【在学生のみなさんへ】

2015年1月 8日 (木)

鶴見大学日本文学会賞のお知らせ

四年生のみなさま、卒業論文の執筆、おつかれさまでした。

お正月はのんびり過ごせましたでしょうか。

さて、鶴見大学日本文学会には、優秀な卒業論文を褒賞する制度があります。

受賞対象者は七名程度、受賞者には卒業証書授与式の後に賞状と賞品を授与いたします。

現在、自己推薦のエントリーを受付中です。

エントリーの方法は、教学課、または日本文学科主任の片山先生から申請用紙を受け取り、卒業論文のコピーを添えて片山先生まで提出してくださればOKです。

締め切りは平成二十七年二月九日、お待ちしております。

新幹線の車窓からの富士山。

今年もみなさんにとってよい一年となりますように。

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鶴見大学文学部日本文学科

2014年3月29日 (土)

卒業式と鶴見日本文学会賞

卒業生のみなさま、ご卒業おめでとうございます。

みなさんの未来が幸せに満ちたものでありますよう、教員一同、心からお祈り申し上げます。

これからもお一人お一人、それぞれの道を切り開いてお進みください。

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さて、今年も審査委員会による慎重な検討を経て、七名の方に鶴見日本文学会賞を授与致しました。

候補論文はいずれも力作でした。

受賞者のお名前と論文名は学報にてご覧ください。

鶴見大学文学部日本文学科

2013年12月25日 (水)

鶴見日本文学会賞のお知らせ

四年生のみなさま

卒業論文の執筆、おつかれさまでした。

さて、みなさんが入学時に会員となっている鶴見大学日本文学会には、優秀な卒業論文を褒賞する制度があります。

受賞対象者は毎年六名程度、卒業証書授与式後に賞状及び賞品を授与いたします。

現在、自己推薦のエントリーを受付中ですので、我こそは!という方はぜひご応募ください。

エントリーの方法は、教学課、または日本文学科主任の片山先生から申請用紙を受け取り、卒業論文のコピーを添えて片山先生に提出してくださればOKです。

締め切りは平成二十六年二月十日、お待ちしております。

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日光東照宮奥宮の鋳抜門の写真です。

奥宮は徳川家康の墓所で、有名な眠り猫の奥、長い石段を上がったところにあります。

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こちらは二荒山神社。

東照宮が人でいっぱいだったのに対して、二荒山は意外なほど静かでした。

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華厳の滝です。

麓にいるときには、山の方がこんなに雪とは想像していませんでした。

日光は高度によって気候がだいぶ違います。

鶴見大学文学部日本文学科

2013年5月16日 (木)

学習アドバイザーのご案内【在学生のみなさんへ】

日ごとに緑が深くなります。

卒業論文の題目をどうするか・日々の課題・授業でよく理解できないこと・気になる本・レポートのまとめ方・・・

小さな疑問も放っておくと手に負えなくなります。

教員への質問は勿論大歓迎ですが、学習アドバイザーに相談してみては。

みなさんの先輩が親身に助言してくれるはずです。

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染付に2色の餅をあしらいました。

皿は、伊万里ではなく波佐見(長崎県)焼です。

当代屈指の歴史学者黒板伸夫先生は、ご先祖をたどると波佐見皿山奉行。

(奥様は、これまた高名な歴史小説家永井路子先生)

と言うことを、教えてもらえるかもしれません。

今年は大学院生の山崎兼人君が担当します。

毎週木曜、午後3時から7時まで。

図書館メインカウンター脇へ、どうぞ。

鶴見大学文学部日本文学科

2013年4月15日 (月)

風、薫る【在学生のみなさんへ】

「甍の波と雲の波」の季節が近づきました。

唱歌を耳にする機会が減りましたので、なんのことやら、と思われる方もいらっしゃるのでは。

唱歌は、文語文の入門としても、古典文法の基礎作りにも、とても有効なものです。

傍迷惑とならない程度に、歌ってみてはいかがでしょう。

ここで、季節をちょっと先取りして柏餅。

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古伊万里唐草の6寸皿と取り合わせました。

文様を拡大しますと・・・

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少しぼやけて見えるのは、釉薬の下に絵が描かれているため。

