本年度の日本文学会春季大会は、以下の通り開催されます。
日時:平成24年7月14日(土)午後2時~
会場:鶴見大学5号館2階(5-201教室)
研究発表:佐久間 兼人(大学院博士前期課程)
「眠れる美女」論ー第五夜の江口の行方ー
講演: 片山 倫太郎(本学教授)
川端康成 官能の原点と再帰
お誘いあわせてお越しください。懇親会も予定しております。
縁結びのお社で見かけました。
よーくご覧ください。向かって右側のイチョウが逃げています。
左側の木が追いかける形。
その2本を強引にしめ縄で結びつけて、なるほど「縁結び」。
相思相愛のみが「縁」なのではない、とは、深遠な!
川端康成から、妙なことを連想しました。
春らしい陽気は心浮き立つものですが、花粉のせいで、くしゃみや涙目。
世の中、単純ではありません。
暖かな日差しに誘われ、鼻水にもめげず、ちょっと遠出をしました。
そこで見かけたのが、「善寧児先生」を讃える碑。
「善寧児」をすぐに「ジェンナー」と読めた人は、偉い。
勿論、天然痘予防に大功績のあった、イギリス人E.ジェンナーです。
種痘によって病を逃れた人々が建立しました。
すぐ近くに、天然理心流第2代近藤三助の碑もあります。
(天然理心流第4代は、言わずと知れた近藤勇!)
新撰組につながる剣客と英国の医者が、仲よく隣同士です。
歴史の多様性・豊穣さは、かくの如し。
図式や流行の言葉で割り切ることの浅はかさを、実感。