貴重書展

2023年7月31日 (月)

貴重書展「中世の歌業―勅撰集、実朝、百人一首」

貴重書展「中世の歌業―勅撰集、実朝、百人一首」を開催しています。

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8月25日(金)まで。

開館時間は、月~金曜 8時50分~18時です。

(7月31日、8月1日・2日は21時まで)

土曜・日曜・祝日・8月14日~18日は休館です。

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入場無料です。

学外の方は、入館時にゲート横の呼び出しボタンを押してください。

展示解題など詳細はこちらから


ポータルサイト「これつる~日日是つるみ~」で記事を掲載していただきましたhappy01

鶴見大学図書館 『新古今和歌集』や『百人一首』 鎌倉時代などの貴重書20点展示 25日まで「中世の歌業」テーマに貴重書展

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2023年2月21日 (火)

卒業記念展示のご案内

3月14日(火)の卒業式・修了式に合わせて

「源氏物語扇面貼交屏風」を展示します。

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年に1度の限定展示ですfuji

学外の方もご覧になれますので、ぜひご来場ください。

日時:2023年3月14日(火)10時~16時

場所:鶴見大学図書館エントランスホール

(入場無料。当日は貴重書展も16時に終了します)

【屏風について】詳しくは過去記事をご覧ください。

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2023年2月20日 (月)

貴重書展「源氏物語の古注釈」

貴重書展「源氏物語の古注釈」を開催しています。

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【展示資料画像】

※斜めまたは写り込みあり。また、解題とは順番が違う場合があります。

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展示期間は3月18日(土)まで。

貴重書展終了後、担当教員による各資料のミニ解説動画をアップする予定ですkaraoke

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展示についての詳細はこちら

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2023年2月10日 (金)

貴重書展「源氏物語の古注釈」を開催します

*展示資料などの詳細は決まり次第お知らせいたします。

第157回 鶴見大学図書館 源氏物語研究所 貴重書展

源氏物語の古注釈

【期間】 2023年2月20日(月曜日)~3月18日(土曜日)

【会場】鶴見大学図書館 エントランスホール

【開館時間】 

2月20日~3月4日: 月~金曜 8時50分~21時/土曜 8時50分~18時

3月6日~3月18日: 月~金曜 8時50分~18時/土曜 8時50分~12時30分

3月14日(火曜日): 10時~16時

日曜・祝日: 休館

入場無料。学外の方も展示をご覧になれます。入館時はカウンターにお声がけください。入口のゲート横に呼び出しボタンがあります。

開館時間が変更となる場合がありますので、ご来館の際は図書館ホームページをご確認ください。

アクセス・開館カレンダーなどはこちら

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2022年10月 5日 (水)

貴重書展「出島と唐人屋敷―その景観と貿易―」を開催します

第156回鶴見大学図書館貴重書展「出島と唐人屋敷―その景観と貿易―」を開催します。

いわゆる鎖国体制下において、長崎は海外-オランダ・中国(唐)-に対して公に開かれていた江戸幕府の直轄都市でした。この長崎を舞台として展開したオランダ船貿易と唐船貿易は、物の取引だけでなく人や情報・学問などの交流を生みました。近世日本において長崎は他所にはみられない異国情緒ただよう国際貿易都市でした。オランダ人に対しては出島が、中国人(唐人)に対しては唐人屋敷が居留地としての役割を果たしました。

鶴見大学図書館では、30年以上にわたって長崎貿易をテーマとして古文書・地図・絵図・絵画などを収集してまいりました。展示スペースの関係上、すべて展示することはできませんが、今回「出島と唐人屋敷―その景観と貿易―」と題して収集品の中から厳選し紹介します。

(石田千尋/本学名誉教授)

