2013年10月 8日 (火)

ミュージアム都留に当館所蔵資料の貸出をしました

都留市博物館”ミュージアム都留”にて、『甲斐絹(かいき)展-甲斐絹と歩んだ都留の歴史と文化-』が開催されていますhappy01

この特別展で、当館所蔵資料、「御用御誂切本(ごようおんあつらえきれほん)」文政7-天保7(1824-1836)[製作]が展示されています。

004(左側の海黄(かいき)が一枚貼られている資料が、当館所蔵の「御用御誂切本」です。小さい布ですが、重要な資料なのですnote)  ※海黄と甲斐絹は、表記が違うだけで、同じ絹織物を意味します。

現在、山梨県では、第28回 国民文化祭・やまなし2013が開催されており、その一環としての特別展となっていますup

本来、博物館や美術館内での撮影は禁止ですが、今回は特別に、館内の様子を撮影していただきましたのでご紹介しますshinehappy02

写真はすべて、ミュージアム都留学芸員知念浩生さんからご提供いただきましたflaircamera

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007(八百屋お七の再現着物だそうですlovely美しいですねheart02
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この画像を見て、実物を見てみたい!と思った方は、ぜひ、ミュージアム都留へ足をお運びくださいbusbusbusdash

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第28回 国民文化祭・やまなし2013 URL

http://yamanashi-kokubunsai.jp/tsuite/index.html

ミュージアム都留 HP

http://www.city.tsuru.yamanashi.jp/forms/info/info.aspx?info_id=5976

(kt)

2013年10月 7日 (月)

特別講演会にご来場いただき、ありがとうございました

10月5日(土)、第135回貴重書展『風格の古筆手鑑 深奥なる古筆切』特別講演会が開催されましたshineflair

当日は、小雨の降り続くあいにくの天気となってしまいましたが、93名という多くの方にご来場いただきました。この講演会のPRにご協力いただきました皆様のお力で、たくさんの方にご来場いただけたと感謝しております。重ねて御礼申し上げます。

さて、講演会はといいますと・・・

久保木准教授新収古筆手鑑の紹介-『新古今集』新出異本歌の断簡を中心に-から始りました。

スクリーンに大きく映し出された古筆切(断簡)について、丁寧に、そして熱く語られましたshine

来場者のみなさんも、画面の古筆切に夢中な様子eye

※古筆切とは、古写本を主に観賞用に分割したもの・古筆手鑑とは、古筆切・短冊・色紙などを数多く貼り集めたアルバム

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続いて、中川教授『新古今集』新出異本歌の意義-配列と解釈の検討というテーマで始まり、作者の経歴や、歌の解釈を中心に講演が行われました。

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どちらの先生も、観客をぐいぐいと引き込む話術の持ち主ですので、1時間30分という講演時間はあっという間に過ぎてしまいました。研究者の方はもちろん、新聞をご覧になりご来場された方々も、とても楽しそうに過ごされていました。

質疑応答も活発な意見交換の場となり大変盛り上がったのですが、時間の関係上3名の方のみということで、閉会となりました。

閉会後は、久保木准教授による、展示会場でのギャラリートークが行われ、こちらもたくさんの方にご来場いただきました。

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upwardright当日限定展示の解説中eyeflair

 

次回の講演会は、来年1月下旬に源氏物語関係をテーマに予定しています。

図書館のホームページやブログにてお知らせしますので、またぜひお越しください。

多くの方のご来場をお待ちしておりますwink

なお、第135回貴重書展『風格の古筆手鑑 深奥なる古筆切』10月27日まで開催しておりますので、お近くにお越しの際にはぜひお立ち寄りください。


(kt)

 

2013年10月 4日 (金)

第135回貴重書展 「新収資料展 風格の古筆手鑑、深奥なる古筆切」 開催中

鶴見大学図書館エントランスホールにて、本日より10月27日(日)まで、

鶴見大学創立50周年・鶴見大学短期大学部創立60周年記念
第135回鶴見大学図書館貴重書展
「新収資料展 風格の古筆手鑑、深奥なる古筆切」を開催いたします。

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展示前のここ数日は、古筆手鑑に収められた新古今和歌集、未知の一首について、マスコミ各社より多数の取材・報道が行われたこともあり、展示開始初日より、学外の方も多数見学に訪れました。