涼しげで上品、使いやすい器です。

薫風に向かって、気持ちのよいスタートを切ってください。

時間と知的好奇心がある方は、研究室へどうぞ。

鶴見大学文学部日本文学科

2013年3月26日 (火)

花の季節【在学生のみなさんへ】

桜の話は世の中にあふれていますので、趣向を変えてカタクリ。

(桜が嫌い、と言うわけではありません)

研究室の近くに、ことしも咲きました。

万葉の昔には「かたかご(堅香子)」。

ひととき華麗な花を凜と咲かせ、すぐに葉も花も姿を消します。

地面の下でじっと力を蓄え、翌春を待つ植物です。

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今年不本意な成績で終わった人、困ることが多かった人、あきらめずもう一歩。

得意の人も、怠りなく(「得意」は「失意」の反意語です、念のため)。

Dum spiro,spero.

(息をしているかぎりは、望みを持つ)

鶴見大学文学部日本文学科

2013年2月 4日 (月)

春浅きころ【在学生のみなさんへ】

今日は立春、定期試験も一段落というところでしょう。

卒業後に思いをはせる人、これからの勉強を考える人

新しい出発までの時間はとても大切です。

みのりある日々を積み上げてください。

冬の間しっかりと力を蓄えた生命が、開花する季節です。

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先日、まだ雪の残る山里で見かけた紅梅。

青空に映え、凛と咲いていました。

鶴見大学文学部日本文学科

2012年11月23日 (金)

調べ物【在学生のみなさんへ】

卒業論文に追われる4年生、来年へ向けて思案投げ首の3年生。

平生の勉強でも、調べることは山ほどあります。

気になる古典籍を見るために、郊外の文庫へ出かけました。

(文庫本の類ではありません)

小高い丘の上、雑木林の中の静かな閲覧室に、閲覧者ただ一人(つまり私)。

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帰りになじみのお店で和菓子を買ったことは、勿論です。

散策をかねて、少し遠くの図書館へ出かけてみてはいかがでしょう。

鶴見大学文学部日本文学科


2012年9月16日 (日)

季節の味【在学生のみなさんへ】

読書に最適、でもありますが、食べ物のおいしい季節です。

徳島から、スダチが到来しました。こうなると、秋刀魚ですね。

ちゃんと「さんま」と読んで、佐藤春夫の「秋刀魚の歌」を思い出せば、上々。

詩では『殉情詩集』がお勧めです(ただし「秋刀魚の歌」は入っていません)。

今様・短歌の他に、小説・随筆・評論もたくさん書いた、いかにも文豪。

ひとつくらいは、読んでください。

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スダチと瀬戸の小皿です。

小皿は江戸時代初期でしょうか。黄色地に緑の斑紋が好もしい。

緑は銅の釉薬です。

銅は、焼成法次第で紅にも発色しますが、これについてはまた別の機会に。

鶴見大学文学部日本文学科

2012年8月 8日 (水)

一息いれて【在学生のみなさんへ】

まだ暑い日が続きます。

夏休みの課題が一歩一歩完成に近づく時期でもあります。

存分に取り組み、大きな成果をあげられることでしょう。

(これが皮肉と聞こえるようでは、いけません)

疲れたらちょっと一休み。

定番は、お茶とお菓子です。

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絵唐津の小皿に、薯蕷饅頭「青かえで」を載せました。

老舗の道具屋さんに褒められた器です。

(確かに好もしい皿ですけれど、プロが褒めるほどではないでしょう)

ここから、教訓。

専門家は素人をおだてるのがうまいので、調子に乗ってはいけません!

鶴見大学文学部日本文学科