明日は卒業式です
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図書館では、卒業式限定で
「源氏物語扇面貼交屏風」
(げんじものがたり せんめん はりまぜ びょうぶ)
を16時まで展示します
文化元[1804]年制作
解説(PDF)
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エントランスを開放していますので
記念撮影にぜひお越しください
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展示日時:3月14日(火)9:00~16:00
展示会場:図書館1階エントランス
これは昨年の様子
今年も、つるみん・つるたんが
おめかししてお待ちしております
(hh)
貴重書ミニ展示を
1階エントランスで開催中です
第64回鶴見大学図書館貴重書ミニ展示
「日本の夜明け
貴重書・準貴重書からみる明治
学生たちによる展示8」
会期:平成29年1月19日(木)~1月25日(水)
会場:図書館1階エントランス
平日8:50~21:00
土曜8:50~18:00
日曜 閉館
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池田早苗先生担当「書誌学特別演習」の
成果発表となる展示です。
学生さんが解説や展示作業を担当しました
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展示資料
1.『古活字版 伊曽保物語』上・下巻
寛永16[1639]年
2.[参考] The Fables of Æsop and Others, with Designs on Wood, by Thomas Bewick, first edition
(Newcastle: Printed by E. Walker, for T. Bewick ; London: Longman, 1818)
3.仮名垣魯文 『安愚楽鍋、牛店雑談、一名奴論建』 初編
(東京・誠之堂、1871)
4.福澤諭吉、小幡篤次郎 『學問のすゝめ』 初編
([東京]・[福澤諭吉]、1872)
5.Dame Wiggins of Lee, and her Seven Wonderful Cats: A Humorous Tale Written Principally by a Lady of Ninety, ed. with additional verses by John Ruskin, and with new illustrations by Kate Greenaway, first edition
(Orpington, Kent: Allen, 1885)
6.Beatrix Potter, The Tailor of Gloucester, first edition
(London: Warne, 1903)
7.夏目漱石 『虞美人艸』 初版
(東京・春陽堂、1908)
8.夏目漱石『硝子戸の中』 初版
(東京・岩波書店、1916)
9.夏目漱石『吾輩ハ猫デアル』 縮刷28版
(東京・大倉書店、1917)
10.夏目漱石『こころ』 縮刷5版
(東京・岩波書店、1917)
(hh)
第63回貴重書ミニ展示
Darwin
を開催しています
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進化論の最も重要な古典とされている
『種の起源』の著者
チャールズ・ダーウィン。
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彼が影響を受けた祖父
エラズマス・ダーウィンは、
医師、植物学者、科学者、発明家、および詩人として、
フランス革命期に多くの知識人に
多大な影響を与えた知的巨人である。
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進化論に重要なこの二人の著作を展示します。
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『植物園-二部からなる詩』
エラズマス・ダーウィン 1791年
『自然の殿堂ないし社会の起源-詩と哲学的注釈』
エラズマス・ダーウィン 1803年
『種の起源』
チャールズ・ダーウィン 1860年
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【展示期間】
平成28年6月10日(金)~26日(日)
【開館時間】
平日 8:50~21:00
土曜 8:50~18:00
日曜 閉館
※26日(日)は13:00~15:00
【展示場所】
図書館1階新着コーナー横
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ぜひご覧ください
(hh)
図書館では、貴重書ミニ展示をしています。
題して『米庵先生』です
市川三亥(いちかわ みつい)=米庵(べいあん)は、巻菱湖(まき りょうこ)・海星(かいせい もしくは菘翁)とならぶ「幕末の三筆」、唐様の書家と知られています。東京国立博物館などに、自筆の書や著書、関係資料が所蔵されており、展示、図録、文献で紹介されてきました。今回の日本文学科書道履修生による「卒展」に伴い、図書館では、米庵先生に関する資料を展示しています。 ※現在「卒展」は終了しております。
展示期間
平成28年3月11日(金)~3月28日(月)
展示資料
『小山林堂書画文房図録』10巻 小山林堂 須原屋伊八 嘉永7 [1838] 年
『三禄飄談』 市河山禄著 岡倉書房 昭和11 [1936]年
貸出できる『米庵先生』関連本も展示しています。こちらも合わせてご覧ください。
来週月曜日までの展示となります。図書館メインカウンター前にて展示しておりますので、お見逃しのないよう、ぜひ図書館に足をお運びください
アクセス
http://www.tsurumi-u.ac.jp/about/accessmap/
(kt)
今日は、卒業式です
おめでとうございます
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あいにくのお天気ですね…
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図書館では、卒業式限定の
「源氏物語扇面貼交屏風」
(げんじものがたり せんめん はりまぜ びょうぶ)