過去記事:報道各社のニュースサイトで取り上げられました

また、明日、10月5日(土)には、日本文学科の中川教授、ドキュメンテーション学科の久保木准教授による特別講演を行います。

どうぞ、お気軽に会場へ足をお運びください。 

展示の詳細や講演会については、こちらをご覧ください。過去記事:第135回 鶴見大学貴重書展解題が完成しました。

※第6回図書館ミニ企画展「古筆切ってなに?」を10月27日(日)まで同会場で開催しています。古筆切れについての入門書や展示解題の参考文献として取り上げられた本も展示しています。

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もちろん、本学関係者や利用者カードをお持ちの方は貸出できます。こちらもよろしくお願いします。

[S.S]

 

報道各社のニュースサイトで取り上げられました

今日は、タウンニュースの取材がありましたpencil

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第135回貴重書展「新収資料展 風格の古筆手鑑、深奥なる古筆切」を開催中です。

展示品の古筆手鑑について、共同通信ほか報道各社ニュースサイトでも取り上げられましたので、いくつかご紹介しますhappy02

新古今、未知の一首発見 鶴見大が公開 (日本経済新聞)

http://s.nikkei.com/1fMYr2H

新古今和歌集、未知の一首を発見 横浜・鶴見大、27日まで公開 (MSN産経ニュース)

http://sankei.jp.msn.com/life/news/131004/art13100414050001-n1.htm

新古今、未知の一首発見 横浜・鶴見大、きょう公開 (47NEWS(よんななニュース))

http://www.47news.jp/news/2013/10/post_20131004054948.html

そして明日10/5には特別講演会がおこなわれますeye

14:00~15:30、会場は記念館3階の第4講堂です。

講演の後に、展示会場(図書館エントランス)で展示品についての解説もありますよsecret

ぜひご来場くださいtraindash

詳細はこちら

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2013年10月 3日 (木)

朝日新聞で紹介されました

昨日は、朝日新聞の記者さんが古筆手鑑の取材に訪れましたeye

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今回も先生方に解説していただきましたhappy01

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本日付(10/3)の朝日新聞夕刊10面に、この古筆手鑑の『新古今集』についての記事が掲載されていますので、ぜひご覧くださいhappy02

さて、明日10/4からは第135回貴重書展「新収資料展 風格の古筆手鑑、深奥なる古筆切」が開催されますsign01

実はすでにエントランスに展示されていますsecret

貴重書展(10/4~10/27)と特別講演会(10/5)の詳細はこちら(しつこくお知らせしております)

ご来場お待ちしていますtraindash

(hh)

2013年10月 2日 (水)

古筆手鑑の紹介記事(読売新聞)

本日付(10/2)の読売新聞35面に、古筆手鑑の『新古今集』新出異本歌についての記事が掲載されていますpen

ぜひご覧くださいhappy01

この古筆手鑑が展示される、貴重書展(10/4~10/27)と特別講演会(10/5)の詳細はこちら

(hh)

2013年10月 1日 (火)

読売新聞の取材がありました

読売新聞の記者さんが古筆手鑑の取材に訪れましたpencil

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先生方に解説していただきました。ありがとうございますhappy01

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そして、この古筆手鑑も展示される第135回貴重書展「新収資料展 風格の古筆手鑑、深奥なる古筆切」は、いよいよ今週の10月4日(金)より開催ですhappy02

10月5日(土)の特別講演会にも、ぜひご来場くださいtraindash

展示・講演会の詳細はこちら

(hh)

2013年9月26日 (木)

第135回 鶴見大学貴重書展解題が完成しました。

かねてからのご案内しておりますとおり、2013年10月4日(金)より、

鶴見大学創立50周年・鶴見大学短期大学部創立60周年記念
第135回鶴見大学図書館貴重書展
「新収資料展 風格の古筆手鑑、深奥なる古筆切」
開催いたします。

さてこのたび、開催に先立ち、展示解題が完成しましたので、一足早くお目にかけます。

こちら↓からダウンロードしてご覧下さい。
(※)鶴見大学図書館2013古筆手鑑展解題ver.4をダウンロード

135kityousyo_kaidai展示解題という性格上、また枚数その他の都合上、図版はほとんど入っておらず、文字ばかり(しかも長い)という、やや味気ないものではあります。
が、ぜひともお読みになって、少しでもご興味を持たれましたら、ぜひとも期間
中、本学図書館へ足をお運び下さい。

