今回も新着図書はお休み
です。
次に新着が出てくるのは、4月中旬
ぐらいかな。
今少し
お待ちください。
・・・で、終わるのもさみしいので、
また、tam
の個人的なおすすめ本を紹介しましょう
先週ご紹介したのは、
この1、2年でtam
が読んだ中からご紹介しましたが、
今回は・・・・こちらの図書からご紹介。
『後宮小説 / 酒見賢一著』
酒見賢一は、中国を舞台とした小説を書かれていますが、
本書は中国風の架空の国(素乾国)
を舞台にしています。
天真爛漫な少女
が主人公で、
素乾国の新皇帝の宮女募集に応募して・・・
tam
はずいぶん以前に読んだのですが、
とてもおもしろく、夢中になって読んだ記憶があります。
第1回(1989年)の日本ファンタジーノベル大賞
を受賞している作品です。
日本ファンタジーノベル大賞は、
25回の2013年で休止になりましたが、
過去、人気の作家さんが多く受賞されています。
『楽園 / 鈴木光司著』(第2回(1990年)大賞)
『しゃばけ / 畠中恵著』(第13回(2001年)優秀賞)
『太陽の塔 / 森見登美彦著』(第15回(2003年)大賞)
『僕僕先生 / 仁木英之著』(第18回(2006年)大賞)
などなど。
日本ファンタジーノベル大賞つながりで、
『安徳天皇漂海記 / 宇月原晴明著』
日本ファンタジーノベル大賞を受賞
したのは別の作品ですが、
残念ながら
、本学図書館には所蔵していません。
さて、どこかで聞いたことのあるタイトルだと思った、あなた。
それは、
澁澤龍彦の遺作
『高丘親王航海記 / 澁澤龍彦著』
ではないでしょうか。
どちらも幻想小説、または歴史ファンタジー
といえる作品です。
タイトルからもわかるように、
先行の『高丘親王航海記』
を意識された作品ではありますが、
『高丘親王』とは違った幻想の世界へ誘ってくれます。
この『安徳天皇漂海記』
は、
2006年に、第19回山本周五郎賞を受賞されています。
tam
は、両作品とも大好きな作品です。
山本周五郎賞作品つながりで、
『白い薔薇の淵まで / 中山可穂著』
をご紹介。
こちらは14回(2002年)の山本周五郎賞を受賞
されています。
いわゆるというか、まぎれもなく恋愛小説
です。
この作品、人を選ぶとは思いますが、おすすめします。
中山可穂は決して作品を量産するタイプではありませんが、
デビュー以来、愛・恋愛
をテーマにした作品を生み出しています。
本学図書館で所蔵
している中山可穂の小説は、この1冊のみです。
ということで、
小説ばかり3冊、ご紹介しました
他にもご紹介したいものもありましたが、時間切れ
ということで。
さて、今回でtam
は担当を外れることになりましたので、
次回以降は別の担当者
が更新します。
ご期待ください。
(tam
)