【展示資料】

I.景観

  • 1.肥州長﨑圖 安永7年(1778) 大畠文次右衛門板 1舗 67.2×90.5cm
  • 2.出嶋阿蘭陀屋舗景 安永9年(1780) 冨嶋屋文治右衛門板 1枚 41.7×56.8cm
  • 3.唐人屋舗景 安永9年(1780) 豊嶋屋文治右衛門板 1枚 43.8×57.5cm
  • 4.〔長崎諸役所絵図〕所収出島図・新地荷物蔵図・唐人屋敷図 安永期(1772~1781) 折本1帖 25.4×10.9cm
  • 5.モンタヌス『オランダ東インド会社日本遣使録』 (アムステルダム、1669) 所収出島図 1枚 30.7×36.8cm
  • 6.長崎唐人屋舗絵圖 幕末期 1舗 37.8×79.4cm
  • 7.ライデン門・マイデン門図 安永期(1772~1781) 1軸 69.3×51.5cm
  • 8.長崎港図 江戸時代後期 文錦堂板 1枚 31.6×45.0cm
  • 9.長崎土産 磯野信春著・画 弘化4年(1847)刊 大和屋板 1巻1冊 23.0×15.7cm
  • 10.阿蘭陀船圖 江戸時代後期 文錦堂板 1枚 32.3×22.5cm
  • 11.瓊浦港碇泊之圖 半山直水画 幕末期 1枚 48.8×33.5cm
  • 12-1,2.清俗紀聞 中川忠英監修 寛政11年(1799)刊 13巻6冊 26.2×18.3cm
  • 13.開道入寺之図 江戸時代後期 1枚 22.5×30.8cm

II.貿易

II-<1>オランダ船貿易品

  • 14.〔辰紅毛船持渡端物切本帳〕 〔天保3年(1832)〕 1冊 13.5×38.6cm
  • 15.〔反物寄〕 〔文化元年(1804)~万延元年(1860)〕 1冊 15.5×22.8cm
  • 16.丑紅毛船脇荷物一二三四五六七八番部屋見帳 〔文化14年(1817)〕 1冊 12.3×17.0cm
  • 17.物類品隲 平賀源内編著 宝暦13年(1763)刊 松籟館蔵板 本文4巻・図絵1巻・附録1巻、計6巻6冊 27.0×18.3cm
  • 18.辰紅毛脇荷物壱番ゟ拾四番部屋見帳 〔文政3年(1820)〕 1冊 12.3×16.5cm
  • 19.一角纂考 木村蒹葭堂著 寛政7年(1795)刊 浪華蒹葭堂蔵板 2巻1冊 26.0×18.0cm
  • 20.丑阿蘭陀船脇荷品代り落札帳嘉永六丑四番割 嘉永6年(1853) 1冊 12.3×17.3cm
  • 21.紅毛雑話 森島中良著 天明7年(1787)刊 5巻5冊 22.6×15.7cm
  • 22.大隅源助引札 江戸時代後期 1枚 33.3×48.1cm

II-<2>唐船貿易品

  • 23.※唐方反物切本 文政11年(1828)1月 1冊 26.9×19.2cm
  • 24.唐方端物寄 従文政七申年至同十二丑年 文政12年(1829) 1冊 9.4×19.7cm
  • 25.嘉永六年丑壹番割唐方銀札寄 嘉永6年(1853) 1冊 13.3×38.2cm
  • 26.唐方銀札寄 従嘉永六丑年至安政三辰年安政3年(1856) 1冊 9.2×18.9cm
  • 27.六物新志 大槻玄沢訳考 杉田伯元校訂 天明6年(1786)序 浪華蒹葭堂蔵板 2巻2冊 26.1×17.9cm
  • 28.鮫皮精義 稲葉通龍著 天明5年(1785) 2巻2冊 22.2×15.4cm
  • 29.装劍奇賞 稲葉通龍著 天明元年(1781) 芝翠館蔵板 7巻7冊 22.8×16.2cm

※=文化財学科所蔵

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会期 : 2022年10月8日(土曜日)~11月5日(土曜日)

会場 : 鶴見大学図書館 1階エントランス

​開館時間 :

平日 : 8時50分~21時

土曜日 : 8時50分~18時

日曜・祝日 : 休館

※10月10日(月曜祝日・授業実施日)は開館 : 8時50分~21時

※10月16日(日曜日・学園祭開催期間)は開館(展示のみ) : 10時~16時

入場無料。学外の方も展示をご覧になれます。入館時はカウンターへお声がけください(ゲートに呼び出しボタンがあります)。

開館時間は変更になる場合がありますので、来館前にホームページをご確認ください。

10月20日(木曜日)15時~16時に、担当の石田先生が展示の解説をします。参加の申し込みは不要です。直接会場へお越しください。

展示解題はこちら [PDFファイル/818KB]

