貴重書ミニ展示

2015年6月10日 (水)

貴重書ミニ展示「Darwin」開催中です

第59回貴重書ミニ展示

Darwin を

開催しています。

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進化論の最も重要な古典とされている

『種の起源』の著者チャールズ・ダーウィン。

彼が影響を受けた祖父、エラズマス・ダーウィンは、

博物学者であり、医師、詩人でもあった。

進化論に重要なこの二人の著作を展示します。

 

『種の起源』 

 チャールズ・ダーウィン 1860年

『植物園-二部からなる詩』

 エラズマス・ダーウィン 1791年

『自然の殿堂ないし社会の起源-詩と哲学的注釈』

 エラズマス・ダーウィン 1803年

 

【展示期間】 

平成27年6月8日(月)~6月22日(月)

【開館時間】

平日 8:50~20:00

土曜 8:50~18:00

日曜 閉館

【展示場所】 

鶴見大学図書館1階 新着本コーナー横

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ぜひご覧くださいconfident

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2015年5月11日 (月)

卒業生とのコラボ展示を開催中

図書館では、本日より第58回貴重書ミニ展示を開催中ですbookeye

新収資料から鹿島志を展示中です。 平成25 年度文学部ドキュメンテーション学科卒業生の小山田藤子さん卒業論文で『鹿島志』の研究を行いました(『『鹿島名所図会の研究』)。国文学研究資料館や早稲田大学図書館所蔵などの、各版の関係を明らかにしたたいへんな労作でした。この度の『鹿島志』の鶴見大学図書館収蔵を機会に、小山田さんと伊倉教授が一緒に調査及び解題の執筆に当たりました。研究成果をぜひともご覧ください。

展示期間:平成27年5月11日(月)~5月24日(日)

展示場所:鶴見大学図書館メインカウンター前

※5月24日(日)は、オープンキャンパスのため、図書館見学のみ行っています。

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図書館へのアクセスはこちら

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2015年3月12日 (木)

卒業記念展示のご案内

明日3月13日(金)は卒業式ですfuji

卒業記念として、

源氏物語扇面貼交屏風

(げんじものがたり せんめん はりまぜ びょうぶ)

を展示します。

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文化元[1804]年制作

解説(PDF)

 

展示日時:3月13日(金)9:00~16:00

展示会場:図書館エントランス

 

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実際に扇として使われたものが

残っていることは

非常に稀なのだそうですeye

 

年に1日だけの限定展示ですよupup

当日は閉館ですが

エントランスを開放しています。

記念撮影camerascissorsに、ぜひおいでくださいhappy01

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2015年1月14日 (水)

貴重書ミニ展示「挿絵の世界-ミルトンとキャロル」を開催中

第57回貴重書ミニ展示

「挿絵の世界-ミルトンとキャロル 学生たちによる展示のこころみ(6)」を開催しています。

展示期間:1月14日(水)~1月20日(火)

 ※展示期間が間違っていました。21日までではなく、20日までで終了します。

展示場所:図書館1階エントランス

開館時間:平日8:50~20:00(16日はセンター試験のため13:00で閉館します)

日曜・祝日 閉館

「書誌学特殊講義Ⅱ」(池田早苗先生)の学生による展示です。

準貴重書と一般図書も含まれています。

ポスター

2014年12月 2日 (火)

第27回ミニ企画展です。

第27回ミニ展示「書を学ぶための本」を開催していますsign01

2014年12月6日(土)開催の鶴見大学日本文学会秋季大会にあわせた展示です。

日本文学科松本先生が素敵なポスターを作成sign01

また、図書館にある資料も収集してくださいましたhappy02

展示している資料は、大会講演に関する書道字典のいろいろと、講演者である筒井先生の著書を中心に「書」について学ぶための図書と雑誌です。

※講演の内容は、『国文鶴見』49(2015年3月刊)に収載されました。

展示リストはコチラ(pdf

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カウンター前の小さい展示ケースでは、貴重書ミニ展示も行っていますshine

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その他、館内にも728の書架に書道関係の図書もありますので、あわせてぜひご覧ください。

(C.Y.)

2014年10月15日 (水)

「宇野千代書簡」と東郷青児

神奈川新聞「知の遺産II-図書館コレクションから-」にあわせて、貴重書ミニ展示を開催中です。

第6回目は『宇野千代書簡』です。今回が最後の掲載・展示です。

(執筆担当:文学部・日本文学科 片山倫太郎先生)

展示期間:10月14日(火)~10月18日(土)

時間:平日 8:50~20:00、土曜 8:50~18:00

場所:図書館1階 メインカウンター前

貴重書ミニ展示は一般の方もご覧になれます。

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2 小説家・宇野千代が1934(昭和9)年5月19日に、山口嘉夫に宛てた書簡mailto


同居中の画家・東郷青児が留守だったことを詫び、東郷の画会の開催や絵を買ってくれる客の紹介を依頼する内容となっています。
ぜひ宇野千代の自筆をご覧ください。memopencil

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2014年10月 6日 (月)