を16時まで展示しています
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図書館は、閉館のため
通常の利用はできないのですが
エントランスを開放していますので、
記念撮影に、ぜひおいでください
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屏風についての紹介はこちら
(hh)
第61回貴重書ミニ展示
「パラテクストから見える 西洋の世界
学生たちによる展示7」を
開催しています。
この展示は、
〈書誌学特殊講義2〉の
成果発表となるもので、
展示作業と解説を
学生さんが担当しました
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【会期】 平成28年1月21日(木)~1月27日(水)
【会場】 鶴見大学図書館 1階エントランス
【開館時間】
平日 8:50~20:00
土曜 8:50~18:00
日曜 閉館
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はじめに
書誌学特殊講義2担当 池田早苗
鶴見大学図書館に収蔵される西洋古版本の面白さ、興味深さを、ひとり1冊ずつ担当して、自ら捉えて自分の言葉で、展示を見る人々に語っている――今回の展示をひとことで言うなら、このようになるだろうか。
「テクストの社会学」という言葉で語られた書誌学者 D. F. マッケンジーの理論は、21 世紀の私たちに向けて、一層の確かさを見せてくる。テクスト(本文)は、テクストの外側にあって書物を作るもの(パラテクスト)と一体になって存在する。それらがあって、テクストは伝えられる。――これを認識すると、学生たちは目前の貴重書を観察しはじめた。観察して記録する。生まれてはじめて見た貴重書を前にすると、しばし言葉が ないことがある、それをクラスで学んだいくつかの書誌学のことば、キャッチワード、シグニチャー・・・などに目を向け始めることで、それまで見えない、わからないと思っていたものが、本文内容を(ラテン語などで)読めなくとも、見えてくると実感する――何かを「発見」するのかもしれない。疑問点、興味深い点をあげ、図書館の本やインターネットでリサーチする、出てこない時もどのようにリサーチしたか記録する、それを読み返す。意見を一方的に主張する前に、観察し考察する実物――長い歴史・文化・社会をその一冊の書物が包含し示している存在(貴重書)――があることは、それに対峙する者にとってかけがえがないのではないだろうか。そうして語る学生ひとりひとりの言葉に、耳を傾けてくださることを願う。
1 インキュナブラが伝えてくる~製本から見えること~
2 そのランニングタイトルは何を指し示すか?
3 アルドゥス・マヌティウスが『諷刺詩』を出版する上でもたらした影響
4 あぁ 素晴らしき西欧芸術
5 ミルトンの叙事詩『楽園追放』について
6 パラダイスロストの空白
7 『ロビンソン・クルーソー』の歴史的背景と書物の歴史への影響
8 ジョナサン・スウィフトの見ていた物語 『ガリヴァー旅行記』
9 書の芸術と発達
10&11 ケルムスコット・プレスーウィリアム・モリスの目指した理想の書物
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【展示資料】
1.『[聖グレゴリウス1 世による]説教書』(ヴェニス、1493 年)
[Homiliae super Euangeliis], [Gregorius I, the Great Saint Pope]
(Venetijs: Peregrinum de Pasqualibus, 1493)
2.『プリスキアヌス作品集』(ヴェニス:フィリップ・ピンキウ、1495 年)
[Opera: Priscianus; edited by Benedictus Brognolus; partly with
a commentary by Joannes de Aingre](Venetiarum: Philippu Pinciu, 1495)
3.ユウェナリス、ペルシウス『諷刺詩』
(ヴェネチア:アルドゥス・マヌティウス、1501 年)
Ivvenalis; Persivs, [Satyres] (Venetiis: in aedibus Aldi, 1501)
4.『聖書』(パリ: T. ケルヴァー、1534 年)
Biblia sacra: Integrum vtriusqe testamenti corpus cõplectens diligenter recognita &
emendata:(Parisiis: Ex edibus yolãde bonhõme vidue T. Keruer, 1534)
5.ミルトン『楽園追放』(ロンドン:シモンズ、1669 年)
John Milton, Paradise Lost: A Poem in Ten Books(London: Simmons, 1669)
6.ミルトン『楽園追放』第4版 最初の挿絵版 (ロンドン:フレッシャー、1688 年)
John Milton, Paradise Lost, 4th ed., adorn’d with sculptures
[by R. White and M. Burgesse]
(London: Printed by M. Flesher for J. Tonson, 1688)
7.ダニエル・デフォー『ロビンソン・クルーソー』第2 版(ロンドン:ティラー、1719)
Daniel Defoe, The Life and Strange Surprising Adventures of Robinson Crusoe
of York, Mariner, 2nd edn (London: Printed for W. Taylor, 1719)
8.J. スウィフト『ガリヴァー旅行記』初版(ロンドン: モッテ、1726 年)
[J. Swift], Travels into Several Remote Nations of the World: in Four Parts:
by Lemuel Gulliver (London: Motte, 1726)
9.H. N. ハンフリーズ『書の芸術と発達と進歩』(ロンドン:デイズ・アンド・サン、1855 年)
Henry Noel Humphreys, The Origin and Progress of the Art of Writing, 2nd ed.
