけですか。

卒業生おひとりおひとりの夢が大きく開きますように。

鶴見大学文学部日本文学科

2016年1月23日 (土)

鶴見大学日本文学会賞のお知らせ

いよいよ冬学期も大詰め、定期試験やレポートに奮闘中のことと思います。

明日は再びの雪になるのでしょうか、どうぞ暖かくして過ごされますように。

さて、鶴見大学日本文学会では、毎年優秀な卒業論文に「日本文学会賞」を進呈しています。

対象者は七名程度、受賞者には卒業証書授与式の後、賞状と賞品を授与いたします。

(実はなかなか王道にして豪華な賞品〈?〉です、乞うご期待)

つきましては、目下自己推薦のエントリーを受付中です。

我こそは、という方は、教学課、または日本文学科主任の片山先生から申請用紙を受け取り、卒業論文のコピーを添えて、片山先生までご提出ください。

締め切りは平成28年2月8日〈月) です。どうぞ奮ってご応募ください!

ところで、今月16日まで、上野の森美術館で「肉筆浮世絵―美の競艶―」展が開催されていました。

会場入り口では、こちらの方々がお出迎え(とお見送り)。

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米国はシカゴの日本美術収集家による、肉筆浮世絵コレクションの来日展でした。

浮世絵の中でも、肉筆ばかりを集めた展示は珍しく、筆勢・筆彩の魅力を堪能。

展示図録の中から、お正月にちなんで、鳥文斎栄之の「七福神吉原風俗絵巻」の一部をご紹介します。

三人の福神さまがちょいと遊びにおでましです。どなたがどの駕籠においででしょうか。

Photo

ちなみに千葉市美術館では、折しも「初期浮世絵展―版の力・筆の力―」を開催中。

初期の肉筆・版画ともに、貴重な作品が多数出展されています。

ただでさえ現存点数の少ない作品ばかり、これだけまとめて観られる機会は滅多にありません。

会期は2月28日まで、ご興味のある方はぜひお出かけください。

http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2015/0104/0104.html

鶴見大学文学部日本文学科