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【関連】

貴重書展「出島と唐人屋敷―その景観と貿易―」を開催します【10月8日(土曜日)~11月5日(土曜日)】

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2022年3月 2日 (水)

卒業記念展示のご案内

3月14日(月曜日)に、源氏物語扇面貼交屏風を展示します。

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年に1日だけのshine限定shine展示です。

卒業生・修了生のみなさんは、記念撮影にぜひお越しください。

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文化元年[1804]制作 解説 由来書き

【日時】2022年3月14日(月曜日)10時~16時

【場所】図書館エントランスfuji

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当日は貴重書展の最終日でもあります。

学外の方も入場できますので、今回は屏風も一緒にご覧になれるチャンスですsmile

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貴重書展についての詳細はこちら

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2022年2月14日 (月)

第155回貴重書展「歌仙と物語――共鳴する和歌と源氏物語の世界」

第155回貴重書展「歌仙と物語――共鳴する和歌と源氏物語の世界」を開催しています。

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第155回 鶴見大学図書館 源氏物語研究所 貴重書展

「歌仙と物語――共鳴する和歌と源氏物語の世界」

【期間】2022年2月14日(月曜日)~3月14日(月曜日)

【会場】鶴見大学図書館 1階エントランス

​【開館時間】

2月14日~3月5日:平日 8時50分~21時/土曜日 8時50分~18時

3月7日~3月12日:平日 8時50分~18時/土曜日 8時50分~12時30分

3月14日(月曜日):8時50分~16時

日曜・祝日:休館

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入場無料。学外の方も展示をご覧になれます。入館時は総合カウンターにお立ち寄りいただき、展示会場の入館記録カードにご記入をお願いいたします。2022155kityoushoten726x1024

詳細はこちら (図書館ホームページお知らせ)

展示解題第1版(PDF)

ポスター(PDF)

源氏物語研究所Twitter @TsurumiGenjiken

アクセス 

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2020年3月14日 (土)

貴重書展示の延期のお知らせ

新型コロナウイルス対策として、当初企画しておりました以下2つの展示を延期しております。
開催日程が決まりましたら再度、図書館HP及びブログにてお知らせいたします。

①貴重書ミニ展示
「碩学の眼―岩佐美代子先生景慕―」

②鶴見れきぶん祭コラボ企画 鶴見歴史資料展示

来場を予定されていた皆様には大変申し訳ございませんが、来場者の皆様の安全を考慮したうえでの決定ですので、何卒ご理解の程よろしくお願いいたします。

2020年1月16日 (木)

貴重書展 源氏物語の「競ひ」開催中

第154回貴重書展

源氏物語の「競(きほ)ひ」

[開催会期] 2020年1月15日(水)~2月15日(土)
[展示会場] 鶴見大学図書館 1階 エントランス

講演会・ギャラリートーク
「木枯らしに吹きあはす笛の音ー「雨夜の品定め」の和歌解釈ー」
[開催日時]2020年2月15日 13時~14時
[会  場]図書館 B1F ホール
[講  師]田口暢之(本学文学部講師)


この展示は、古版本演習・古写本演習を履修した文学部3・4年生及び大学院生、源氏物語研究所の共同企画となっており、学生が半期かけて受けた講義の成果発表の場となっております。各資料の解説の作成および、展示作業も学生自らが行いました。
今年は東京オリンピック・パラリンピックが行われる年。それに合わせて源氏物語の中のさまざまな‟競い”の場面を展示しています。貴族たちの趣向を凝らした‟競ひ”をご覧ください。
また、本学講師による講演会・ギャラリートークも予定しております。
展示・講演会ともに入場無料・事前申込不要となっております。
お近くにお越しの際にはぜひ足をお運びください。

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Img_9786flair展示はどなたでもご覧になれます。入館ゲート横に呼び出しボタンがありますので、カウンターにて「展示をみにきた」とお伝えください。

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駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。
JR鶴見駅西口下車徒歩5分
京急鶴見駅下車徒歩7分Qr_code1550735804_3(kt) cat

