年の瀬の食い意地【研究室から】
いよいよ今年も大詰め。
皆様にとって良い一年であったことと存じます。
さて、寒くなるとお茶がおいしく、したがってお菓子も欠かせないこの頃。
大福は、新しい餅米の出回る時期が旬なのです。
(今は年中作っていますし、果物を入れた大福もありますが、苦手)
皮の餅も加減が結構難しく、柔らかくきめの細かい仕上げが好まれるようです。
しかし適度な食感と餅本来の素朴な味わいを残すのが良いと思います。
講釈はともかく、まあ御覧ください。なかなかの迫力で、食べ応え十分でした。
ちなみに茶碗は古伊万里、皿は江戸時代前期の黄瀬戸です。
(気取らない大福に合わせ、焙じ茶を淹れました)
では皆様、来年もご贔屓に。
鶴見大学文学部日本文学科研究室