お、以下の詳細にも記しますとおり、10月5日(土)には、日本文学科の中川教授、ドキュメンテーション学科の久保木准教授による特別講演も予 定しております。

その際ですが、当日の午後限定という形で、展示リスト掲載分以外の、特別陳列を行うことが決まりました!
本展示に直接関わる、古筆切の逸品数点を、講演会のこの日に限ってご覧いただけます。
いずれも完全初公開です。新出資料も含まれていますので、こちらもお楽しみになさって下さい。

※貴重書展示のポスターについては、こちらをご覧ください。「第135回貴重書展ポスターが完成しました。

 

貴重書展・特別講演会情報

◆貴重書展
・展示タイトル
鶴見大学創立50周年・鶴見大学短期大学部創立60周年記念
第135回鶴見大学図書館貴重書展
「新収資料展 風格の古筆手鑑、深奥なる古筆切」

・場所 鶴見大学図書館 1Fエントランス
・会期 2013年10月4日(金)~10月27日(日)
・開館時間 平日8:50~20:00 土曜8:50~18:00 日曜・祝日閉館
ただし、紫雲祭期間中の10月27日(日)は展示のみ行います(9:00~17:30)。

・展示紹介
「古筆手鑑(こひつてかがみ)とは、古写本の断簡である古筆切(こひつぎれ)や、短冊などを貼り集めたアルバムです。江戸時代に作られた古筆手 鑑1帖 が、このたび本学図書館に収蔵されました。新出資料を含む逸品中の逸品ですのでお披露目展示を行います。併せて関連する古筆切も出品します。」
・展示品 「古筆手鑑・伝平業兼筆春日切(師輔集)・伝寂然筆村雲切(貫之集)など」

◆特別講演会
・日時 2013年10月5日(土) 14:00~15:30
・会場 記念館3F 第4講堂

・講師 久保木 秀夫(本学文学部准教授)
「新収古筆手鑑の紹介―『新古今集』新出異本歌の断簡を中心に―」

・講師 中川 博夫(本学文学部教授)
「『新古今集』新出異本歌の意義」

※事前申し込み不要、当日参加可・参加費無料

◆共催
・鶴見大学日本文学学会・鶴見大学ドキュメンテーション学会

[S.S]

2013年9月25日 (水)

ミニ企画展 第4回を開催中!

現在空の本を展示中ですhappy01

展示期間は、9月21日(土)~9月28日(土)までの、短~い一週間となりますflair20130925_163626
今年は異常気象続きshock

台風thunder竜巻typhoonゲリラ豪雨rain大洪水wave

この先どうなってしまうのかしらweep

先日、星空を観に地方へでかけましたが、あえなく台風が襲来crying

そんな思いから、空に関する様々な本を集めました。

短期間でのミニ企画展となりますが、さっそく貸出もありましたので、ぜひご覧くださいsmileshine

展示期間:9月21日(土)~9月28日(土)

展示場所:図書館1階エントランス

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2013年9月18日 (水)

小学生が図書館見学!その2

本学の学生災害ボランティアチームが震災直後から活動を行っている、宮城県気仙沼市の大谷小学校の6年生が、修学旅行の一環として、大学を訪問してくれました。彼らが訪れたのは、9月12日。青空の秋晴れに恵まれました。この企画は昨年に続き、2回目となります。

今年も39名の児童が図書館を見学し、鎌倉考古学研究所の松吉先生から、鎌倉の歴史や、苗字の由来の話を聞き、展示されている資料を見て回りました。特に苗字の話は盛り上がり、質問する子どもたちもいて、楽しい雰囲気になりましたhappy02flair

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この日は、修学旅行2日目。朝4:30に起床して坐禅や作務の見学を行いました。その後の大学見学でしたので、お昼近くの図書館見学では、眠たそうな目をした子どもたちもたくさんいました。そんな中、貴重な資料を前に夢中になる子どもたちもいて、とても良い経験になったのではないかと思います。展示担当としては、何かひとつでも心に残ってもらえれば・・・と思いますwinkheart02

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今年も図書館メインフロアーには、大谷小学校からの大漁旗が掲げてあります。

期間限定の展示となりますので、図書館にお越しの際には、ぜひ足を止めて見上げてください。

子どもたちの力強い文字がたくさん描かれていますshine

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(kt)