2019年10月21日 (月)

講演会・ギャラリートークが終了しました

10月5日土曜日、第153回貴重書展の講演会・ギャラリートークが開催されました。
たくさんの方にお越しいただきました事を御礼申し上げます。
当日は西間木真氏・菅野素子氏による講演及び附属中学校高等学校アンサンブルクレイン部による合唱も行われ、大いに盛り上がりました。
講演会の風景をご紹介します。
学長挨拶に続き、西間木真氏(東京藝術大学音楽学部准教授)の「羊皮紙片に記された祈りの歌~鶴見大学図書館新収貴重資料から~」が始まりました。

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画面に映しだされる羊皮紙はとても美しく、さらに今回展示している本学所蔵零葉と、慶応義塾大学図書館所蔵零葉、国立西洋美術館所蔵零葉が同じ本から切り取られた姉妹葉である事が発表されました。
手書きの文字から当時の人々の熱い思いが伝わってくるかのようです。

20191011_184820_2 今後の研究が楽しみです。

ここで、アンサンブルクレイン部による展示資料のネウマ譜を実際に歌い上げてもらいました。

数百年前に歌われていたであろうミサ曲がホール内に響き渡りました。

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Img_1191とても優しい旋律、美しい歌声に聴き入りました。

20191005_144946休憩時間には動物の姿の形をした羊皮紙を実際に触る事もできました。参加者のみなさんも初めて触る方も多く、質問は尽きませんでした。

続いて、菅野素子氏(本学文学部准教授)の「英語の詩集にみるヨーロッパとその伝統」です。

Img_9008印刷技術が発明された頃は、いかに手書き写本に近い形で印刷できるかが追及されており、初期印刷本は写本にならって各章の最初を赤字で印刷していました。印刷本は写本のコピーであるにもかかわらず、写本になろうとしていました。
英国の旅先での現代の活版印刷を見学した時の実際に活字を組んでいる工房の様子も紹介されました。
写本からはじまり印刷本が登場するころに出版されたイギリス文学の有名な本として、『アーサー王の死』があります。

20191008_140934今回展示されているトマス・マロリー著『アーサー王の死』は、世界三大美書を印刷したアッシェンデンプレス刊行で、各章の最初を赤と空色を交互に使用してリズム感を出しており、すっきりとした活字が印象的です。

英国の詩は、その文学的な伝統と理想をギリシア・ローマの古典文学に求めつつ、英語の詩としての独自性も追求してきました。そして、それらは写本ではなく、印刷本として流布しました。ミルトン『失楽園』、アレクサンダー・ポープ『髪盗人』~ワーズワース『序曲』、バイロン『ドン・ジュアン』~ロバート・ブラウニング~ケルムスコットプレス等たくさんの詩が解説されました。
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Img_8927今回展示した詩集の多くは、写本ではなく、印刷本として流布しました。けれども、19世紀後半のケルムズコット・プレスのように、中世の写本に理想を見出す印刷所も登場して、「美しい」書物の基準を中世に求める動きは続きました。

Img_1217そして再びアンサンブルクレイン部の登場です。今度は『The Honour of a London Prentice 』『Auld Lang Syne』の2曲を披露しました。前者は展示中のトマス・リットスン編『イギリス歌謡選集』に収録されたもので、日本では歌われたことがないであろうイギリスの古いバラッド(おそらく16世紀)です。後者はロバート・バーンズ作のスコットランド民謡ですが、今では忘れられた「蛍の光」原曲です。この「埋もれた」民謡を再現するため、部員の皆さんは18世紀の古い譜面で練習して歌ってくれました!普段、アンサンブルクレイン部は英語の歌詞を歌うことがなく、とても緊張したようです。でもたくさん練習した甲斐があり、素晴らしい歌声となりました。
観客席からはアンコール!の声も上がり、普段発声練習で行っている「あくび」も披露!こちらはあまりにも可愛らしく、先の2曲とはまた違った魅力でした!
この後のギャラリートークでは、展示資料を前に質問や感想が寄せられました。
西間木先生、菅野先生、アンサンブルクレイン部のみなさん、ありがとうございました。
(kt)cat