(London: Day & Son, 1855)
10.『レイナード狐物語』([ハマースミス]:[ケルムスコット・プレス、1893 年])
The History of Reynard the Foxe, trans. from Dutch to English by William Caxton
([Hammersmith]: Kelmscott Press, [1893])
11.『花と葉、愛の神キューピッドの本、郭公と夜啼鳥』F. S. エリス編
([ハマースミス]: [ケルムスコット・プレス、1896 年)
The Floure and the Leafe, and the Boke of Cupide, God of Love, or the Cuckow
and the Nightingale, [ed. by F. S. Ellis] ([Hammersmith]: [Kelmscott Press], [1896])
(hh)
新しい年を迎えました
図書館員一同、今年も学生のみなさんの学習をサポートしてゆきたいと思います
歯学部・歯科衛生科のみなさんは、これからが本番国試に向けてラストスパート頑張ってください
さっそくですが、図書館展示の予告です。
図書館のエントランスで行う展示の予定をお知らせします。
毎年恒例の源氏物語研究所の展示と、学生の成果発表をかねての展示を行う予定です。
今後も詳細が決まりましたらブログにてお知らせしてゆきます。
ぜひとも図書館に足をお運びください
書誌学特殊講義の授業展示
展示期間:1/21(木)~27(水)
テーマ:講義の成果発表
担当教員:池田早苗先生
源氏物語研究所の展示
1月下旬~
テーマ:「源氏物語 飲んだり食べたり」
担当教員:高田信敬教授
※講演会を行います。日程は未定。決まり次第お知らせします。
書道卒業展示とのコラボ展示
展示期間:3/12(土)~3/28(月)
テーマ:未定
担当教員:松本文子教授
kt
第60回貴重書ミニ展示
「古典籍を写す・模す」
「古活字版『寛永行幸記』3種」を
開催しています
2015年12月16日(水)~24日(木)26日(土)
図書館1階エントランス
(鶴見大学文学部ドキュメンテーション学科主催)
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文学部ドキュメンテーション学科
「古写本演習」「古版本演習」
両科目における実地演習の
現時点までの成果発表となる展示です
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受講学生さんが、展示作業と
解説を担当しました
ぜひご覧ください
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展示資料
1 古今和歌集 上帖(~巻十) 鎌倉時代末~南北朝期写 伝津守国冬筆 列帖装1帖
2 古今和歌集 室町時代写 伝兼好筆 列帖装1帖
3 詠歌大概 天正元年(1537)写 里村紹巴筆 列帖装1帖
4 伊勢物語 室町時代後期写 列帖装1帖
5 住吉物語 江戸時代前~中期写 列帖装1帖
6 源氏物語 桐壺 室町時代(享禄2年以前)写 列帖装1帖
7 時代不同歌合絵巻 江戸時代以降写 巻子本2軸
8 伊勢新名所繪哥合 上下 江戸時代以降写 巻子本2軸
9A〔寛永行幸記〕存上巻 〔寛永〕刊 古活字版第2種ロ本 巻子本1軸
9B〔寛永行幸記〕存上巻(首欠)〔寛永〕刊 古活字版第2種イ本 巻子本1軸(※)
9C〔寛永行幸記〕存中巻 〔寛永〕刊 古活字版別種本 巻子装1軸
※ドキュメンテーション学科所蔵
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ごあいさつ
本学文学部ドキュメンテーション学科には、「古写本演習」「古版本演習」という、3年生以上の専門選択科目があります。
これは本学図書館が全国に誇る、和漢洋のさまざまな時代、さまざまな種類の、貴重にして学術的価値の極めて高い古典籍のうち、特に日本の古写本・古版本の実物を、受講生が自らの手で取り扱いながら、書誌調査の方法を実践的に学ぶ、という授業です。
この授業をきっかけに、卒業論文に取り組むという学生さんも、決して少なくありません。
ちなみに、学部生のうちから、このような貴重な古典籍そのものを教材にできる、という大学は、ちょっとほかにはないはずです。
本学科をはじめとする学生の皆さんは、こうした点、どの大学よりも恵まれた環境にいるということを、ぜひとも強く、深く、認識し、関心を持ってもらえればと思います。
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さて、今回は展示の形で、本年度開講中の、両科目における実地演習の、現時点までの成果をお示ししたい、と思います。
両科目は別々の開講ですので、調査・展示対象とする古典籍も自ずと性格が異なってきます。
よってタイトルも別個に2つ付けることにしましたが、ともあれ解題の執筆、展示ケース内のキャプションの執筆、展示箇所の指定、展示作業など、多く受講生が行いました。
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ただ、両科目は現在も進行中であり、受講生自身も初学者で、基礎から学んでいる真っ最中です。
そのため、各自担当の古典籍に対する理解に誤認があったり、解題の内容に不備不足があったり、また文章にぎこちなさがあったり、しているかもしれません。
実際、担当教員からしても、それはちょっと違うかな?と思われる点が、それなりにあります。
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しかし今回は敢えて、よほどの事実誤認でもない限り、教員の判断で加筆修正したり、させたりすることは、極力控えることにしました。
内容に関しても、文章に関しても、です。
署名入りで、自分(達)自身で調べ、考えたことを、不特定多数の方々に知ってもらい、場合によっては批判される、意見をもらう、ということをぜひ体験し、かつ、その体験するところの意味を、展示側の学生さんにも、観覧側の学生さんにも、考えてもらう契機のひとつにでもなれば、と願っています。
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文学部ドキュメンテーション学科
伊倉史人・久保木秀夫
(hh)