勅撰和歌集の古典籍と古筆切

神奈川新聞「知の遺産II-図書館コレクションから-」にあわせて、貴重書ミニ展示を開催中です。

第5回目は『古今和歌集』です。

(執筆担当:文学部・ドキュメンテーション学科 久保木先生)

展示期間:10月6日(月)~10月11日(土)

時間:平日 8:50~20:00、土曜 8:50~18:00

場所:図書館1階 メインカウンター前

貴重書ミニ展示は一般の方もご覧になれます。

Photo_3 古今和歌集 伝津守国冬筆 南北朝時代写

勅撰和歌集とは、天皇(上皇・法皇)の命によって撰ばれた和歌選集のことで、10世紀初頭の『古今和歌集』に始まり全21作品(二十一代集)が成立しています。
『古今和歌集』は、醍醐天皇の勅命により編纂され、撰者は紀友則、紀貫之、凡河内躬恒、壬生忠岑の4人と言われています。とても有名な歌人ばかりですねhappy01flair

今回展示しているのは、その一番初めの勅撰集『古今和歌集』"巻第一春歌上"の頁です。
在原元方の「ふるとしに春たちける日よめる」「年のうちに春は来にけりひととせを去年こぞとや言はむ」~
ぜひご覧になってください。

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2014年9月29日 (月)

松平定信編纂の“文化財図録”

神奈川新聞「知の遺産II-図書館コレクションから-」にあわせて、貴重書ミニ展示を開催中です。

第4回目は「集古十種」です。

(執筆担当:文学部・ドキュメンテーション学科 伊倉先生)

展示期間:9月29日(月)~10月4日(土)

時間:平日 8:50~20:00、土曜 8:50~18:00

場所:図書館1階 メインカウンター前

貴重書ミニ展示は一般の方もご覧になれます。

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集古十種とは、幕府老中首座の松平定信が編纂した「文化財図録」です。各地に伝わる古器物、古書画を模刻し、その所在地、材質、寸法、特徴を注記しました。掲載される文化財は1859点に上り、碑銘、鐘銘、兵器、などの十種(全85冊)に分類されています。

今回掲載された頁は、源頼朝が後白河法皇から下賜された鶴岡八幡宮所蔵の国宝「籬菊螺鈿蒔絵硯箱」です。

Shuuko_2_2 今でも鎌倉八幡宮に収められている美しいshine蒔絵の箱shine

現在鎌倉国宝館で展示中ですので、興味のある方はぜひ本物もご覧になってくださいeyeflair

 
「籬菊螺鈿蒔絵硯箱」をご覧になりたい方はこちらhappy02

国宝 鶴岡八幡宮古神宝(鎌倉国宝館)

(kt)

 

 

2014年9月22日 (月)

西洋医学導入に結実「Ontleedkundige tafelen」

2014年9月8日~10月13日の、毎週月曜に掲載中(全6回)の

神奈川新聞「知の遺産II-図書館コレクションから-」にあわせて、貴重書ミニ展示を開催中です。

第3回目は、「Ontleedkundige tafelen」(通称ターヘル・アナトミア)1734年、アムステルダム版です。

解剖学者のクルムスが著した「Anatomische Tabellen(解剖図)」1732年第3版・1722年初版を、オランダ人医師のディクテンが蘭語に訳したもので、あの有名な「解体新書」の原本となった本ですhappy02flairshine

(執筆担当:歯学部解剖・組織学 佐藤哲二先生)

展示期間:9月22日(月)~9月27日(土)

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当館所蔵のターヘル・アナトミアは、蛇皮で装丁されているのも見どころのひとつとなっていますbookeye

Kaitaishinsho_02516342解体新書 1774年刊 同時展示を行っていますhappy02scissorsshine

時間:平日 8:50~20:00、土曜 8:50~18:00

場所:図書館1階 メインカウンター前

 

貴重書ミニ展示は、一般の方もご覧になれます。

ぜひ、図書館に足をお運びくださいmaple

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2014年9月16日 (火)

反物目利の「本方切本帳」

2014年9月8日~10月13日の、毎週月曜に掲載中(全6回)の

神奈川新聞「知の遺産II-図書館コレクションから-」

にあわせて、貴重書ミニ展示を開催中です。

第2回目は、「本方切本帳」hairsalon

(担当:文学部文化財学科 石田先生)

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展示期間:9月16日(火)~9月20日(土)

 

鎖国体制下の日本で、唐船・オランダ船が長崎に持ち渡った輸入品は

日本側の役人である目利(めきき)によって鑑定・評価され、

国内市場にもたらされました。

 

輸入反物に関しては、反物目利と呼ばれる役人によって

反物の裂を貼り込んだ切本帳と称する史料が作成されていますpencil

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嘉永2年(1849年)に長崎港に入津した唐船が持ち渡った反物の切本帳です。

貼ってある裂は、もちろん当時のもの。

とっても色鮮やかですよshine

 

時間:平日 8:50~20:00、土曜 8:50~18:00

場所:図書館1階 メインカウンター前

 

貴重書ミニ展示は、一般の方もご覧になれます。

ぜひお出かけくださいtrain

(hh)